世界遺産アンコール・ワットも! 一生に一度は訪れたい遺跡の地・カンボジアへ【#編集部のおでかけキロク】
こんにちは! るるぶ&more.編集部の“おのほの”です。今回私が訪れたのは、歴史ある遺跡群が多くある微笑みの国・カンボジア。シェムリアップまでは、ベトナム・ハノイから飛行機に乗って約2時間で行くことができます。世界遺産のアンコール・ワットをはじめとしたさまざまな遺跡群があり、私もいつか訪れたいと思っていた場所です。そんなカンボジア旅行で一度は行きたい定番観光スポットをご紹介します。
Summary
- 1日目
- 川沿いのフレンチフュージョンレストランでディナー「チャンレイ ツリー レストラン」
- まるで南国リゾート気分♪ ホテル「アンコール パレス リゾート&スパ」
- 2日目
- 歴史と神秘が息づく都城「アンコール・トム」
- 木の根が遺跡を覆う神秘的な場所「タ・プローム遺跡」
- 伝統的なクメール料理に舌鼓!「プテス ボラン レストラン」
- 神秘と壮大さを感じる寺院「アンコール・ワット」へ
- 山頂の寺院でサンセット観賞!「プノン・バケン寺院」
- 伝統舞踊アプサラショーを鑑賞「クリスタルアンコール」
- 3日目
- 朝日が昇る瞬間を眺めにふたたび「アンコール・ワット」へ
- 水上家屋が立ち並ぶ「トンレサップ湖」クルーズで湖上生活を見学
- フットマッサージで旅の疲れを癒やそう「ボディア スパ」
- 帰りはベトナム航空のビジネスクラスで♪朝食にフォーを堪能
山頂の寺院でサンセット観賞!「プノン・バケン寺院」
アンコール・ワットを堪能したら、もうすぐ夕暮れの時間。サンセットを見るなら、同じくシェムリアップ市内にあるヒンドゥー教寺院「プノン・バケン寺院」がおすすめのスポットです。アンコール・ワットとアンコール・トムの中間地点に位置します。
プノン・バケン寺院は標高約60mの小高い丘の上にあり、片道20分ほどの丘を登る必要があります。いざ、気合いを入れて山頂へ!
丘を進むと、写真のプノン・バケン寺院が見えてきます。この長い階段を上ると、観賞スポットに到着です。
訪れた11月中旬は、17時30分頃が日の入りの時間。多くの観光客が押し寄せているので、写真を撮るなら早めの時間から待機するのがベスト。私たちも17時前からスタンバイ。寺院の祠堂がシルエットとなり、幻想的な光景が広がっていました。
360度パノラマビューを見渡せるので、ぜひ山頂からの景色も堪能してみて。
■Phnom Bakheng(プノン・バケン寺院)
住所:Angkor Archaeological Park, Krong Siem Reap
TEL:855-63-765-577
営業時間:5~19時※日の出・日の入の時刻により異なる
定休日:無休
料金:アンコールパス(アンコール遺跡群共通入場券)1日券$37、3日券$62、7日券$72、 ※12歳未満は入場無料
伝統舞踊アプサラショーを鑑賞「クリスタルアンコール」
カンボジアの伝統舞踊・アプサラダンスの鑑賞も、観光客に人気のコンテンツです。今回はディナーをいただきながらアプサラ鑑賞を楽しめる「Crystal Angkor」へ訪れました。
ずらりと並んだ長いテーブル席の前には、踊りを披露するステージが広がっています。
19時30分から毎晩、伝統楽器の演奏とともにアプサラダンスをはじめとした伝統的な5つのパフォーマンスが披露されます。アプサラとは天女の意で、アプサラダンスは1000年以上の歴史ある宮廷舞踊。どの踊りも手の動きが印象的で、手首や足首を繊細に使ったゆったりした舞を堪能しました。
鑑賞中には、クメール料理のセットメニューをいただきました。メインにはグリルチキンサテ、シーフードの生胡椒炒め、ジャスミンライスが盛られたプレートが登場。炒め物に入っている生胡椒はカンボジアのおみやげとしても人気の調味料。ほどよい塩味とさわやかなピリッと感がクセになりとてもおいしいんです!
