グレートバリアリーフにたたずむポンツーンの画像

グレートバリアリーフをとことん満喫できるリーフマジック社のポンツーン

【ケアンズ取材レポートその2】グレートバリアリーフを空から!海中から!1日遊び尽くそう〜ポンツーンからダイビング編〜

るるぶ&more.編集部 るるぶ情報版(海外)編集部 オーストラリア 絶景 絶景でパワーを充電したい
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2300キロメートルにわたって続く、世界最大のサンゴ礁群であるオーストラリア・グレートバリアリーフ。その玄関口と言えるのが、日本との時差がたった1時間のケアンズです。前編ではグレートバリアリーフの絶景を空からウォッチ。遊覧飛行の様子をお届けしました。後編では海の中から見たグレートバリアリーフをご紹介すべく、編集部スタッフ自らダイビングに挑戦してきました。見渡す限り広がるサンゴ礁や、クマノミといった魚たちとの出合いなど感動の体験をレポします!

Summary

グレートバリアリーフを堪能するポイント〜ポンツーンとは〜

ポンツーンからシュノーケルエリアに降りる階段は常に人で賑わっていました
ポンツーンからシュノーケルエリアに降りる階段は常に人で賑わっていました

さまざまあるグレートバリアリーフを楽しむ方法のなかで、最初にチョイスすべきは、どこを拠点にグレートバリアリーフを見るか、何をして見るかということ。今回参加したリーフマジック社のツアーでは、沖合に設置された「ポンツーン」とよばれる浮島を拠点にして、シュノーケリングやダイビング、グラスボトムボートなど、いろいろなマリンアクティビティを通して、グレートバリアリーフを堪能する、というものでした。

ポンツーンの2階、ゆったり海を見ながらワイン片手に語らう人々の姿の画像
ポンツーンの2階ではゆったり海を見ながらワイン片手に語らう人々の姿も

リーフマジック社所有のポンツーンは2階建てで、定員は450名(実際ツアーの定員は250名に制限している)と想像より大きい印象でした。ケアンズに戻る船が係留されている1階には海中展望台やダイビングやシュノーケリングの用品貸出があり、2階はサンゴ研究のためのラボや、座って食事ができるスペースになっていました。

ポンツーン内、海中展望台で魚にエサをやるイベント「フィード・フィッシュ」を見ている人たちの様子
ポンツーン内、海中展望台でのイベント「フィード・フィッシュ」では魚の多さに圧倒される!

体験できるアクティビティは、参加料金のなかに含まれているものと、追加料金が発生するものとがあります。今回は、グラスボトムボート、海中展望台での魚へのエサやりをするイベント「フィード・フィッシュ」、シュノーケリング、体験ダイビング(体験ダイビングのみ有料)に参加しました。どれも本当に楽しく、大興奮の連続だったのですが、特に感動が大きかったのが30分の体験ダイビングでした!

体験ダイビングに挑戦。海の中には絶景が待っている!

レクチャーの様子
とても丁寧なレクチャー後には理解度を測るクイズもあります

ここでは、体験ダイビングをピックアップして、レポートしていきます。 まずは着てきた水着の上にウェットスーツを借りて着替え、早速レクチャーが始まりました。海の中では声が聞こえないので、インストラクターとコミュニケーションを取るためのハンドサインや、水がゴーグルや口の中に入ってしまったときの対処方法、耳が痛くなるメカニズムとそれを防ぐ耳抜きの方法まで、かなり丁寧に教えてくれます。海外でのダイビングは初体験だったので不安もありましたが、ゆっくりとしたシンプルで聞き取りやすい英語と、イラストを活用した懇切丁寧なレクチャーを受け、緊張が少しほぐれました。

ダイビング用のタンクを背負った女性二人が海の中へと階段を降りていく様子
いよいよ入水し、ダイビングの実践練習へ

昼食休憩をはさんでダイビング講習はいよいよ実践編。タンクの重みと、腰につけた重りの重さ(総重量20kg!)に驚きながら、ポンツーン中央にある階段を降りていきます。海に入った瞬間、重かった体は水の浮力で嘘のように軽くなりました。

海の中でダイビングの実践練習をしている画像
マウスピースに水が入ったときにクリアにする練習 勢いよく息をトゥース!と吐くと水をクリアできる

階段を降りた場所は、足が着くようになっていて捕まるところもあるプラットフォームのようなところ。ここで耳抜きやトラブル対処法の実践練習を行います。インストラクターさん1人につき2人の参加者をガイドしてくれ、座学で習ったことが実際に海の中でできるかどうか一人一人チェックしてくれます。

