【ローカルステイinモルディブ第2弾】10万円台で行くモルディブのローカル島4泊6日のモデルプラン
高級リゾートホテルが多く世界中のセレブを魅了するモルディブ。ホテルの高級化と円安の影響で日本では「憧れの存在」になっていますが、実は格安で滞在できる方法があるんです。それが第1弾に続いてご紹介するローカルアイランドステイ。第2弾では日本からの4泊6日の日程でローカル島で何ができるか詳しくご紹介!
Summary
舞台はバア環礁にあるローカル島、カマドゥ島
モルディブには約130島のリゾートアイランドのほかに、地元の人が暮らすローカル島が200島ほどあります。近年、そのローカル島にゲストハウスやホテルが造られ、広く観光客を受け入れています。
今回紹介するのは、国際空港のある島から北西約130kmのバア環礁に位置するローカル島、カマドゥ島(Kamadhoo Island)。ユネスコの生物保護圏に指定されているハニファル・ベイに近く、マンタが群れをなして集まる海でスノーケリングが楽しめることで知られています。
1日目 日本からの移動+空港近くのホテルで1泊
日本から一般的なフライトを利用すると、モルディブに到着するのは夜になります。
空港がある南北マーレ環礁以外の環礁へ行く場合、初日は空港近くの島(首都のマーレ島もしくはベッドアイランドであるフルマーレ島)のホテルに1泊します。翌日の移動に備えて早めに休みましょう。
2日目 船で宿へ!ローカル島の宿はこんな感じ
バア環礁にカマドゥ島へ行くには毎日1~2便ある船便を利用するのが一般的です。所要時間は海況によりますが首都マーレの港から約2時間。
時間に限りがある方は水上飛行機や国内線を利用する方法もありますが、コストが跳ね上がります。船便であれば往復US$140でカマドゥ島の港に直接アクセスできます。
カマドゥ島には小さなゲストハウスがいくつかありますが、2023年にオープンし、施設が新しく設備が整ったアコマドゥ・リトリート(Akomadoo Retreat)がおすすめ。アカマドゥ(Akamadoo)というレストランを併設し、食事のレベルが高いのも魅力です。
まずは冷たいウェルカムドリンクでひと息。客室にチェックインして落ち着いたら、早速ローカルアイランドを散策しましょう。
ビーチ沿いにゆっくり1周歩いて約35分の島。迷うことはないですが、スタッフに簡単に島の見どころを聞いておくといいでしょう。
■Akomadoo Retreat
住所:Kamadhoo Rayyithunge Hiyaa Karankaa Magu,Kamadhoo 06020 Baa Atoll , Maldives
TEL:(960) 756-8899
料金:US$99(朝食込み)
URL:https://akomadoo.com
3日目 ぐるぐるマンタを見にスノーケリングツアーへ
カマドゥ島があるバア環礁には、ハニファル・ベイというユネスコの生物保護圏があります。
6~10月のシーズン中、このハニファル・ベイには何10匹を、ときに100匹を超えるマンタが集まり、目の前でぐるぐると旋回します。日本人ダイバーの間では“ぐるぐるマンタ”と呼ばれ、その優美な姿をひと目見ようと世界中からゲストが集まります。
運がよければジンベエザメにも合えるそう! マンタ・スノーケリングは、間違いなくモルディブでの1番の思い出になるはずです。
シーズン中は島内のダイビングセンター、カマドゥ・ダイブ(Kamadhoo Dive)でスノーケリングツアーを開催しているので、事前にコンタクトを取っておくといいでしょう。宿でも紹介・手配してくれます。
■Kamadhoo Dive
住所:Daisy Villa,Roashanee Hingun,Kamadhoo 06020 Baa Atoll, Maldives
TEL:(960)795-8785
マンタ・スノーケリングツアー:US$100(2名から催行、ボート代、ガイド代、入海料込み)
URL:http://www.kamadhoodive.com
※ハニファル・ベイではスキューバダイビングは禁止されています。スノーケリングでのみ海に入れます。
4日目 写真映えする島のビーチとアイランドライフを満喫♪
カマドゥ島の港から島の中央を300mほどのメインストリートが走っています。両脇に美しい花に囲まれたモスクや小学校、役所などがあり散策しているだけで楽しくなります。
ビーチでのんびりしたりスノーケリングを楽しんだりしたいなら、港とは反対の島の南西部にある広いビーチへ。
スノーケリングセットはダイビングセンターでレンタルも可能です。周辺はサンゴが美しく、魚もたくさん。ウミガメや小型のサメを見かけることも。
ビーチにはビーチチェアが用意されており無料で利用できます。海の上のブランコや島名が掲げられた写真スポットもあるので記念撮影をお忘れなく♪
記念撮影といえば、島にはカラフルにペイントされたお家が多く、そんな場所でSNS映えしそうな写真を撮るのもお決まり。こういった風景はローカルアイランドならでは。
カフェが多いのは港周辺。ほかにもレストラン、みやげもの店、食品や日用品を売る商店もあり、島の暮らしを覗き見ることができます。
子ども大人も基本的に英語でコミュニケーションが取れます。皆シャイなので向こうから話しかけてくることはまれですが、気軽に話しかけてみると思わず話が盛り上がります。どの世代も日本のアニメが大好きなので、話題に困ったら振ってみるといいですよ。
ほかにもサンセットフィッシングやマリンスポーツ、モルディブでも珍しい伝統工芸品を作る工房がある島を訪問するなど、ユニークなアクティビティを楽しめます。時間に余裕があれば、ぜひいろいろ参加してください。
5・6日目 首都マーレ経由で空港から帰国
最終日は7時か8時に港を出発するスピードボートで首都マーレへ。到着したら港から空港へタクシーで直行しましょう。フライトタイムまで時間があれば空港のカフェやファストフードで過ごすといいでしょう。予定の飛行機に搭乗したら、経由地を経て翌日に日本に到着です。
いかがでしたか?リーズナブルに過ごせるモルディブのローカルアイランドステイ。イメージできましたでしょうか?ローカルアイランドの基本的な情報や注意点に関しては、第1弾 の記事もご参照ください。
text & photo: 荒沢 光
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