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新ハリー・ポッター施設「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」に潜入! 注目セットや見どころを徹底解説

新ハリー・ポッター施設「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」に潜入! 注目セットや見どころを徹底解説

おでかけ エンターテインメント 映画 ニューオープン 東京都 るるぶ&more.編集部
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東京・としまえん跡地に誕生する「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター」。いよいよ2023年6月16日(金)にそのベールを脱ぎます。るるぶ&more.編集部ではひと足早く同施設を体験取材! おすすめのセットや見どころについて取材してきましたので、詳しくご紹介します。

Summary

「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」ってどんな施設? 予約方法・チケットの料金は?

「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」は映画「ハリー・ポッター」や「ファンタスティック・ビースト」シリーズに登場する印象的なセットの中を歩くことができる、まったく新しいウォークスルー型のエンターテインメント施設。実際に映画制作に携わったクリエイターたちが細部にまでこだわり手がけたセットをはじめ、映画制作の舞台裏を知ることができる貴重な展示の数々を見学することができます。その敷地は東京ドーム約2個分。『ハリー・ポッター』の屋内型施設としては世界最大の大きさなのだそう。

チケットは完全予約制で、大人6300円、中・高生5200円、子ども(4歳〜小学生)3800円。公式サイトでは2023年12月31日(日)までのチケットを販売していますので、気になる方は早めの購入をおすすめします。

最寄り駅を降りると魔法動物がお出迎え

「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」があるのは旧としまえん跡地。アクセスは真紅のボディが美しいホグワーツ特急…ではなく、西武豊島線もしくは地下鉄大江戸線豊島園駅からそれぞれ徒歩2分。西武豊島線の豊島園駅を出ると見えてくるのは、守護霊の呪文をイメージした牡鹿と牝鹿のオブジェ。駅を出たすぐそばから守護動物たちが魔法の世界へ誘ってくれているようです。

すぐそばには映画に登場しそうな真っ赤な電話ボックスが。映画ファンなら思わず劇中でハリーが魔法省へと移動した電話ボックスを連想してしまいますね。

この電話ボックスの中に入ることはできませんが、西武豊島線豊島園駅のホームに設置された同じ赤い色の電話ボックスでは受話器を上げると不思議なことが起こるとか(電話はかけられません)。写真スポットとしてもおすすめですよ。

数々の宴や魔法対決が繰り広げられた「大広間」

それでは映画の魔法に触れることができる「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」内の注目セットやおすすめスポットをご紹介しましょう。
まずは、ホグワーツ魔法魔術学校内でも特に印象的なシーンが多い「大広間」。さまざま祝宴やダンスパーティ、魔法対決といった名シーンが繰り広げられてきました。

重厚なドアを開けると、石畳に食器がずらりと並んだ長テーブルが配された空間が広がり、そこは紛れもなく映画『ハリー・ポッター』の世界そのもの。その再現度に圧倒されます。このセットは、伝統的なイギリス建築の影響を受けていて、石畳の床や細長い窓、木製の羽目板の壁はイギリスのオックスフォード大学のクライスト・チャーチ・カレッジからインスピレーションを得て制作されているそう。石畳の床は実際の映画で作られたものと同じ、イギリスのヨークストーンとよばれるサンドストーンを使用。

奥にはホグワーツ魔法魔術学校の先生たちが座る席が。スネイプ先生、ダンブルドア校長、マクゴナガル先生をはじめとした教職員たちの衣装も共に展示されていて、圧倒的な存在感を放ちます。マクゴナガル先生のそばには今すぐにでも「グリフィンドール!」と高らかに叫び出しそうな寮を分ける魔法の帽子「組分け帽子」もあるのでぜひチェックを。

「大広間」内は映画同様、4つの寮ごとにエリアが分かれていて、グリフィンドール、スリザリン、ハッフルパフ、レイブンクローそれぞれの制服と紋章が設置されています。自分のお気に入りの寮の前で写真を撮るのもおすすめです。

\ 「大広間」のさらに詳しい記事は以下をチェック! /

魔法の世界への旅が始まる「9と3/4番線ホグワーツ特急」

続いてご紹介するのは映画でおなじみのホグワーツ特急が鎮座する「9と3/4番線ホグワーツ特急」。映画内でもハリーやロンをはじめ、さまざまなキャラクターたちがここから魔法ワールドへと旅立ちました。真紅のボディがかっこいいホグワーツ特急を目の当たりにした瞬間から、映画『ハリー・ポッター』のあの有名なサウンドトラックが頭から離れなくなるはず。

列車内はもちろん乗車可能。列車の各座席には、映画内で印象的なシーンが登場人物の衣装や小道具と共に再現されています。写真は1作目『ハリー・ポッターと賢者の石』ではじめてハリーとロンが出会ったシーン。

ロンの膝下をよく見るとペットのネズミで、後に劇中で重要な役割を果たすことになるスキャバーズの姿も。細かい…!

