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【おとなのソロ部】電車&バックパックで行く!新宿から約2時間の奥多摩「氷川キャンプ場」でソロデイキャンプ<入門編>

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自然の中でひとり時間を楽しみたい!ソロキャンプをしてみたいけど、できるか不安…。そんな思いがありながら、いまだソロキャンプにトライできていない人におすすめなのが、電車&バックパックで行くソロデイキャンプ。コロナ禍の数年ですっかりピクニックやデイキャンプにハマった筆者が、今回お邪魔した東京・奥多摩の「氷川キャンプ場」を例に挙げながら、キャンプ場選びのポイントや必須の持ち物など、ソロデイキャンプの入門編をご紹介します♪

Summary

ソロはミニマルスタイルで♪最低限の持ち物リスト

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キャンプ道具は防災用品として使えるものも多いので、最低限揃えておくといい

電車&バックパックキャンパーにとって、最大の難問は荷物の量。コロナ禍でデイキャンプやピクニックの魅力にハマり、2カ月に一度程度はデイキャンプにトライ中の筆者が、ソロデイキャンプに最低限必要だろうと思われるアイテムから、あると便利!あるとより楽しめる!そんなアイテムまでご紹介します。

■住空間に必要な道具

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アウトドアチェア、アウトドアクッション、レジャーシート

キャンプでは椅子の上でほとんどの時間を過ごすので、軽量で折り畳み可能なアウトドアチェアがひとつあるだけで、リラックス度は段違い!レンタルできる場合もありますが、フェスやピクニックにも使えますし、座り心地の好みもあるので、マイチェアがおすすめ。マイチェアとキャンプマグ(シェラカップ)とマイ皿&カトラリーがあれば、誰かにデイキャンプやピクニックに誘われたときにも参加しやすいはず。

日除けのタープやテントは、季節やキャンプ場の日陰度合いにもより、ひとりで組み立てるのが大変なので、まずはレンタルでトライしてみては。

■最低限持っていきたい持ち物はこちら!
アウトドアチェア

あればなおよしなアイテムが、アウトドアクッションとレジャーシート。キャンプでは、設営や調理時など地ベタに膝をついたり、座ったりするほうが楽なシーンも多くアウトドアクッションがあると便利。あわせて、テントなしのデイキャンプでは、意外と荷物の置き場に困るのでレジャーシートがあると場所を取るときにも使えて安心です。

■調理に必要な道具

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(写真右上から時計回りに)ケトル、カッティングボード、ナイフ、スキレット、ミニトング、塩コショウ、調理油、ガスボンベ、シングルバーナー

キャンプ初心者や料理が苦手な人でも、切る・焼く・沸かす(煮る)調理ができると楽しいので、上写真にあるアイテムを検討してみましょう。キャンプ初心者は、炭や薪を使って火起こしするのが不安な人も多いと思うので、シングルバーナーがおすすめ。火を起こす時間を短縮できるので、時間と勝負のデイキャンプにはもってこい!

また意外と調理で使えるのが、ミニトング。置き場に困らず、操作性も高いので便利。ケトルは、フタ部分が大きく鍋のような形を選ぶと、麺類などを茹でることができるのでおすすめです。

■最低限持っていきたい持ち物はこちら!
ケトル/カッティングボード/ナイフ/スキレット/ミニトング/塩コショウ/調理油/ガスボンベ/シングルバーナー/ごみ袋/ティッシュやウエットティッシュ

■食事に必要な道具

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割れないグラス、平皿、カトラリー、キャンプマグ(筆者おすすめは折り畳み式)、ミニテーブル

食事用の道具は、どんなキャンプ飯を作るかにもよりますが、上写真にあるアイテムがあれば、たいていの料理に対応できるはず。調理や食事の際にテーブルも必須アイテムです。ソロキャンプなので軽量でコンパクトであること、アウトドアなので割れないこと、このあたりに注目して買い揃えるのがおすすめ。何を買うべきか迷う初心者さんは、まずはレンタルして使い勝手や必要性を試すのも一案です。

■最低限持っていきたい持ち物はこちら!
割れないグラス/キャンプマグ(シェラカップ)/平皿/カトラリー/ミニテーブル

■食材

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今回は「無印良品」のレトルト食品でキャンプ飯にトライ!

ソロデイキャンプにおすすめなのが、レトルト食品を使ったキャンプ飯。何品か調理したい!でもゆっくりする時間もほしい!そんな人は、レトルト食品を利用したキャンプ飯レシピを考えてみましょう。レトルト食品の多くは常温保存が可能なので、持ち運びにも便利です。上写真のアイテムを使ったキャンプ飯づくりレポートは、近日公開予定の体験編をチェック!

