おでかけ 2023.12.05

【八戸】絶品ひらめ丼からスタートする“八戸半日ドライブ”

青森県モデルコースドライブ東北観光海鮮丼ソフトクリーム

日本有数の水産都市として知られる港町・青森県八戸市。東北新幹線が停車する青森の玄関口で、東京からのアクセスが良く、日々多くの観光客が訪れます。朝6時から行列のできる絶品ひらめ丼をはじめ、地元の人々からパワースポットといわれる蕪嶋神社や絶景スポット種差海岸など、八戸に行ったら絶対巡りたい半日ドライブコースをご紹介します。

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START　JR八戸駅
並んででも食べたい！「みなと食堂」の平目漬丼
ウミネコが集まるパワースポット「蕪嶋神社」
八戸が誇る絶景スポット「種差海岸」
青森3大ソフトといわれる⁈「ホロンバイル」
GOAL　JR八戸駅

START　JR八戸駅

並んででも食べたい！「みなと食堂」の平目漬丼

まずは、JR陸奥湊駅の人気食堂で朝ごはん♪　JR陸奥湊駅周辺は、戦後から八戸市営魚菜小売市場を中心に魚介類の小売店や仲卸業者が軒を連ねる八戸の台所。そんな陸奥湊駅から徒歩3分の場所に店を構えるのは、新鮮魚介を思う存分味わえると人気の「みなと食堂」です。営業時間は朝6時から14時までのため、この時間めがけて多くの観光客や地元の人たちが集まります。行列必至のため、お店に着いたらまずはリストに名前と電話番号を書いて、お店の人が呼び出してくるのを待ちましょう。

どれも新鮮でおいしい！と定評のある「みなと食堂」のメニューのなかでも特に人気なのが「平目漬丼」。人気の理由はこのビジュアルと味。美しく並べられたヒラメの漬けは、食べるのがもったいないと思うほど…！　ヒラメ本来のうま味もしっかり感じられる優しい味付けで、とれたてのプリプリ食感がたまりません。途中黄身を崩すとコクがプラスされ、ワサビで少し刺激を追加して…と味変を楽しみながら食べられます。

八戸の郷土料理「せんべい汁」と小鉢が付いた平目漬丼のセットメニューや、10種類の漬けがのった「漁師の漬丼」1950円も人気です。どの時間でも少し並びますが、比較的人の少ない開店直後の訪問がおすすめです。少し早起きして、港町を感じる最高の朝ごはんを食べましょう。

■みなと食堂（みなとしょくどう）
住所：八戸市湊町久保45-1
アクセス：JR陸奥湊駅から徒歩3分
TEL：0178-35-2295
営業時間：6～14時
定休日：日・月曜

ウミネコが集まるパワースポット「蕪嶋神社」

次に訪れたい「蕪嶋神社」は弁財天をまつり、商売繁盛、漁業安全の守り神として古くから地元の人々の信仰を集めてきました。2015年11月5日に発生した火災により社殿が全焼しましたが、再建を願って全国各地の人々から寄付金も集まり、約5年の歳月を経て再建。2020年3月26日の例大祭に合わせて一般参拝が可能となりました。

蕪島エリアは、ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されており、毎年3月～7月末頃にかけてウミネコ繫殖の様子を間近で観察することができる国内唯一の場所です。八戸では、ウミネコは漁場を教えてくれる蕪嶋神社の弁財天の使いとして、古くから大切にされてきました。 “フン”がついたら“運”が降ってきた証拠。社務所へいくと「会運証明書」をいただくことができますよ。

■蕪嶋神社（かぶしまじんじゃ）
住所：八戸市鮫町鮫56-2
TEL：0178-34-2730
参拝時間：8時45分～17時20分（4～9月）、8時45分～16時50分（10～3月）
定休日：なし

八戸が誇る絶景スポット「種差海岸」

次は八戸が誇る絶景スポットへ！三陸復興国立公園内にある種差海岸は、美しい海岸線をもつ国の名勝。650種を超える多種多様な植物が自生し、観賞できる日本でも珍しい場所。全長約12kmの長い海岸線で、蕪島エリア・葦毛崎展望台・大須賀海岸エリア・種差天然芝生地エリア・大久喜エリアの４つに分けることができます。なかでも種差天然芝生地エリアは種差海岸を代表する景勝地。波打ち際まで広がる天然芝生、白砂青松の砂浜、大小の岩が変化に富んだ景観を作り上げており、圧巻の美しさです。

種差天然芝生地エリア「淀の松原」にある松林は名勝指定以前から存在し、樹齢100年以上になります。海を臨みながら木立の間を進む遊歩道は爽快感を味わえると、詩人佐藤春夫氏も「美しい海べ」の中で絶賛しています。

「葦毛崎展望台」は種差海岸遊歩道の起点となる展望台で、太平洋を見渡せる絶景スポットです。太平洋戦争末期には旧日本軍が軍事施設として使用していましたが、現在は展望台として一般開放されています。目の前には広い駐車場があるので、ドライブ途中の休憩にもおすすめです。

■種差海岸（たねさしかいがん）
住所：八戸市鮫町棚久保14-167（種差海岸インフォメーションセンター）
TEL：0178-51-8500（種差海岸インフォメーションセンター）
料金：散策自由

青森3大ソフトといわれる⁈「ホロンバイル」

ドライブの最後に行きたいのは、八戸観光の休憩におすすめのスポットで、「葦毛崎展望台」のふもとにあるカフェテラス「ホロンバイル」です。メニューはバーガーやパスタの食事系のほか、ドリンクメニューも豊富に揃います。そしてここに来たらぜひ食べたいのがソフトクリーム！そのなかでも「まきば」味は、地元で“青森三大ソフト”と密かにいわれるほど、注目を集めています。

“まきば“は生クリーム入りの濃厚ミルク味。深いコクがあるのにさっぱりと食べられて、その人気も納得のおいしさです。ソフトクリームはまきばのほかにも、ホロンバイル特製のバナナやマスクメロン、王道のいちごやまっ茶など全部で7種類。まきばとミックスもできるので、2種類のお気に入りの味を選ぶのもいいですね♪

■ホロンバイル（ほろんばいる）
住所：八戸市鮫町先祖ケ久保10-3
TEL：0178-33-2222
営業時間：9～18時、店内利用は～17時（7・8月の夏休み期間は～19時、11～2月は～17時）
定休日：無休