ロープをつたって少しずつ海の中へ潜って行く様子、ハンドサインでOKを出している
右手にいる私がしているのがOKという意味のハンドサイン

水深2メートルほどのこの時点ですでに小さい魚がちらほら見えてきて、期待が高まります!こまめにインストラクターさんが耳抜きをするように指示を出したり、問題ないか確認をしてくれたので、安心感がありました。

グレートバリアリーフの海の中でのインストラクターさんと他の参加者との記念撮影
海の中で記念撮影をパチリ

3メートルくらいまで潜ったところでインストラクターさんの腕に捕まり、いよいよダイビングがスタート!ポンツーンの下には大量のサンゴが生息していて、見渡す限りサンゴ礁が続いています。

グレートバリアリーフの海中の見渡す限りサンゴの画像
まるで海の中の森のように潮流に揺れるサンゴ群生は生き生きしていている

魚もそこらじゅうに数え切れないほど泳いでいました。記念撮影時の画像の奥の方にも小さく魚が写っていますが、見えるでしょうか?こんなにカラフルでさまざまな種類のサンゴを一度に見たのは初めての体験で、圧倒されました。

グレートバリアリーフの海中の美しい青いサンゴと魚の画像
美しい青いサンゴは幻想的でした

特に私が美しいなと思ったのが、画像の手前に見えるこの青みがかったサンゴ。「トゲスギミドリイシ」というエダサンゴだそう。海の中なのでどうしても画像が青くなってしまいますが、実際はもっと色鮮やかです。

グレートバリアリーフのサンゴ群生に色とりどりの魚が集まっている画像
サンゴ群生に色とりどりの魚が集まっていました

ほかにも、ソフトコーラルとよばれる柔らかなサンゴが潮の流れにたなびく様子や、数え切れないほど多くの魚との出合いに、ただただ感動が止まりませんでした。そしてなによりうれしかったのが、この左の方に写っている魚との出合い…!

至近距離からグレートバリアリーフのクマノミを撮影した画像
至近距離まで近づいて見ることができました

私の大好きな映画『ファインディング・ニモ』に出てくるクマノミに合うことができました!柔らかいサンゴに包まれるように2匹のクマノミが潮の流れとともに揺れながら泳いでいる姿は、本当にかわいらしかったです。

ダイビングが終わり、インストラクターと参加者が泳いでいる画像
終わる頃にはすっかりダイビングの虜に

そうこうしているうちに、あっという間に30分の体験ダイビングは終了。気づかぬうちに9.8メートルまで潜ることができていたようです。あまりにダイビングが楽しく、夢中になり、充実した時間を過ごすことができました。

まとめ〜グレートバリアリーフは空からも海の中からも必見!注意点も〜

ダイビングの参加者との集合写真の画像
ダイビング参加者の皆さんとの1枚 最高の笑顔にあふれる1日になりました

今回は、前半は空から、後半は海の中から、グレートバリアリーフを満喫しました。 空から見たグレートバリアリーフの雄大さは言葉では言い表せないほどすばらしく、海の中の世界も神秘的で感動が止まりませんでした。せっかくオーストラリアまで行くのだったら、空からも、海からもこの大自然を体験することを強くおすすめしたいです!旅のハイライトになること、間違いありません!

注意点は、ダイビングをしたあと24時間は、航空機への搭乗は禁止であること。ダイビングをしたい方で翌日帰国の方は、スタッフにその旨を伝えてダイビングは午前中にしましょう。ちなみにヘリコプター遊覧は高度が低いので、ダイビング後でも可能ですよ。

ダイビングは少しハードルが高い…という方におすすめなのが、シュノーケリング。ポンツーン周辺の決められたエリアがシュノーケルエリアとなっており、そちらでもサンゴや魚は見ることができます。用具の貸出は無料のうえ、ライフガードもついていて安心です。 また、有料にはなりますが、ガイド付きのシュノーケルツアーも手軽でおすすめです。海の中には最高に美しい景色が待っていますので、ぜひ体験ダイビングやシュノーケリングにチャレンジしてみてください!

今回参加したツアー
■リーフマジック
グレートバリアリーフの外洋、モア・リーフに位置する自社ポンツーンを訪れるツアーを催行。2022年に作られたばかりのポンツーンはきれいで過ごしやすい。アクティビティ関連ではシュノーケルの用具、半潜水艇、グラスボトムボートはツアー料金に含まれている。遊覧飛行やダイビングなどは追加料金にて可能。遊覧飛行の予約はメールにて受付。予約、ツアーともに英語のみ。
電話:07-4222-7479
料金:289A$~
URL:https://www.reefmagic.com.au/

Text: 井上優
Photo: 井上優、リーフマジック社

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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