■最低限持っていきたい持ち物はこちら!
レトルト食品/レシピに必要な食材

■あると楽しいもの、あると便利なもの

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防水タイプの電子書籍専用デバイスなら、川の近くでも安心

目の前に広がる自然をぼーっと眺めてまったりするのも楽しいソロキャンプですが、時間を持て余したり、混んでいると目のやり場に困ったり…。そんなときは、文庫本や電書専用デバイスを持参したり、あらかじめ見たい映画やドラマをスマホやタブレットにダウンロードしたりするのもおすすめ。最近のキャンプ場では、無料Wi-Fiや電源付きサイトもあるので、自然の中でも有意義なひとり時間を過ごせます。デジタルデトックスをしに行くのもいいのですが、自然音を聞きながらの読書や映画鑑賞も新鮮です!

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ウォーターボトル(写真右)

あると便利なアイテムが、ウォーターボトル。特に1L程度入るものだと、キャンプ場内の水場に何度も行かずに済むので便利です。調理や飲料用としてなにかと水は必要なので、もし売店などで水を買う場合も、2Lボトルで購入するのがおすすめです。

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リユースできる保存容器のシリコンバッグ。マチ付きだとたくさん入って、自立するのでなおよし!

あわせて、あると便利なのがごみ袋代わりに使えるシリコンバッグ。上写真のようにマチ付きで自立するシリコンバッグだと、風で飛ばされることがなく、液漏れの心配もないので安心です。特に河原のキャンプサイトでは、プラスチック製品が川に流されないよう配慮が必要ですし、チェックアウト時にごみを捨てられるとはいえ、自分の居場所ではごみをまとめておく必要があるため、ひとつあると便利ですよ。

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2・3泊分程度の荷物が入るバックパックなら旅行でも大活躍

筆者がソロデイキャンプに最低限必要だろうと思われるアイテムなどをご紹介しましたが、キャンプ場のレンタル品の有無、移動距離や手段、季節によってもアイテムは変わるため、持ち物はそれらを考慮して準備しましょう。そして、ひとりで持ち運べる重さかどうか確かめるためにも、事前に一度パッキングして荷物を背負ってみることをおすすめします。

ソロおすすめ Point
キャンプ用の洋服を考えるのと同様に、何を持って行こうか?何があると便利か?など、ひとりでキャンプをイメージトレーニングする時間も楽しいもの。持って行ったけど使わなかったもの、次回あるといいだろうアイテムなどを思いついたときには、サクッとスマホでメモし、次のキャンプに役立てましょう。

楽しむために知っておこう!キャンプのルール&マナー

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美しい自然を守ることも大切。トラブル回避のキャンプマナーを知っておこう

ソロでもソロでなくてもキャンプを楽しむためには、ルール&マナーを守る必要があります。今回お邪魔した「氷川キャンプ場」の管理人さんにも取材して、代表的な事柄を一部ご紹介。キャンプ場ごとにルールは異なるので事前に確認しましょう。

・隣の人と一定の距離を保って場所をとる
・焚き火や調理の煙が隣の人にあたらないように注意する
・話し声や音楽などの音量に気をつける
・直火OKかNGか事前に確認(直火NGの場合は、焚き火台や焚き火シートを持参 or レンタル)
・河原で食器を洗ったり、茹で汁を捨てたりしない(水場を利用)
・ごみは持ち帰る or 分別してごみ捨て場に捨てる

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炭は炭捨て場に捨てるのがマナー

今回は、夏のデイキャンプということもあり、焚き火はしませんでしたが、意外と知られていないマナーが、炭の処理方法。直火OK・NGに関わらず、焚き火をしてそのまま炭を放置してチェックアウトするのはマナー違反。直火NGなら、焚き火台(焚き火シートも使うとなおよし)を使い、燃えカスは炭捨て場へ。直火OKなら、きれいに灰になるまで燃やし切るか、燃えカスがあれば炭捨て場へ。

ソロおすすめ Point
ソロだからこそ、ルール&マナーを把握してスマートにキャンプを楽しみたいもの。あの人は分かってる!と思われれば周りとのトラブルも回避でき、ひとり時間を邪魔されることなく満喫できるはず。

電車&バックパックで行く!ソロデイキャンプ入門編は、いかがでしたか?キャンプは、トライ&エラーで経験値を高めていくことが楽しいアウトドアアクティビティだなぁと毎回トライするたびに実感します。続く体験編では、いよいよキャンプ飯づくりに挑戦します!こちらの入門編とあわせて、体験編もチェックしてくださいね。

ソロ Memo
■取材時のソロ率:30%(水曜の午前)
■おすすめの利用シーン:ひとりで自然を満喫したいとき、ひとりでデイキャンプをしたいとき、ひとりで初めてのことに挑戦してみたいとき


Text:山田裕子(editorial team Flone)
Photo:斉藤純平

●取材は2023年8月初旬に実施しました。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。


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