「山形花笠まつり」のキホンやみどころを徹底解説! 現地取材レポートも
山形県山形市で毎年8月5〜7日の3日間で開催される「山形花笠まつり」。東北4大祭りのひとつでもあり、例年約100万人もの観客を動員する山形屈指の夏祭りです。そんな祭りの由来やみどころ、2023年の取材レポートをご紹介します!
Summary
【現地取材レポ】2023年「山形花笠まつり」取材に行ってきました♪
毎年8月5〜7日の3日間で行われる「山形花笠まつり」。最終日の8月7日に取材に行ってまいりました♪
パレードのスタート地点までは、電車ならJR山形駅から徒歩15分ほど。私は車で会場まで向かいました。
祭り専用の臨時駐車場は設けられていないため、会場周辺にある一般の有料駐車場を利用します。事前に会場MAP( https://www.hanagasa.jp/download/data/2023_map_course.pdf )などを確認し、市役所近くの比較的大きめの山形市中央駐車場をめがけてナビを設定しました。
交通規制がかかる17時前だったので、特に混雑することもなく、駐車場も空きがあり問題なく停められました。最終日の8月7日は平日だったため、土日に比べて落ち着いていたのかもしれません。
早速会場に入り、まずは文翔館で行われている「やまがた花笠食フェスタin文翔館」へ。各日17時〜21時30分(7日は〜21時)に行われている、山形のおいしい食を味わえるイベントで、パレード前の腹ごしらえにぴったり! 山形名物や人気グルメとたくさん出合えました。また文翔館のテラスからは会場を見渡せるとあって、こちらにもたくさんの人が訪れていました。
次に訪れたのは山形商工会議所内にあるグッズ販売コーナー。オリジナルグッズのほか、花笠もここで購入することができます。パレードでは一般参加OKのコーナーもあるので、花笠を持って参加すればさらにお祭りが楽しめますよ♪
そして18時が過ぎ、パレードがスタート! ゴール付近の山形市役所前は、先頭集団が来るまで少し時間があるので、その間「オープニング花笠輪踊りコーナー」が開かれています。誰でも参加OKで、踊り手の後ろについて、見よう見まねで輪になり花笠踊りを踊っていきます。
この日は少々雨がパラついていましたが、熱気が吹き飛ばしてくれたのか、いつの間にか雨も気にならなくなりました。だんだんと向こうから太鼓の音色が聞こえてきて、先頭集団が近づいてくると、パレードの圧がブワッと押し寄せてきました…!
「ヤッショ〜マカショ♪」と花笠音頭に合わせ、花笠を優雅に回しながら、美しい衣装に身を包んだ踊り手たちが歩みを進めます。蔵王大権現の大きな山車も登場し、大盛り上がり! かわいらしい子どもたちの踊り手集団も後に続きます。
花笠踊りは伝統的な踊りの種類がいくつかあり、衣装もさまざまで、見飽きることがありません。創作花笠踊りもあり、地元中学校のラグビー部によるラグビーボールを使ったオリジナルの踊りや、ダンスクラブによるHIP HOP調の踊りも! 伝統にとらわれず、自由な雰囲気に包まれていて、会場も一層盛り上がっていました。
最後はお待ちかね、一般参加OKの「飛び入りコーナー」。20時30分あたりからパレード終了まで、ミス花笠が率いるパレード最後尾に加わって、みんなで花笠踊りを披露します。
最初は恥ずかしそうにしていた人たちも、次第に皆楽しげな様子に! 進むにつれ人が増えていき、一体感が高まっていきます。沿道との距離も近く、盛り上がりは最高潮。ゴールまで約40〜50分の長いパレードを踊り切りました!
「山形花笠まつり」は毎年固定で8月5~7日の開催。2024年は月〜水曜、2025年は火〜木曜となり平日開催が予定されています。早めに予定を調整して、ぜひ山形に訪れてみてくださいね。
以上、「山形花笠まつり」取材レポートでした♪
Text & Photo:ジェンティーレ恵
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