フィンランドの海外渡航情報! ビザは必要? 時差は? 変換プラグのタイプは?フィンランド旅行の際に知っておきたいことまとめ(2024年10月21日更新)
再び盛り上がりはじめた海外旅行。渡航の前に用意しておくことやもの、最新情報をこの記事で確認してから出かけましょう!
Summary
時差
日本との時差は-7時間。日本が正午の場合、フィンランドでは午前5時。ただし3月の最終日曜から10月の最終日曜まではサマータイムで、時差は-6時間になります。
通貨
通貨はユーロ。略号は€。補助通貨はユーロセント(¢)で1€=100¢。
1€=約163円(2024年10月21日現在)。
言語
公用語はフィンランド語とスウェーデン語。
口語はおもにフィンランド語ですが、駅名や道路名などはスウェーデン語との2カ国語表記がほとんどです。空港や主要都市では英語が通じます。飲食店では英語メニューが用意されているところも多いです。
紙幣・通貨の種類
紙幣は7種類。コインは以前、8種類ありましたが、現在1¢と2¢硬貨は流通がなく、実際に流通しているのは6種類となりました。
お店でも5¢以下は切り上げ、切り捨てとなっています。
チップ
料金にサービス料が含まれている場合が多いので、習慣化されていません。タクシー料金の端数を切り上げる、ホテルのポーターに気持ち程度渡すくらいは許容範囲です。
両替
現地では空港、街なかの公認両替所、銀行、ホテルなどで両替できます。街なかの両替所はそれぞれレートが異なるので、しっかり確認を。また、高級ホテルでは24時間対応してくれますが、基本的に両替レートはよくありません。
クレジットカードとATM
ほとんどの店でクレジットカードが利用できます。ATMでのキャッシングも一部を除き24時間利用可能です。暗証番号(PIN)が必要なので、事前に確認しておきましょう。
日本からのアクセス
日本の各空港から直行便を利用した場合の所要時間は最短で約13時間45分~。日本~フィンランド間は日本航空(JL)、フィンエアー(AY)の2社が直行便を運航しています。
ベストシーズン
ヘルシンキ滞在なら日照時間の長い夏場(6~8月)がベストです。ラップランドでのオーロラ鑑賞なら晴天率の高い9~10月、2~3月ごろがおすすめ。
旅行日数
ヘルシンキ滞在のみの場合、ツアーは直行便利用で5日間から探せます。ラップランドや他の近隣諸国を加えると7日間以上が一般的。
喫煙・飲酒
店や公共の建物内および教育施設周辺では基本的に全面禁煙。路上喫煙は禁じられていないので、喫煙者は携帯灰皿を持参しましょう。飲酒は18歳(度数の強い酒は20歳以上)から。酒の販売時間は9~21時までで、度数の強いお酒は専門店のみ扱っています。
飲料水
水道水は飲料可能。ミネラルウォーターはスーパーやキオスク、コンビニエンスストアで購入できます。
トイレ
人の多い観光施設には公衆トイレが設置されていることが多いですが、有料の場合がほとんど。個室のドアや入口に置いてある皿にコインを入れる所がありますが、いずれも硬貨が必要です。料金の目安は50¢~。
営業時間や定休日
夏至祭は、6月の最も重要な祝日の1つです。前日からほとんどの店が早めに閉店し、祭当日は休みになることが多いので注意が必要。教会やサウナは祝日でも開いていることも。
電圧
日本と異なり、フィンランドは220V、50㎐が一般的。プラグは直径が丸いピンが2本平行に並ぶCかSEタイプ。日本の電化製品を使う場合は変圧器と変換プラグが必要です。
フィンランド国内通話
最初に市外局番を、続けて相手先の番号をダイヤルします。公衆電話の数は激減しており、市街地ではほとんどなく、空港のみ設置されています。硬貨かクレジットカードが利用可能です。
国際電話
日本からフィンランドへ
010(国際電話識別番号)→358(フィンランドの国番号)→相手先の電話番号(最初の0はとる※一部例外もあり)
※携帯電話の場合は「010」または「+」のあとに「358」、相手の電話番号をダイヤルして発信
フィンランドから日本へ
フィンランドから日本へ電話をかける場合は国際直通ダイヤルを利用します。ホテルの客室からかけると、通話料のほかに手数料がかかる場合があります。
国際直通ダイヤル
00(国際電話識別番号)→81(日本の国番号)→市外局番(最初の0はとる)→相手の電話番号
Wi-Fi事情
空港や観光案内所、一部のカフェ、ホテル、ショッピングセンターなどで無料Wi-Fiに接続できます。常にWi-Fiに接続したい場合は、海外用Wi-Fiルーターをレンタルするのがおすすめです。
ビジネスアワー
ヘルシンキではランチ11~14時、ディナー17~23時くらい、ショップは9~21時くらいが目安。日曜は営業時間を短縮するので注意が必要です。
郵便
日本への郵便は、プライオリティは€2.50、エコノミーは€2.30。切手は郵便局のほか、ホテルのフロントや売店、書店などで購入できる場合も。書き方は表に「JAPAN」と「AIR MAIL」と記入すれば、宛名や住所などは日本語で問題ありません。約1週間(プライオリティは4~6日、エコノミーは8~10日)で日本に到着します。
マナー
高級店での食事やオペラ・コンサート鑑賞などTPOをわきまえてドレスアップして行くこと。また教会などを観光するときは肌を露出した服装や、大声を出すなどの迷惑行為は控えましょう。店に入る際などは必ず挨拶をし、商品を手に取る際は店の人にひと声かけるのがベター。