
フィリピンの海外渡航情報! ビザは必要? 時差は? 変換プラグのタイプは?フィリピン旅行の際に知っておきたいことまとめ(2025年3月1日更新)
本格的に回復した海外旅行。渡航の前に用意しておくことやもの、最新情報をこの記事で確認してから出かけましょう!
Summary
日本からのアクセス
日本からセブとマニラへは直行便が運航されています。成田からの所要時間は約4時間30分~5時間30分。マニラへは羽田、中部、関西、福岡からも直行便が運航しています。
旅行日数
初日と最終日は移動にとられるので、最低でも4日間は欲しいところです。4日間の場合、自由に行動できるのは2日なので、目的を決めて計画をしましょう。
時差
時差は1時間。日本時間の正午はフィリピン時間で11時。フィリピン国内には時差がなく、サマータイムも導入されていません。
通貨
通貨単位はフィリピン・ペソ。1ペソ(P)=2.64円(2025年3月1日現在)。補助単位はセンタボ(C)。1P=C100
言語
公用語はタガログを基礎とするピリピノ語(フィリピン語)ですが、地方によって80以上の言葉が話されています。観光地では英語が通じ、レストランには英語メニューもあります。フィリピンは世界で3番目に英語を話す人口が多い国。セブでは英語の語学留学も盛んです。
マナー
レストランやホテルでサンダル・短パンなどを禁止している所も。また、レストランやディスコ、カジノなどでナイトライフを楽しむ際は、男性は襟付きのシャツに薄手のスラックス、女性は薄手のワンピースを着るのが基本です。
紙幣・通貨の種類
紙幣は20P、50P、100P、200P、500P、1000P、硬貨は1P、5P、10P、20Pのほか、C1、C5、C10、C25がありますが、センタボ硬貨の流通は少ないです。
チップ
チップを支払う場合は料金の10%程度が適当(以下は目安)。ただし習慣ではないので、気持ちのいい
サービスを受けたときはチップを渡すといいでしょう。
空港・ホテルのポーター…荷物1個につき20P程度
ベッドメイキング…20P~(1部屋)
ホテルのルームサービス…20P~
タクシー…支払いの10%
レストラン…(サービス料が含まれていない場合)支払いの5~10%程度
両替
国際空港の両替所、銀行、ホテルのフロント、街の両替商、ショッピングモールの両替所などで両替ができます。一般に両替商のレートが一番よく、ホテル、空港、銀行は手数料が高く換金レートがよくありません。ただし、街中の両替商は金額をごまかすなど、悪質な場合もあるので、十分注意が必要です。ショッピングモールの両替所はぼったくられる心配がなく、旅行者には利用しやすいです。
クレジットカードとATM
クレジットカードの通用度は高く、大型ホテルやショッピングモール内のショップ、レストランなどではたいてい使えます。ただし小さなレストランやファストフード、売店では使えないことも。ATMのキャッシングは24時間利用できるところが多いです。
ベストシーズン
ベストシーズンは乾季の12~5月。乾季は晴れる日が多く日本の初夏のような過ごしやすい季節。6~11月の雨季はほぼ毎日スコールが降りますが、雨がやむと晴れ間がのぞくことも多いです。特にセブはマニラほど雨季、乾季がはっきりしないといわれています。
喫煙
大統領令により、フィリピン全土で禁煙になっています。行政によって異なりますが、例えばマニラ首都圏のマカティ市では、100㎡以下の公共施設では喫煙が出来ないうえ、それ以上の施設では、排気設備が整った施設でのみ喫煙が許されており、違反すると罰金が科せられるので注意しましょう。
飲料水
水道水はホテルの客室であっても絶対に飲まないこと。滞在中はミネラルウォーターを飲むようにしましょう。飲食店などで出される氷にも注意が必要で、白く濁った氷は、沸騰させずに水道水をそのまま凍らせたものである可能性が高いです。
トイレ
一般に洋式ですが、地方ではしゃがむタイプも。洋式は便座がないものが多いです。トイレットペーパーもないことが多いので、ポケットティッシュは忘れずに持参しましょう。トイレにはバケツと手桶が置かれており、紙は使わずに手桶で水をすくって洗浄するのがフィリピン流。紙を使う場合は、便器に流さず備え付けのくずかごに捨てます。
電圧とプラグ
電圧は220V、周波数は60Hz。プラグは主にA(日本と同じ)、C、B3の3タイプで、Aタイプで対応できるところが多いです。100V-240V対応でない日本の電気製品を使う場合は、変圧器を持っていきましょう。
フィリピン国内通話
街中で公衆電話はあまり見かけませんが、空港やショッピングモールなどに設置してあります。公衆電話は、市内通話、長距離通話、国際通話が可能。ただしコインが使えるものは少なく、機種にあったテレホンカードを購入する必要があります。市内通話は、カード式公衆電話で3分2Pです。
国際電話
日本からフィリピンへ
010(国際電話識別番号)→63(フィリピンの国番号)→相手先の電話番号(最初の0はとる※一部例外もあり)
フィリピンから日本へ
フィリピンから日本へ電話をかける場合は国際直通ダイヤルを利用します。ホテルの客室からかけると、通話料のほかに手数料がかかる場合があります。
国際直通ダイヤル
00(国際電話識別番号)→81(日本の国番号)→市外局番(最初の0はとる)→相手の電話番号
Wi-Fi事情
空港や観光案内所、一部のカフェ、ホテル、ショッピングセンターなどで無料Wi-Fiに接続できます。常にWi-Fiに接続したい場合は、海外用Wi-Fiルーターをレンタルするのもおすすめです。
スマホの設定
自分のスマホを持っていく場合は「機内モード」をON、「モバイルデータ通信」と「データローミング」をOFFに設定すれば回線との接続をシャットダウンできます。これを忘れると、海外用の定額プランなどに加入していない場合、高額請求になることがあるので注意が必要です。SIMフリーのスマホに旅行者用のSIMカードを入れると、現地でも地図や通話アプリなどが使えて便利。またSIMカードを入れ替えなくても接続できるe-SIMによるサービスも増えています。