「伊豆テディベア・ミュージアム」で自分だけのトトロを作ろう!
伊豆高原駅から徒歩9分の場所に立つ「伊豆テディベア・ミュージアム」。歴史ある様々なテディベアが出迎えてくれる「テディベアのおうち」では、現在「となりのトトロのぬいぐるみ展Part3」が開催中!また毎日開催中のぬいぐるみワークショップでは、なんと手作りのトトロを作れるんです♪編集部員が実際に体験し、その魅力をお伝えします!
Summary
となりのトトロのぬいぐるみ展のみどころって?
静岡県・伊東市の伊豆高原にある「伊豆テディベア・ミュージアム」。1904年に作られた、日本に現存する最古のテディベアである「テディガール」をはじめ、世界のテディベア作家たちの作品を数多く展示しています。そんな伊豆テディベア・ミュージアムでは現在、特別企画展「となりのトトロのぬいぐるみ展パート3」が長期開催中です。入口付近では大きなトトロをはじめ、至る所でトトロがお出迎え!入る前からワクワクが止まりません。
庭には中トトロと小トトロが歩いていました! 草むらに隠れるサイズ感がとってもキュート。ほかにも見上げると、展示館の出窓にもトトロが!今にも空へ飛び出しそうな雰囲気です。
さて、いよいよ「となりのトトロのぬいぐるみ展パート3」へ!展示館の2階で開催されています。名シーンがぬいぐるみで再現される中、ひと際目を引くのが、この大きなネコバス!
行き先が「伊豆」になっていたり、中トトロ達が乗り込もうとしていたり、遊び心があふれています。ちなみに編集部員が手に持っているのは、この後にご紹介するワークショップで手作りしたトトロ。一緒に写真を撮れば、より愛着が深まります。
ネコバスの中の座席に座ることもできます。窓の部分にはとなりのトトロの名シーンが。ミュージアムを訪れる前に映画を見返しておくと、より世界観が楽しめますね。
家族で食卓を囲む場面やまっくろくろすけと出会った場面など、となりのトトロの名場面がぬいぐるみで再現されています。こちらは、雨の中バス停でバスを待つ場面。傘からはみ出ているトトロの姿は、なんともいえない愛嬌があります。
こちらは針金で作られた小トトロ達。立体的な針金が天井から吊り下げられ、ゆっくりと回転しています。タイミングを狙って、空飛ぶトトロの素敵な写真を撮影してみましょう!
自分だけのオリジナルトトロを作ろう!体験レポ
さて、いよいよオリジナルトトロの制作へ移ります!
まず初めに、作成したいトトロのトトロスキンを選びます。選べるのはグレー生地のスタンダードな「大トトロ」、大きな口が特徴的な「笑い大トトロ」、鮮やかな青色の「中トトロ」。それぞれサイズ感も違います。私は中トトロを選びました!
席には体験セットが用意されています。普段なかなか裁縫などをする機会がないので、ワクワクです。
選んだトトロスキンの背中部分にペレット(ぬいぐるみの重し)を底に詰めた後、綿を詰めていきます。思っていた以上にどんどん綿が入ることに驚き!しっぽや鼻にもしっかり行き渡らせることで、立体的でかわいい形になっていきます。
作業台にはそれぞれ見本のトトロが置かれているので、比べながら入れていきましょう。制作中のトトロは御覧の通りかなり丸い子になりましたが、これこそ手作りの味。既に愛着がわいてきました。
綿が無くなったら、作業場の近くにあるコットンボックスから綿を追加することができます。最初は「こんなに入る?」と思っていましたが、ぬいぐるみは思っていたよりも食いしん坊で、どんどん綿が入ります。おかわりの綿もしっかり入りました。
綿を詰め終わったら、トトロの背中を縫製していきます。講師の方が丁寧に教えてくださるので、裁縫初心者でも安心です。
トトロが縫われている姿は哀愁が漂っていて、なんとも言えないかわいさです。針を持つのは10年ぶりでしたが、講師の方の助けも借りつつ何とか縫うことができました。
かなりトトロに近づいてきました!胸元の模様を貼って……
頭には葉っぱをつけます。葉っぱも形の違う3種類から好きなものを選べます。
そろそろ仕上げの作業です。ひとり1枚配られるメッセージカードにお願いごとを書いたら、卵型のカプセルの中へ。
カプセルを袋に入れてトトロに持たせたら、葉っぱにひもを通して袋に結びます。この葉っぱは、ワークショップの初めにアイロンプリントしたい言葉を記入し、予め提出していたもの。作業中にスタッフの方が作成し配ってくれます。私はこのトトロを作った(=生まれた)日付を入れました!自分の名前を入れたり、トトロに名前をつけたりして、オリジナルの言葉を入れてみましょう。
最後に、トトロが持つ小物を選びます。小物は440円で追加することもできるので、贅沢に2つ持たせてみても良いかもしれません(小物を持てるのはぬいぐるみの左手のみ)。
私は夏らしくひまわりを選んでみました。これでオリジナルのトトロの完成です!こちらを見つめるつぶらな瞳に癒やされます。ほかの参加者の皆さんも、思い思いの素敵なトトロを作っていました。
