おでかけ
2024.09.03
エジプトの海外渡航情報！ビザは必要？ 時差は？ 変換プラグのタイプは？ エジプト旅行の際に知っておきたいことまとめ（2024年9月3日更新）
再び盛り上がりはじめた海外旅行。渡航の前に用意しておくことやもの、最新情報をこの記事で確認してから出かけましょう！
Summary
時差
日本と時差は7時間。日本が正午の時、エジプトは午前5時。2023年からサマータイムが実施されており、期間は4月最終金曜日から9月最終木曜日までで、日本との時差は6時間。エジプトではこれまで数年おきにサマータイムの導入と中止が繰り返されているため、事前に確認を。
言語
公用語はアラビア語。観光地を中心に英語もよく通じますが、簡単な挨拶ぐらいはアラビア語でできるようにしておくと、それだけで地元の人との距離がぐっと縮まります。
通貨
エジプトの通貨はエジプト・ポンド（£E）。補助単位はピアストル（PT）で1£E = PT100。
2024年8月現在、US$1=約£E48。2016年に変動相場制へ移行しています。なお、日本の消費税にあたる付加価値税が導入されており、2024年現在税率は14%。ホテルの料金などにも外税として追加されます。
£E1＝2.98円（2024年8月現在）
紙幣・硬貨の種類
紙幣は£E200、£E100、£E50、£E20、£E10、£E5、£E1、PT50、PT25の9種類。表面はアラビア語の数字のみのものが多くありますが、裏面にはアラビア数字（算用数字）が記されています。
多く流通しているのは£E1～200紙幣で、PT50以下の紙幣はほとんどありません。£E10と£E20紙幣は新しいプラスチック・ポリマー紙幣も流通しています。硬貨は£E1、PT50、PT25の3種類をよく手にします。こちらはアラビア語の数字のみの表記なので気をつけましょう。みやげ店やレストランなどではUSドルや日本円をそのまま受け取ってくれるところもあります。特にUSドルは多くの場所で使えるので、小額紙幣も含めてUSドルを持ち込むと便利です。
バクシーシ／チップ
エジプトではバクシーシという言葉をよく耳にしますが、これは裕福な者が貧しい者へ分け与える喜捨（きしゃ）というイスラム教の教えからきています。受けたサービスに対して感謝の気持ちを込めて渡す、いわゆる欧米式のチップとは大きく異なり、サービを提供した側が当然のように支払いを要求してくるため、観光客との間でトラブルが絶えません。なかにはちょっと荷物を運んだだけで高額のバクシーシを要求するという悪質なケースも。もちろん納得のいく額であれば払えばいいし、いいサービスを期待する場合は先に渡しておくと後の対応がまったく変わってきます。一方で、高級ホテルやレストランでは、欧米式のチップの習慣もあります。
両替
銀行で日本円やUSドルなどを両替できますが、小さい両替所や地方では日本円を扱っていない場合もあります。営業時間は8時30分～15時30分ごろ。日曜は開いていますが、金・土曜は休み。高級ホテル内や空港、駅にも両替所があり、24時間営業しているところもあります。レシートは、再両替の際に必要になることもあるので、しっかりと保管しましょう。日本円には再両替できないので注意。
ATM
事前の用意が必要ですが、国際デビットカードで現地通貨を引き出せます。クレジットカードのキャッシングも利息がかかりますがが便利。利用にはATM利用料かかります。暗証番号（PIN）が必要なので、利用限度額とともに事前に確認をしましょう。
エジプト国内通話
エジプトでは日本同様地域ごとに市外局番を採用しています。同一市外局番への通話には、市外局番はダイヤル不要。ホテルの客室からは外線番号を押してから相手の番号を続けます。
国際電話
日本からエジプトへ
010（国際電話識別番号）→20（エジプトの国番号）→市外局番（最初の0を除く）→相手の電話番号
エジプトから日本へ
00（国際電話識別番号）→81（日本の国番号）→市外局番（最初の0を除く）→相手の電話番号
Wi-Fi事情
カイロなど都市部ではインターネットは普及しており、多くのホテルで有線LANやWi-Fiが利用できます。無料なことが多いのですが、有料の場合、料金は1日£E200程度。公衆Wi-Fiやカフェなど街なかで利用できる場所もありますが、安全性、利便性の面で、移動しながら使える海外用Wi-Fiルーターを日本からレンタルしていくと安心です。空港などで借りるこどができます。
電圧
電圧は220V、周波数は50Hz。コンセントのプラグは丸型2穴のCタイプが一般的で、日本の電化製品を使うには変換プラグが必要です。スマートフォンやカメラなどの電子機器は100～240Vの電圧と周波数の違いに対応しているものが多いが事前に確認を。そのほかの電化製品も海外対応のものを選びましょう。
飲料水
地元の人は水道水をそのまま飲んだり、街なかにある気化熱を利用して冷やした水飲み場を利用していますが、旅行者は利用しないほうが無難。ショップやスーパーマーケットなどで手軽に買える、500㎖、1.5ℓのボトル入りミネラルウォーターを利用しましょう。暑い国なので、外を歩く際にはこまめな水分補給を。
喫煙
喫煙に関しては寛容なエジプトですが、一部のレストランやショッピングセンター、地下鉄の構内など、禁煙の場所もあるので要注意。エジプト人男性の重要な社交場であるマクハーとよばれるカフェのようなところでは、シャイ（紅茶）やトルコ式コーヒーとともに、シーシャ（水たばこ）が楽しめます。最近では女性の利用客も増えつつあるようです。
トイレ
和式トイレの囲いをなくしたような形の「アラブ式トイレ」が一般的ですが、最近では観光客が出入りする場所ではほとんどが西洋式トイレとなっています。排泄後の処理は紙ではなく水を使う習慣があり、西洋式トイレでも洗浄用のホースを備えている場合があります。また、配水管の詰まり防止の理由で、使用後のトイレットペーパーを捨てるためのゴミ箱が備え付けられている場合も。
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