おでかけ 2023.07.23

【オーストラリア】メルボルンの最新“観光＆グルメ”スポット

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日本入国時における新型コロナウイルス感染症関連の水際対策も終了し、そろそろ海外旅行を検討している人も多いのではないでしょうか。オーストラリアでは2022年7月からコロナ関連の入国制限が撤廃され、コロナ前と同じように旅行が楽しめます。今回はオーストラリア・メルボルンの最新情報をお届けします！

Summary

行列必至の人気カフェ「ハイヤー・グラウンド」

世界有数のカフェ文化をもつメルボルン。数あるカフェのなかでも人気なのが「ハイヤー・グラウンド」。歴史的な建築物が残るエリアにあり、天井の高い赤レンガの建物は、かつて発電所の施設だったものです。

看板メニューは、「ブルーベリー＆リコッタホットケーキ」A$28。ベリーやエディブルフラワー、ナッツなどに彩られた“映える”一品です。見た目は華やかですが、日本のホットケーキに似た厚みのある生地なので、かなりのボリューム。女性2人でも1皿を食べきれないほどです。

おいしいコーヒーとスイーツを味わいながら、ゆっくりするにはピッタリなカフェですが、魚や肉料理、アルコールも揃えているので、ランチに訪れるのもおすすめです。

■Higher Ground（ハイヤー・グラウンド）
住所：650 Little Bourke St. Melbourne Victoria
営業時間：7～17時（土･日曜は7時30分～）
定休日：無休

世界ベストレストランに選ばれた「ギムレット・アット・キャベンディッシュ・ハウス」

ギムレット・アット・キャベンディッシュ・ハウスは、2022年版「世界のベストレストラン」で、オーストラリアで唯一トップ100にランクイン（84位）、メルボルンで最も注目を集めているレストランです。

ドライエイジングビーフのTボーン©Jo-McGann — 「ドライエイジングビーフのTボーン」©Jo-McGann

店名に付くギムレット24A$。ジンはタンカレーを使う — 店名に付く「ギムレット」A$24。ジンはタンカレーを使う

地中海風のメニューには、天然捕獲されたものか持続可能な環境で養殖された新鮮な魚介類をはじめ、季節ごとの伝統野菜、ドライエイジングビーフなどが使用されます。厨房の中心には薪窯が設けられていて、薪でローストしたロブスターや牛肉は絶品。薪窯で焼き上げた「ドライエイジングビーフのTボーン」A$180は人気メニューの一つです。

おしゃれしてロマンティックなひとときを過ごしてはいかがでしょうか。

■Gimlet at Cavendish House（ギムレット・アット・キャベンディッシュ・ハウス）
住所：33 Russel St. Melbourne Victoria
営業時間：12時～深夜
定休日：無休

水上に浮かぶレストラン＆バー「ヤラ・ボタニカ」

水上バー＆レストラン「ヤラ・ボタニカ」は店名のとおり、店内各所に植物やアーティフィシャルフラワーが配され、まるで植物園のような雰囲気。ヤラ川とメルボルンの街を見ながら、ランチやバータイムを楽しめます。

地元生産者を応援しているので、使われる食材のほとんどがビクトリア州のもの。特製のカクテルやクラフトビールをはじめとしたアルコール類が充実していることもあり、お酒に合い、シャアしやすい料理が揃います。

■Yarra Botanica（ヤラ・ボタニカ）
住所：Sandridge Bridge, Southbank, Victoria
営業時間：12時～深夜（金曜は11時30分～、土･日曜は11時～）
定休日：無休

「フレイヤ」で新感覚料理を味わおう！

フレイヤは、メルボルンを代表するビジネス街にあります。近くには市の重要文化財の建物を利用したホテル「インターコンチネンタル・メルボルン・ザ・リアルト」もあり、落ち着いた大人の雰囲気が漂うエリアです。

世界各国からの移住者が多いオーストラリアでは、さまざまな国の料理が味わえ、多様な食文化をミックスして新たな味を生み出す「モダンオーストラリア料理」というジャンルがありますが、フレイヤは、近年人気を集める北欧系のモダンオーストラリア料理が味わえるレストランです。

メインの一例、カリフラワーのグリル。北アフリカ風ミックススパイスや麹、東南アジア産の柑橘類などが用いられている — メインの一例、「カリフラワーのグリル」。北アフリカ風ミックススパイスや麹、東南アジア産の柑橘類などが用いられている

フレイヤのキッチンを仕切るのは、世界最優秀レストランを5度受賞したスペインの「エル・ブジ」で修業し、ノルウェーのレストランでミシュランガイドの2つ星を獲得したジェ・バン氏。地元の旬の食材を、伝統的な手法と最新の調理科学を用いて調理した一皿は、驚きの食体験をもたらしてくれるはずです。前菜、メイン、デザートを数種類のメニューから選ぶグループ用プリフィックスランチはA$89。

■Freyja（フレイヤ）

住所：477 Collins St. Olderfleet Melbourne Victoria
営業時間：12～15時、17時30分～23時
定休日：月曜、土曜のランチ、日曜

メルボルンの最新“観光＆グルメ”スポット、いかがでしたでしょうか。街の中心地はトラムを利用すれば容易に移動できるので、海外旅行初心者にもおすすめの都市です。ぜひ訪れてみてください。

【取材協力】
オーストラリア政府観光局　https://www.australia.com/ja-jp
ビクトリア州政府観光局　https://jp.visitmelbourne.com

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Text：新間健介
Photo：新間健介、ビクトリア州政府観光局

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