ちなみに中トトロのサイズ感はこんな感じ。手乗りサイズでありながら存在感もある、絶妙なサイズ感がたまりません。
トトロが出来上がった後にも楽しみが♪美容室のようなブースに連れて行き、ドライヤーで糸くずなどを飛ばして綺麗にしましょう。鏡越しのとぼけ顔がかわいいですね。
ここからはトトロの身体測定をしていきます。身長を測って……
体重も測れちゃいます。私のトトロは200gぴったりでした。綿の詰め具合による個体差まで愛おしいですね。
最後に、このMRIのような機械にトトロを寝かせると……?(ふかふかのしっぽが元気で仰向けにできず、横向きになっています)
作ったぬいぐるみの性格診断ができるんです!より愛着が増しますね。 これで一連の流れは終了です!オリジナルトトロが作れるこちらのワークショップは、専用フォームから事前申し込みが必要です。予約方法は公式Webサイトを確認してくださいね。
■ぬいぐるみワークショップ(要予約)
所要時間:60分
募集定員:各回最大12名
参加料:6380円
予約方法:公式Webサイトの「ワークショップ」で確認、専用フォームから申し込み(https://www.teddynet.co.jp/izu/workshop/)
ちょっと一息♪くつろぎ空間のティールーム
ぬいぐるみを作った後は、隣接するティールームでちょっと一息♪おすすめは「デカ・プティング」660円と「デンちゃんカフェラテ」660円。お皿やティーカップにもテディベアがあしらわれ、こだわりを感じます。
席には大きなベアのぬいぐるみを持っていくことができるので、一緒にティータイムを楽しみましょう。もちろんトトロも一緒です。周りに緑が多く、心安らぐひと時を過ごせますよ。
カフェの中のショップでは、ここでしか買えない限定のおみやげも。「IZU TEDDY BEAR MUSEUMオリジナル 100%PURE HONEYみかんはちみつ 70g」950円は、伊豆半島の代表的な農産物である柑橘類の中でも、5月初旬から約2~3週間の限られた時期だけにとれる柑橘類だけの純粋な蜂蜜。伊豆みやげとしても人気なのだとか。
人気のグッズも見逃せない。トトロ展限定のおみやげも
帰る前に、ミュージアムショップで限定のトトログッズを見ていきましょう!写真の「ふんわりメイガニ」1760円は、テディベア・ミュージアム限定のぬいぐるみ。
「ミュージアム限定バースデーマスコット」は、ボタンの数字を誕生月から選ぶことができます。その後、レジで日付タグをつけてもらえば、オリジナルのマスコットが完成!カバンなどに付けて、一緒にお出かけしたくなりますね。
伊豆テディベアミュージアムへのアクセスは?予約は?
伊豆テディベア・ミュージアムは、たくさんの愛らしいテディベアや「となりのトトロ」の世界を体験できる場所です。テディベアの展示に関してはこちらの記事で詳しくご紹介しているので、合わせてチェック!
【静岡・伊豆高原】「伊豆テディベア・ミュージアム」で物語の世界へ!テディベアを見て、作って、ティータイムをともに
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自分で作った世界でひとつだけのオリジナルトトロは、愛着もひとしお。ぜひ伊豆・テディベアミュージアムに遊びに行ってみてくださいね!
周辺の観光スポット情報もチェック!
最後に、伊豆テディベア・ミュージアムを訪れる際に、是非立ち寄りたい周辺のスポットをご紹介します。
城ケ崎海岸
約4000年前に大室山が噴火し、流れ出た溶岩が長い年月をかけて形づくった荒々しい岩壁。遊歩道が整備された海岸沿いでは、大迫力の景観を楽しめます。
「半四郎落し」とよばれる断崖に架かる全長約48m、高さ約23mのつり橋。足がすくむような高さですが、ここからの眺めは最高です!
ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン
約120年前のティファニーのアンティークランプやウィンドウパネルなど、約80点の作品を展示。ガーデンでは四季折々の花が咲く花畑と城ケ崎海岸の絶景を楽しめます。
【静岡・伊東】 フォトジェニックの競演! 「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」で、ティファニーランプと花々を愛でる
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小室山リッジウォークMISORA
標高321mの小室山にあるビュースポット。ボードウォークをぐるりと巡って、雄大な自然景観を楽しめます。
【静岡・伊東】海×空の360°パノラマ絶景が広がる!伊豆の新名所「小室山リッジウォークMISORA」
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Text:るるぶ情報版編集部(茂野朋佳)
Photo:田尻陽子
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