【おとなのソロ部】電車&バックパックで行く!新宿から約2時間の奥多摩「氷川キャンプ場」でソロデイキャンプ<入門編>
自然の中でひとり時間を楽しみたい!ソロキャンプをしてみたいけど、できるか不安…。そんな思いがありながら、いまだソロキャンプにトライできていない人におすすめなのが、電車&バックパックで行くソロデイキャンプ。コロナ禍の数年ですっかりピクニックやデイキャンプにハマった筆者が、今回お邪魔した東京・奥多摩の「氷川キャンプ場」を例に挙げながら、キャンプ場選びのポイントや必須の持ち物など、ソロデイキャンプの入門編をご紹介します♪
Summary
初心者ソロデイキャンプ向け!キャンプ場選びのチェックポイント
キャンプはソロでもソロでなくても、キャンプ場選びが肝心です!今回は“初心者向けソロデイキャンプのススメ”ということで、都心から電車で行ける東京・奥多摩「氷川キャンプ場(ひかわきゃんぷじょう)」(有料施設)を例に挙げながら、キャンプ場選びのチェックポイントをご紹介します。
■アクセス
ソロなので荷物は最小限に抑えたい!デイキャンプでキャンプ飯を作って食べながら、お酒も少しは楽しみたい!そんな人におすすめなのが、公共交通機関を使って行けるキャンプ場です。「氷川キャンプ場」のように、最寄り駅から徒歩で行けるキャンプ場もあるので、Webサイトで「電車で行けるキャンプ場」などのキーワード検索をしてみましょう。
アクセスに関連して、周辺環境も要チェック!徒歩圏内に食材や惣菜、飲み物などを調達できるお店があるかチェックしておくと、より身軽で行けるのでおすすめです。
■管理人
キャンプ場には、有料と無料の施設があります。無料に飛びつきたくなりますが、管理人がいなかったり、ごみ捨て場がなかったり、道具のレンタルができなかったりと初心者には少々ハードルが高い傾向が…。キャンプに慣れるまでは管理人が常駐する有料施設を利用するのがおすすめ。何か困ったことがあったら、対面で管理人さんに相談できるので安心です。
■フリーサイト
取材時は8月で夏のデイキャンプということもあり、河原のフリーサイトがある「氷川キャンプ場」をチョイス。ここで事前にチェックしたいのが、河原の広さや日陰の有無。例えば、あまり広さがなく、ハイシーズンで混みそうな時期は、早めに行って場所をとるほうがベターですし、日陰が少ないサイトならタープやテントのレンタルを検討する必要があるかもしれません。ただし、初心者キャンパーがひとりでタープやテントを設営するのは、ハードルが高いと思うので、自分の経験や実力とも相談してみましょう。
日陰に場所をとりたい人は、管理人さんに尋ねてみましょう。どのあたりが終日日陰になるのかはもちろん、ソロデイキャンプにおすすめの場所、眺めのいい場所などを教えてくれますよ。
また、急な天候の変化も考えて、敷地内に屋根の付いた公共スペースがあるかどうかもチェック!大きなひさしの付いたトイレがあったり、屋根付きのバーベキューハウス、水場など、いざというときの雨宿り場所を確保。タープやテントを使わずデイキャンプをする際には、重要なチェックポイントの一つです。
■トイレ、シャワー
キャンプのハードルを上げるのが、トイレ問題。利用者数に対してトイレの数が少なかったり、落下式便所だったり、清潔感に欠けるなどのトイレを想像しがち。でも最近の有料施設では、しっかり清掃が行き届いているトイレが増えているので、気になる人は利用者のクチコミをチェック。トイレと同様に、デイキャンプでも川遊びをしたいなら、シャワーの有無も確認するとよいでしょう。
■水場(飲水の確保)
電車&バックパックで行くソロキャンパーにとって、飲水や調理に使う水を持参するのは大変…。また、食材や調理道具を洗ったり、茹で汁を捨てたりするのに水場が必要です。飲水として利用できるか、食器洗剤やスポンジが用意されているか、などを公式サイトやクチコミでチェックすれば、荷物を減らせます。
■売店・レンタル品
荷物を減らしたい電車&バックパックキャンパーにとって、売店や道具レンタルの有無も重要なチェックポイント。ここ「氷川キャンプ場」のように、キャンプ飯の食材からお酒やおつまみ、スナックやアイスなどのお菓子まで豊富に揃う売店があるのは心強い!
特に電車&バックパックキャンパーが持ち込むのに大変な飯盒やBBQ道具のレンタルや、保冷が必要な冷蔵食品、どうしても重くなる飲み物類などが買えるのはポイントが高いですよね!現金払いのみという場合もあるので、カード払いの可否も要チェック。
■カフェ
昨今のキャンプ人気を受けて、敷地内にカフェが併設されているキャンプ場も増えています。ここ「氷川キャンプ場」にもカフェ「クアラ」があり、飲食はもちろん、キャンプグッズのレンタルも可能。アウトドアチェアとテーブルだけレンタルして、河原でチェアリングしながら、テイクアウトしたカフェごはんを食べる。そんなお手軽デイキャンプも可能ですよ。
■ごみ捨て場
キャンプ場選びのチェックポイントで重要なのが、ごみ捨て場の有無。有料施設の場合は、ごみ捨て場が用意されている場合が多く、持ち帰る必要がありません。ただし、可燃、缶・ペットボトル、プラスチックなどしっかりキャンプ場のルールに従って分類して捨てましょう。
機能もおしゃれも抜かりなく♪キャンプコーデを考える
■服装
今回は、夏のデイキャンプということでタンクトップ(+UVパーカー)と薄手のデニムのコーディネートで出かけてみました。キャンプはなにかと地面に膝をつくシーンが多いので、汚れが気にならないデニムスタイルで。また、河原のフリーサイトなので、川や石の上にスマホを落とさないためにショルダーストラップを付けて、デニムのポケットにスマホをIN。季節はもちろん、河原・高原・山などシーンに合わせて服装選びも楽しみたいですね。
■季節のアイテム
天候や季節に合わせたファッションアイテムも持参しましょう。夏なら、サングラスや帽子、UVカットパーカーなどを。UVパーカーは蚊などの虫よけにもなります。朝夕と昼間の寒暖差が激しい季節なら、温度調整できるよう重ね着がベター。季節を問わず、突然の雨に備えてレインウエアもあると安心です。
■靴
今回は河原フリーサイトで夏のデイキャンプを楽しむので、リバーアクティビティ用の靴をチョイス。サンダルのように涼しさと速乾性がありながら、しっかりつま先をカバーしてくれるので、川の中でも外でも石の上を歩くのに最適でした。自分のベースと水場との往復などで意外と敷地内を歩くので、滑りにくく歩きやすい靴がおすすめです。