こちらはシリーズ3作目『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』のワンシーン。アズカバン刑務所の看守で、幸せな感情を吸い取る吸魂鬼・ディメンターが突如現れるシリアスなシーンを忠実に再現。奥の窓をよく見ると、ディメンターが現れる兆候である凍結が起きているのが分かります。

ちなみにこの凍結の演出は列車内の一部にも施されていて、手をかざすとディメンターの影が現れることもあるとか。このときは、できるだけ幸せな思い出を頭に浮かべていたおかげか、ディメンターが現れることはありませんでした…。ほっ。

ホーム内には魔法の世界へと通じる「煉瓦の壁」へカートを持って入るシーンを撮影することができるスポットも。ハリーやロンたちと同様、魔法学生になった気分で撮影してみましょう。

‘Wizarding World’ and all related names, characters and indicia are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc. – Wizarding World publishing rights © J.K. Rowling.
‘Wizarding World’ and all related names, characters and indicia are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc. – Wizarding World publishing rights © J.K. Rowling.

こちらは『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』で登場した「グレート・ウィザーディング・エクスプレス」のセット。「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」にしかないセットです。

ホーム内には「9と3/4番線」の「ホグワーツ特急」のぬいぐるみや、列車の可愛いイラストがデザインされたマグカップや時計などが揃う「ザ・レイルウェイショップ」もあります。 ここでしか買えないグッズも多数なので必見!

ハリーのはじめての心休まる家となる「グリフィンドールの談話室&男子寮」

赤を基調としたこちらのセットは、映画の中で最も長く使い続けたセットのひとつである「グリフィンドールの談話室」。ハリーやロン、ハーマイオニーたちが、勉強や試練から逃れほっとできる場所のため、華やかさよりも居心地のよい空間になるようデザインされているそう。実際にキャストやスタッフからも特にお気に入りのセットだったようで、撮影がないときでもよく利用していたのだとか。

セット内になる小さなテーブルには、先ほどの「大広間」にあったカップと同じものが。もしかすると、お茶目なキャラクターが「大広間」からそのまま談話室まで持ってきてしまったのかも…と何気ない小道具からもストーリーを想像できそうですね。

「グリフィンドールの談話室」のそばにあるのは「男子寮」。ハリーたちが体を休めるベッドなどがある場所です。「男子寮」のセットは細かい変更が加えられたものの、ベッドはずっと同じものが使用されていました。ただし俳優たちが年齢を重ね体が大きくなるにつれ、ベッドが小さくなってしまうのを隠すためカメラアングルなどを工夫して撮影したといいます。

各ベッドのそばの机には、それぞれのキャラクターの個性がわかる装飾が施されています。写真はハリーの机で、よく見るとノートの上にメガネがのっているのがわかるでしょうか。かなり細かいので、ぜひ実物のセットをじっくりチェックしてみてくださいね。

世界初の注目セット「魔法省」

魔法世界における政府機関「魔法省」。映画物語の後半において、特に重要な場所となるセットです。これはイギリスの「ワーナーブラザース スタジオツアーロンドン」にもないセットで世界初。「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」でも特に注目のスポットです。

まず目に入るのが、通路の両サイドに設置された重厚感のある巨大な暖炉。これは映画の中で、魔法省で働く職員たちが通勤するために電話ボックスやトレイなどからフルーパウダー(煙突飛行粉)を使って移動してくる、魔法省内への入口となる場所。「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」では、映画と同じようにスモークや照明効果によって、まるでフルーパウダーを体中に振りかけて登場しているかのような体験をすることができます。

こちらのキュートな「アトリウムの売店」はシリーズ第5作『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』で、ハリーがヴォルデモートとダンブルドアの激しい戦いから身を隠した場所。撮影時は売店のセットに本物の軽食やスイーツが並びましたが、ハリー役のダニエル・ラドクリフさんがついつまんでしまうため、まめに補充しなくてはならなかったそうです。

\ 「魔法省」のさらに詳しい記事は以下をチェック! /

活気あふれる魔法界の商店街「ダイアゴン横丁」

ホグワーツ魔法魔術学校の生徒にとって、新学期の準備をするのに欠かせない場所で、魔法界で一番安全な貴重品の預け先「グリンゴッツ魔法銀行」、ウィーズリー家の双子の店「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ」、魔法の杖を販売する「オリバンダーの店」など思わずワクワクするような店が軒を連ねる横丁です。

こちらはロンの双子の兄であるフレッドとジョージが運営する「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ」。18世紀の店構えをイメージして作られたこの店は、撮影期間中に3カ月以上かけて建設されました。建設期間のほとんどを費やしたという、高さ6mを超える巨大な動くマネキンは必見です!

横丁内の路地裏の壁には指名手配中のハリーやベラトリックス・レストレンジの貼り紙も。ぜひセット内を歩き回って細かいところまでチェックしてみましょう。

\ 「ダイアゴン横丁」のさらに詳しい記事は以下をチェック! /

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