【北海道・函館】函館山の山頂&山麓 夜景パーフェクトガイド
函館観光のマストスポットの一つといえば函館山。特に函館港と津軽海峡の間で街中がやわらかな光に包まれる夜景は、山頂から眺める極上の美しさはもちろん、山麓にも夜景を楽しめるレストランやバー、ライトアップした街並みや歴史的建築などみどころが満載。ベストタイムを逃さない、夜景観賞の楽しみ方をご紹介します!
Summary
函館山の夜景は334mの山頂展望台から見下ろした景観が有名。低山だからこその街を見下ろす角度が景色を近くに感じることができ、夜景の迫力と絶景を引き出す効果があるといわれています。
★闇と光のメリハリがポイント
函館は津軽海峡と函館湾の2つの海に囲まれた地形になっており、海の暗さと街の光のコントラストで夜景が引き立つ。そのおかげで素晴らしい輝きの景色を楽しむことができます。
★函館市をあげて 夜景づくり
派手な光ではなく、住宅の照明や街灯のやわらかい光が函館の夜景の美しさ。歴史ある建物のライトアップ、オレンジ色の街灯を増やすなどの取り組みで、美しさを生み出しています。
季節限定の夜景をチェック!
◆霧夜景/5~7月ころ
ベストタイムは日没、霧が出やすい初夏に見られます。日没前から日没後にかけて変化していく景色が、神秘的でドラマチックな雰囲気。
◆花火夜景/毎年8月1日
毎年8月1日には「函館港まつり道新花火大会」を開催。水中花火や大玉の花火が打ち上げられ、地上では街の灯りが輝く。
◆クリスマス夜景/12月1~25日
ベストタイムは16時30分~。雪が積もって白くなった街にクリスマスのイルミネーションの煌めきが映え、夜景の輝きがさらに美しく。
マジックアワーが狙い目!日没前に山頂の展望台へ
日没後も間違いなく美しい函館夜景を、とことん満喫するなら日没前から早めに行動するのがおすすめ。山頂展望台へは山麓駅からロープウェイで3分ほど。四季折々のきらめきや、海と街明かりとのコントラストが美しい夜景を眺められるほか、限定みやげの揃うショップや、夜景ディナーを楽しめるレストランも。
◆ベストタイムは日没30分前
最も夜景が美しいのは日没の約30分前のマジックアワー。周りの山々がうっすらと見える状態で、金色から紺色の空に変わっていく。日没は季節によって違うため、当日の日没時間は、函館山ロープウェイのウェブサイト https://334.co.jp で確認しよう。
◆山頂へのアクセスはロープウェイが便利!
山麓駅から展望台までおよそ3分で到着するロープウェイは125人乗りで、15分間隔で運行。日没の30分前後は観光客が集中するので時間に余裕をもった行動を。
◆ロープウェイ以外の行き方もあります!
【1系統函館山登山バス】
登山道開通期間限定で函館駅からバス停や各ホテルをまわり、約30分で函館山へ。
料金:500円
時間:4月中旬~11月中旬の平日は夕方から夜まで運行
休み:11月中旬~4月中旬 ※函館駅前発は乗車専用、山頂発は降車専用
【タクシー】
4月下旬~11月中旬はバスと同様にタクシーも利用可。函館駅から山頂駐車場まで約20分(道が混んでいない場合の目安)。帰りもタクシー利用を予定しているなら事前予約をしておこう。
料金:小型車で函館駅前から1520円~、山頂まで3200円~
※山麓から山頂の展望台へ伸びる函館山登山道路は冬期(11月中旬~4月中旬)全面通行禁止。夜間はマイカーで山頂までは行けないので注意を!
コツをつかんで、ベストポジションから夜景観賞&撮影
展望台の最上階にある屋上展望台がベストポジション。撮影する人で混雑しているので 撮影が終わったら譲りあいを。ロープウェイを降りて左側にある広場や山頂駅そばの漁火公園もおすすめ。
◆失敗しない撮影のコツ
・スマホの設定を夜景モードやナイトモードに。機種によっては明るくなる場合があり、露出を下げるなどの設定が必要なことも。フラッシュオフと撮影時の固定も忘れずに。
・最近のスマホは標準、望遠、広角などさまざまなレンズを搭載したものが多いが、標準レンズが最も画質が良い場合が多いのでおすすめ。ズームを使うと画質が粗くなるので注意!
山頂限定グッズも!夜景観賞記念におみやげゲット
夜景を見た後は、山頂展望台の2階にあるおみやげショップへ。函館山ロープウェイのオリジナルグッズのほか、函館限定商品、北海道銘菓まで揃っています。レアなおみやげをゲットできるはず。
函館山ロープウェイと老舗レストラン五島軒のコラボ商品。
細部にいたるまで忠実に再現されています!
夜景ツウになれるかも!裏夜景スポットへ
山頂から街を見下ろす「表夜景」だけでなく、反対の函館山方向を眺める「裏夜景」も楽しみめるスポットはここ!
◆城岱牧場(管理棟展望台下駐車場)
展望台からは放牧風景や函館山などを見渡せる。夜には管理棟展望台近くの駐車場から函館市街の夜景が一望できる。
■城岱牧場(管理棟展望台下駐車場)
住所:北海道七飯町上藤城564
アクセス:JR七飯駅から車で15分
料金:無料
時間:4月下旬~10月中旬
休み:期間中無休
駐車場:20台
◆公立はこだて未来大学
市街地のネオンの向こうに浮かぶ、美しい函館山のシルエットが見られる人気スポット。
■公立はこだて未来大学(こうりつはこだてみらいだいがく)
住所:北海道函館市亀田中野町116-2
アクセス:JR函館駅から車で30分
◆五稜郭タワー
地上80m以上の高さから市街と函館山の眺望を楽しめる。営業時間の長い秋~春にかけてのみ見られる絶景。
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●この記事は「るるぶ函館 五稜郭’24」の過去に掲載した記事を元に作成しています。