【茨城・大洗】茨城のウユニ塩湖!? 都心からたった2時間で出会えるアナザーワールド
「茨城のウユニ塩湖」や「リフレクションビーチ」と話題の大洗サンビーチ、パワースポットとして注目の海辺の鳥居など、近年話題の絶景が点在する大洗。潮風が心地よいこの季節、都心から2時間弱のアナザーワールドへ。
Summary
ファンタスティックな水鏡・大洗サンビーチ
国内有数の遠浅の砂浜を持ち、茨城県最大の海水浴場で快水浴場百選にも選ばれた大洗サンビーチ。白砂青松が美しく、春は潮干狩り、夏は大勢の海水浴客が訪れます。
このビーチ、別世界になる時間帯があります。それは満潮から干潮に向かう時間、浜辺に残った海水が反射して水鏡になるんです。ベストタイミングは晴れた大潮の日の満潮から3~4時間後。条件さえ整えば、初心者でも必ず撮れます。潮位表をチェックして、ぜひトライしてくださいね。
田植え前の期間限定! 田んぼの水鏡もチェック
これからの季節の水鏡といえば、田んぼも忘れてはなりません。特に鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の高架が続く大洗駅から常澄(つねずみ)駅の間。のどかな田園風景が、幻想的な風景に。水張りから田植えまでの期間限定の絶景です。
神々が降臨したパワースポット・神磯の鳥居
大洗磯前神社の神磯の鳥居は、大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)の2柱の御祭神が降臨された岩礁の鳥居です。神聖な地だけに、初日の出を拝む場所として、またパワースポットとしても人気です。大洗サンビーチと同様に、こちらもやはり大潮の日が迫力があります。太陽が鳥居から昇ってくる冬至前後もおすすめです。
神磯の鳥居がある大洗海岸は古くから景勝地として知られており、かの徳川光圀(みつくに)公も歌に詠んでいるそう。
~あらいその岩にくだけて散る月を 一つになしてかへる浪かな~
大洗海岸の宿に泊まって、夜の姿も見たいですね。
見慣れた景色を塗り替えるイベント「うみまち照らす」
大洗観光協会が主催するイベント「うみまち照らす」は、光のアートプロジェクト。2023年は、8月に大洗磯前神社、10月に磯浜古墳群、11月に西福寺で開催。史跡が約1000個のLEDキャンドルでライトアップされる幻想的な風景に多くの人が酔いしれました。2024年も開催予定。詳細は大洗観光協会のウェブサイトでご確認ください。
大洗の情報なら大洗町観光情報交流センター「うみまちテラス」へ
2020年にオープンした観光案内所。観光案内、自転車やトゥクトゥクのレンタルもしています。ここでしか買えないおみやげも揃っています。観光前にぜひ最新の情報チェックを。
■うみまちテラス
住所:茨城県東茨城郡大洗町桜道301(大洗駅となり)
TEL:029-266-0788
営業時間:9~18時
定休日:12月29日~31日(その他施設点検のための臨時休業あり)
アクアワールド大洗や大洗マリンタワーなどの人気観光施設巡りに、絶景スポットも加えてみてくださいね。
Photo:宮地工
Text:松尾裕美
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