東京ミッドタウン八重洲がグランドオープン! 仕事終わりでも楽しめるプランをご紹介
「東京ミッドタウン八重洲」が2023年3月10日(金)にグランドオープン! 各線東京駅八重洲口すぐの好アクセスということもあり、建設当初から注目が集まっていました。るるぶ&more.編集部では、オープンに先駆けて開催された内覧会に潜入。平日のお仕事終わりでも友だちと一緒に楽しめるプランを考えてみたので、これで「東京ミッドタウン八重洲」を攻略してみてください。
Summary
待望のリアル店舗1号店!「津軽びいどろ」
再び2階に移動して、見つけたのが「津軽びいどろ(つがるびいどろ)」。青森県の伝統工芸品が数多く並ぶお店です。実は「津軽びいどろ」のオフィシャルショップは、こちらの「東京ミッドタウン八重洲店」が全国初。これまでもインターネット上で「津軽びいどろ 店舗」「津軽びいどろ 東京」など、Stockistを調べられていた方も多いようで、待望のリアル店舗なのではないでしょうか。
なかでも注目は、こちらのタンブラー。「東京ミッドタウン八重洲」のモチーフカラーであるグリーンと、東京の桜=ソメイヨシノをイメージしたピンク色が対照的なイメージで、それぞれ名前は「八重洲グリーン」と「八重洲の春」。
また、飲み口が広がっている方が通常タイプで、狭まっている方がワインタンブラーに。丸い形をしたワインタンブラーは、「津軽びいどろ」史上初なので、ファンの方は手に入れたいはず......! 筆者個人としては「八重洲グリーン」のワインタンブラーには、白ワインがぴったりかなと! そのほか夏にかけては、キンキンに冷やしたお水を入れるとおいしさ2倍になるかななど、たくさんのイメージがわきました。
このほかにも店内には、“日本の四季の移ろい”をテーマにしたガラス食器がさまざま。女性人気は丸いフォルムの一輪挿しとのことで、こちらはディフューザーやお香立て代わりにもなるのだそう。お花を挿さないときにはインテリアにも。こちらもまた、友だちと選ぶ時間まで楽しそうです。お仕事終わり、荷物が多いときは少しでも買い物を減らしたいですよね。一輪挿しなどであれば、荷物もそこまで変わらないのでおすすめかも。お値段も手頃ながら、日常に特別感を与えてくれる素敵なアイテムではないですか?
シンプルで、滋味深い。素材の味を生かしたベーカリー「POINT ET LIGNE」
21時を迎えて、ショッピングエリアはクローズ。このまま3階にあるレストランエリアに向かうのも◎なのですが、1階のメインエントランス向かって左奥にある建物へと足を運んでみましょう。少し隠れたこの場所にあるのが、丸の内に本店を構える「POINT ET LIGNE(ポワン・エ・リーニュ)」の新業態店舗。“八重洲で最も熱を帯びたベーカリーレストラン”と称されるこちらでするお買い物は、明日の朝食です。
友だちと特別感のある夜を過ごした次の日には、慌ただしい朝を過ごすのなんてカナシすぎます。翌日がお休みなのが理想ですが、そうでない日の朝も、例えばドリップしたてのコーヒーと一緒に優雅な時間を楽しむべく、朝食用のパンを購入しておきましょう。ちなみに、お店は22時クローズですが、パンの種類を選びたいのであれば、当たり前ながらなるべく早めに購入しておくのがベストです。
お店の扉を開くと、すぐ見えてきたのが大きな石臼と石窯。石臼はオーストリア製で、有機小麦を使った自家製粉を行っていて、一般的なベーカリーで使用される強力粉とは異なり、粗挽きから細挽きまでそれぞれのパンにいちばん合う挽き方を選べるのが強みとのこと。そこに加えるのは、動物性ではなく植物性油脂と有機のドライフルーツ。体に優しい素材ばかりです。
また、石窯を所有するベーカリーも少ないそうで、このふたつで「POINT ET LIGNE 東京ミッドタウン八重洲店」にしか作れない、シンプルかつ、素材の味を生かした“滋味深い”パンを作れるそうです。そんな「ミッドタウン八重洲店」のパンとは真逆に、丸の内にある本店では、乳製品やバターを使ったリッチで芳醇なパンがメインとのこと。お店の顔となるパンを店舗ごとに変えるべく、ここまで徹底した環境づくりをしているのですね。
並んでいるパンのうち、9割は丸の内店でも購入可能とのことですが、残り1割はこちらの「東京ミッドタウン八重洲店」でしか手に入らないとのこと。どちらのパンがその“1割”なのかを教えてもらったところ、差し出されたのがこちらのパン。フォカッチャなのですが、上にふわっとのっているの、なんだと思います? ……正解は、白菜。
お話を聞くところによると、こちらのお店がオープンするまでの1年間、長野県内にアトリエを設け、職人さんがパン作りを研究していた際、近所にあった農家の野菜をたまたまパンにのせてみたら.....という偶然の産物だったとのこと。さらに、内側にはゴルゴンゾーラチーズも。たしかに長野県の野菜は甘みが豊富で“おかずパン”にもなりそうですし、なにより白菜とパンという素材の味をそのまま生かす構成が、“シンプル”かつ“滋味深さ”を求めるお店のモットーにもマッチしていますね。
さらに、店内奥にはこちらで販売しているパンと相性抜群な、薪火調理が特徴的なお料理を提供するレストランスペースも。例えば、“焼き上げてから3日目のパン”に合う料理を用意している、パンを“寝かせる”ことも調理行程と捉えているほか、そもそも焼き上げてからの日数にあわせて料理が考えられていること自体、こだわりぶりがものすごい......。気になった方はこちらもぜひ!
