食・グルメ
2023.06.20
吉祥寺「Chalo Chalo! Chai Break」でインドのベジバーガー「ワダパオ」とチャイを楽しむ
2023年2月、「吉祥寺マルイ」の1階にオープンした「Chalo Chalo! Chai Break（チャロチャロ！ チャイ ブレイク）」は、旬の紅茶やチャイを、カジュアルに楽しめるティースタンドです。フードメニューのインド版ベジバーガー「ワダパオ」の秘密にも迫ります。
吉祥寺の人気店「チャイブレイク」の新業態
「チャイブレイク」同様、新鮮な茶葉をたっぷりのミルクで煮出したチャイはもちろん、旬の紅茶や自家製のフードメニューが用意されています。
インド版コロッケをはさんだベジバーガー「ワダパオ」
「ワダパオ」は、インドのムンバイで日常的に食べられているストリートフードで、コロッケのような「ワダ」を、「パオ」というパンではさんだベジバーガー。
「Chalo Chalo! Chai Break」では、好きなチャイ（レギュラーサイズ）が選べる「ワダパオセット」も用意されています。
「ワダ」は、マスタードシード、クミン、カレーリーフ、コリアンダー、青唐辛子、ガーリックなどのスパイスで味つけしたジャガイモベースのフィリングを、ベサン粉（ひよこ豆の粉）などの衣をつけて揚げたもの。それを全粒粉が入ったパン「パオ」ではさんで、3種類の「チャトニ（ピリ辛ソース）」とともにいただきます。
こぼれ落ちるほどたっぷりの「チュラ（ひよこ豆のスナック）」の、サクサク食感も楽しいベジバーガーです。
常温タイプとグリルタイプがあり、それぞれチーズを追加した「チーズワダパオ」702円､｢グリルチーズワダパオ｣756円も。
あたためるとよりスパイスの香りが立ち、「パオ」の食感もふわふわになっておすすめとのことだったので、今回はグリルタイプをチョイスしました。
そしてなにより「パオ」がおいしい！ふわふわ軽い食感ながら、しっかりと小麦のうま味が感じられ、「パオ」だけでも主役級の存在感です。
おすすめのドリンクは、「ワダパオ」との相性が抜群のチャイ。
「Chalo Chalo! Chai Break」のチャイは、ポット2杯分の茶葉を使用し、たっぷりのミルクで煮出した濃厚なミルクティーです。
なかでも「スパイスチャイ マサラ」は、カルダモン、シナモン、クローブ、ナツメグ、ドライジンジャー、ブラックペッパーの6種類のスパイスを使用した、人気No.1のチャイ。深みのある甘さにスパイスが絶妙に利いていて、ファンが多いというのも納得のおいしさです。
テイクアウトカップは、人気イラストレーターHOHOEMIさんによるものだそう。
チャイは、レギュラーサイズの1.5倍のラージサイズも用意されています。こちらは「チャイブレイク」にはない、「Chalo Chalo! Chai Break」限定のサイズ展開です。
また、フードメニューはほかにも。こちらは「パオ」と同じ生地のパンをトーストし、クロテッドクリームとザラメをトッピングした「マライトースト」。もちろんチャイにもよく合うのでおすすめです。
本物の紅茶をもっとカジュアルに
「コーヒーに比べ、なんとなくハードルが高い気がしてためらっている人にも紅茶に気軽に触れてほしい」そんなオーナーの強い思いから生まれたという「チャイブレイク」。今回新たにティースタンドをオープンしたのも、「さらにカジュアルに紅茶を楽しんでもらいたいから」なのだそう。
「Chalo Chalo! Chai Break」の紅茶は、「チャイブレイク」と同じく産地直送のシングルオリジンティー。これからの季節は、一晩かけてじっくりうま味を抽出する「水出しアイスティー」がおすすめ。
春摘みや夏摘みなど、紅茶にも旬があり、ここではその季節の最もおいしい紅茶が気軽に味わえます。
チャイも、イートインの場合はこちらのカップがチョイスできるそう。「環境配慮の観点からも、自分にできることをできることからはじめてみるきっかけになれば」とのオーナーの思いがここにも込められています。
「Chalo Chalo! Chai Break」では茶葉も販売されています。気軽にティースタンドで紅茶に触れた後は、本物のおいしさを自宅でもぜひ楽しんでみてください！
■Chalo Chalo! Chai Break（ちゃろちゃろ！ ちゃい ぶれいく）
住所：東京都武蔵野市吉祥寺南町1-7-1 吉祥寺マルイ 1階
TEL：非公開
営業時間：10時30分〜20時
定休日：吉祥寺マルイに準ずる
Text・Photo：小山亮子（vivace）
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