カンボジアの伝統にもふれながら、ぜいたくなディナータイムを過ごしました。
■Crystal Angkor(クリスタルアンコール)
住所:Krous Village, Svay Dangkum, Angkor Wat,Siem Reap
TEL:855-12 -786-786
営業時間:11~14時、16~21時
定休日:無休
料金:$27(アプサラ観賞+ディナーコース)
朝日が昇る瞬間を眺めにふたたび「アンコール・ワット」へ
3日目の朝は、5時にホテルを出てアンコール・ワットの朝日観賞へ! 朝早い時間にも関わらず多くの観光客が押し寄せていて、日が昇るのを待ち望んでいました。
時間によって移り変わる空の色と、シルエットのように映し出されるアンコール・ワットが作り出す光景は、幻想的で息をのむ美しさ。5時30分ごろは紫色のグラデーションが美しい光景が広がります。
アンコール・ワットは西向きに立っているので、午前中は逆光になります。そのため、朝日が綺麗に見えるのだとか。6時30分には太陽が昇り、建物の合間からまぶしい光が降り注ぎます。
早起きをして向かいましたが、その甲斐がありました! 朝日が寺院を照らす光景は壮大な美しさで、忘れられない思い出になるはずです。
水上家屋が立ち並ぶ「トンレサップ湖」クルーズで湖上生活を見学
カンボジアのみどころは遺跡群だけではありません。最終日は少し足を延ばして、シェリムアップから南へ10㎞ほど下った場所に位置する「トンレサップ湖」へ。トンレサップ湖の特徴は、湖に浮かんで見える建物の数々。実は東南アジア最大の淡水湖といわれていて、乾季と雨季によって大きさが変化するそう。雨季には水量が増加し、3倍以上の大きさになるのだとか。そのため、高床式の家が並び、水上生活が営まれています。
観光客は、船に乗って周遊旅を楽しむことができます。今回私たちはツアー取材用に2階建てのエンジンボートを利用しましたが、小型ボートでのツアーも販売されているので、そちらを利用するのがおすすめ。ツアーによって異なりますが、シェムリアップからの送迎付きで日本円にして5000円前後で体験できます。
家のすぐそばには移動用のボートが置かれているのを見ることができます。家を出たらすぐ湖というこの構造。こんな場所で生活をしているとは……と文化の違いを感じました。
■Tonle Sap Lake(トンレサップ湖)
住所:11km South from Siem Reap Town
TEL:855-12-832-812
営業時間:7~18時
定休日:無休
料金:乗船$15(船会社や人数により異なる)、 トンレサップ湖の遊覧船は所要1~2時間で$20前後(要交渉)
フットマッサージで旅の疲れを癒やそう「ボディア スパ」
旅の最後はフットマッサージを体験。今回訪れたのはシェムリアップ市内の「bodia spa」。プノンペンに4店舗、シェムリアップに2店舗を構えるスパで、今回はシェムリアップのオールドマーケット店に訪れました。南国感のある、清潔でおしゃれな店内です。移動や散策も多い3日間だったので、溜まった疲れを癒やすのにぴったりでした。
このスパはアロマオイルなどの自然派製品も手がけていて、それらのアイテムは店舗でも販売されているほか、施術にも使用されます。
なんと足だけで60分のコース! 個室空間で、右足30分、左足30分と時間をかけて施術を受けました。足の指を1本1本ほぐし、足裏やふくらはぎをほどよい強さでゆっくりマッサージしてくれます。
施術後もお茶とカンボジアのお菓子が提供されて、至れり尽くせりの充実したサービス!足のむくみも疲れもとれて、リフレッシュしてカンボジア旅を終えることができました。
■bodia spa Old Market(ボディア スパ オールドマーケット)
住所:Street 9 Corner 11 ,Siem Reap
TEL:855-77-473-951
営業時間:10~23時
定休日:要確認
料金:フットマッサージ60分 $28
帰りはベトナム航空のビジネスクラスで♪朝食にフォーを堪能
短い時間でカンボジアの名所を巡り、シェムリアップから帰国の時間。一度ハノイで降り立ち、その後ハノイから日本へ向かいます。ハノイでは行きの便でも立ち寄ったラウンジで夕食をいただきます。やはりベトナムらしい軽食は食べておきたい!と思い、気になっていた鶏肉のフォーを食べました。
ベトナム航空のビジネスクラスの座席はフルフラットシートなので、写真のように180度倒すことができます。深夜便でもベッドのように横になってくつろげるので、快適な睡眠をとることができます。
ビジネスクラスでは、離陸前に希望の食事を聞いてくれます。途中で起こされるかも、飛ばされてしまうかも……といった心配をすることなく、フライト中も安心して眠ることができますね。朝食は和食と洋食があり、洋食は牛肉のフォー「フォー・ボー」か、「チェダーチーズ入りオムレツ」のいずれかが選べます。さっきもフォー食べたんだよな……と迷いに迷った結果、やっぱりベトナム航空だしフォー食べるか! と思った私はふたたびフォーをチョイス。<・p>
本日2回目のフォーをいただきます。早朝にもぴったりなやさしい味のスープが胃に染み渡ります。フルーツやヨーグルトも添えられていて、重すぎない量の朝食らしいラインナップです。
のんびり飛行機でのフライト時間を堪能し、翌朝7時に日本に到着! 短い時間のなかでさまざまな場所を訪れ、非日常のひとときを過ごすことができました。日本では感じられない、異国ならではの自然の雄大さや歴史を体験しに、ぜひ一度カンボジアへも訪れてみてはいかがでしょうか。
Text&Photo:小野穂乃佳(おのほの)
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