【北海道 知床】世界自然遺産・知床をクルーズで満喫!
オホーツク海と根室海峡にまたがり、手つかずの自然が残る道東の秘境・知床半島。観光の拠点は、西側「ウトロ」と東側「羅臼」で、それぞれクルーズ体験ができることをご存知ですか? ウトロ側では、海から立ち上がる断崖絶壁にかかる数々の滝、波の浸食が作り出した奇岩や洞窟など、海上から大自然を体感できるクルーズが。羅臼側では、クジラやシャチなどの大型海洋生物が見られる「アニマルウォッチング」が大人気です。 世界自然遺産・知床半島の大自然を感じるなら、ぜひ海上からそのスケールを体感してみませんか?
Summary
【羅臼発】「アニマルウォッチングクルーズ」を楽しもう
✔コースの詳細はコチラ
クジラ・イルカ・バード ウォッチングコース |
流氷&バードウォッチング A・B コース |
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料金 | 8800円 | A:4400円 B:1万1000円 |
所要 | 約2時間30分 | A:約1時間 B:約2時間30分 |
運行期間 | 4月下旬~10月中旬 | A・Bともに 1月下旬~3月中旬 |
便数 | 1日2便 | A:1日1便 B:1日2便 |
予約 | 必要 | 必要 |
✔こんな生物に出会える
なぜ、羅臼の海で、これほど野生動物に大接近できるのでしょうか?それは、羅臼に到達する流氷に秘密があります。流氷が豊かな栄養物質を運ぶことで、植物プランクトンが増え、それを餌にする魚介類や野生動物たちがやってくるのです。
夏にはマッコウクジラやイルカ、シャチなどの大型海洋生物はもちろん、海上を飛ぶ「ミズナギドリ」の数万羽の群れにも遭遇できます。
流氷が訪れる冬は、アザラシの仲間や、オオワシ、オジロワシなどの猛禽類(肉食性鳥類)が姿を見せます。これほど集中して大型猛禽類が集まる場所は世界的にも珍しく、バードウォッチャーにはたまりません。
夏も冬も、動物たちを間近に感じられる羅臼の海の魅力を体感してください。
服装・持ち物
ウトロは夏でも平均気温は20℃前後と気温が低い日が多いです。デッキに出ての観察を勧めているため、雨風がない気温が少し高い日でも、海上は風が冷たく体温が下がり寒くなります。長袖のジャンバーに足元まであるパンツをはいて防寒対策をしっかりしましょう。海の状況によっては波しぶきで濡れる場合もあるので、動きやすい恰好も意識してくださいね。
またヒグマやエゾシカなどの野生動物を船上から観察するので、双眼鏡があると便利です。船酔いの心配がある方は市販の酔い止め薬も持って行きましょう。ほかにも日焼け止め、帽子、サングラスなど強い日差しに備えた日焼け対策も忘れずに。
準備をしっかりしたうえで、知床半島クルーズに乗船して、知床の大自然を間近に感じてみてください。
Text:えんれいしゃ、るるぶ情報版編集部
Photo:西村光司(ウトロ)、松浦靖宏(羅臼)
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