シェアスタイルで楽しむ極上ビストロ!「Aux delices de dodine」
最後はやっぱりおいしいごはん。飲める方はおいしいお酒も。友だちとの楽しい話には、これがないと始まりません! 「東京ミッドタウン八重洲」3階のレストランエリアは23時まで営業しているので、21時までショッピングを楽しんでも時間に余裕をもって食事をできるのがうれしいところです。東京駅周辺でも、22時閉店のお店が意外と多いんですよね。
この日に選んだのは、フレンチをベースにした肉料理を味わえる「Aux delices de dodine(オ・デリス・ド・ドディーヌ)」。こちらの本店のほか、都内で浜松町に2店舗、虎ノ門に1店舗を展開するビストロで、店名の意味は“丸々太らせたおいしいものたち”。なんでも、おいしいものをおなかいっぱいに食べられるお店を作りたいという想いから名付けられた造語なのだそうです。
せっかくなので、友だちとも近い距離間に座れるカウンター席をチョイス。カウンターの端には、牛のモチーフやドライフラワー、店名を刻んだボード、その上には端正なアルファベットでメニューを記したブラックボード(おそらくフランス語でしょうか?)が。こうしたおしゃれなインテリアと一緒に料理の写真を撮れるのはこの席だけ! お店を訪れる際の参考にしてみてください。
肉料理が豊富なメニューのなかでも、特におすすめが「低温で優しく火を入れた蝦夷鹿のロースト」。写真は特別に1人前となっていますが、このお店の基本は2人以上でのシェアスタイル。通常は、こちらのお肉も普段はもっと山盛りなのだとか。名前にある通り、優しく火入れをされていることで、お肉がいい意味で赤みを残していて、口に含んだときに溢れてくる水分がまたジューシー。よく見るステーキのように高温で焼き上げたときにはまず出ない、低温調理ならではの強みを生かしたお味でした。こんなにおいしい料理が揃っていたら、話も弾みに弾んで23時閉店を思わず破ってしまいそうな......(笑)。
お仕事帰りや東京観光のスキマ時間などに気軽に立ち寄れるという、好立地ならではの魅力のある「東京ミッドタウン八重洲」で過ごすプラン、いかがでしたか?
さらに2023年4月4日には、日本初上陸、世界で8番目となる「ブルガリ ホテル 東京」が40~45階にオープン予定。次々と新施設が誕生する東京駅八重洲口周辺から目が離せませんね!
■東京ミッドタウン八重洲
住所:東京都中央区八重洲2-2-1
時間:地下1階10~21時、1~3階 物販・サービス11~21時、レストラン 11~23時(一部店舗により異なる)
TEL:03-6225-2234(コールセンター受付時間:11~19時)
定休日:不定休(一部店舗により異なる)
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「東京ディズニーリゾート最新ガイド」では、2023年4月から開園40周年のアニバーサリーイヤーに突入する東京ディズニーリゾートについて大特集! 40周年イベントはもちろん、定番のグルメやグッズも紹介します。
さらに巻頭企画では、クイズ番組やラジオ番組などで活躍中のタレント・山崎怜奈さんが、2023年3月グランドオープンの東京ミッドタウン八重洲や、日本橋、日本銀行本館など巡りながらご紹介。また、「バズレシピ」をはじめ、数多くの料理動画で大人気のリュウジさんが、独自の基準で選ぶ「うまくて“ヤバイ”店」を教えてくれます。
そのほか、取り外しもできる付録には「東京みやげselection」「東京スカイツリータウン®&浅草おさんぽガイド」「東京街歩きMAP」がラインナップ。
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Text:青木皓太(るるぶ&more.編集部)
Photo:村岡栄治
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