【鹿児島県】おすすめ観光スポット30選|若者向け定番スポットから、訪れるべき穴場スポットまで
『るるぶ&more.』で過去掲載した記事から、鹿児島県のおすすめ観光スポットをエリア別にご紹介! 幕末から明治にかけて活躍した偉人を多く輩出した鹿児島県には、名所旧跡や有名観光スポットが満載です。そのほか鹿児島県のシンボルともいえる「桜島」や世界遺産の「屋久島」など王道の観光スポットはもちろん、大自然の絶景スポットや若者向け穴場スポットまで、鹿児島県のおすすめ観光スポットをたっぷりご紹介します。
Summary
Spot.1
【桜島】大地の躍動を感じる! 鹿児島県のシンボル
「桜島(さくらじま)」は、鹿児島市街地から桜島フェリーで約15分と、気軽に行くことができる鹿児島県のシンボル。超巨大噴火によって地面が陥没してできた錦江湾の南端に、約2万6000年前、子どもの火山「桜島」が誕生し噴火活動を続けながら成長しました。現在も毎日のように小規模な爆発を繰り返し、風向きによっては鹿児島市内でも降灰があります。ただ、溶岩流を伴う災害規模の大噴火には前兆現象があり、観測体制も整っているので過度に心配することはありません。
いくつかある散策スポットのなかで必ず訪れたいのは、「桜島」に最も近いビュースポット「湯之平展望所(ゆのひらてんぼうしょ)」! 標高373mにある展望所で、観光客が行ける最も高い場所です。北岳のゴツゴツした山肌が間近に迫ります。
こちらは、昭和火口からの噴火が見られる「黒神ビュースポット」。昭和21年(1946)の噴火で溶岩が流れ地面から湯気が上がっていたため、一帯は地獄河原とよばれています。
桜島観光でお腹が空いたら「MINATO CAFE(みなと かふぇ)」へ。「みんなと作るMINATO CAFE」をモットーに桜島カルチャーの発信、地域交流の場としても親しまれるフェリー乗り場内の展望カフェです。おみやげ売り場も隣接していますよ。
■桜島フェリー(さくらじまふぇりー)
TEL:099-293-2525(鹿児島市船舶局)
営業時間:24時間
料金:片道250円、車は全長3m以上4m未満1700円~(運転手1名の乗船料含む)
■湯之平展望所(ゆのひらてんぼうしょ)
住所:鹿児島県鹿児島市桜島小池町1025
TEL:099-298-5111(観光交流センター)
営業時間:散策自由(売店は営業時間:9~17時、定休日:無休)
■黒神ビュースポット(くろかみびゅーすぽっと)
住所:鹿児島県鹿児島市黒神町
TEL:099-298-5111(観光交流センター)
営業時間:散策自由
■MINATO CAFE(みなと かふぇ)
住所:鹿児島県鹿児島市桜島横山町61-4
TEL:099-293-2550
営業時間:11~16時(時短の場合あり)
定休日:第3水曜
■参考記事:【鹿児島県】 鹿児島のシンボル・桜島のみどころ徹底紹介!散策スポットやグルメ、おみやげ情報も(配信日:2023.01.03)
Spot.2
【西郷隆盛銅像】明治政府樹立に貢献! 郷土の英雄・西郷隆盛
江戸城の無血開城をはじめ明治政府樹立に大きく貢献し、今も郷土の英雄として人気の西郷隆盛。この銅像は、没後50年を記念して昭和2年(1927)に建立が計画され、渋谷の忠犬ハチ公を制作した鹿児島市出身の彫刻家・安藤照が制作。昭和12年(1937)に除幕されました。台座を含めると約8mにもなる迫力の大きさです。
Spot.3
【名勝 仙巌園】桜島を望む美しい庭園
JR鹿児島中央駅からバスで約35分のところにある「名勝 仙巌園(めいしょう せんがんえん)」。万治元年(1658)、19代当主・島津光久によって島津家の別邸として造られました。桜島と錦江湾を借景にした大名庭園は約1万5000坪の広さがあり、御殿や鶴灯篭、全国でも珍しい猫神社など、みどころもたくさんあります。また、「仙巌園」のある一帯は日本の近代化の礎ともなった地。2015年には世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成遺産として登録されました。
また、鹿児島ならではの伝統文化を体験できる施設も人気です。色とりどりの薩摩切子のかけらで自分だけのアクセサリー作りができる「切子かけらの細工」や、戦国武将たちが宴会の余興で行っていたという記録もある、正座をした状態で8.2m先にある的に矢を射る「弓矢体験 四半的」(体験料500円、所要時間約5分)、400年の歴史をもつ薩摩焼にオリジナルの上絵付ができる体験「薩摩焼絵付け」など、「仙巌園」での文化体験は、短時間で気軽にできるものから、ここでしかできない本格派のものまで揃っています。旅の思い出作りにバラエティーに富んだ体験を楽しんでみては。
※2025年3月、JR仙巌園駅開業予定
■参考記事:【鹿児島県】名勝 仙巌園で切子ガラスや弓矢など鹿児島文化を体験!(配信日:2022.11.17)
Spot.4
【いおワールド かごしま水族館】“世界最大の魚”ジンベエザメに会える!
「いおワールド かごしま水族館(いおわーるど かごしますいぞくかん)」の「いお」とは鹿児島弁で「魚」の意味。その名のとおり、錦江湾から南西諸島の生き物800種1万点を展示しています。
人気の見どころのひとつ「黒潮大水槽」では、カツオやマグロなど、黒潮の流れに乗って回遊する魚を展示しています。なかでも注目すべきは“世界最大の魚”ジンベエザメ! いおワールドにいるのは定置網に入ったジンベエザメ。成長すると18mにも達するといわれているジンベエザメを5.5mになるまで飼育、その後、海へかえしています。
そのほか、ジンベエザメと同じくらい人気のゴマフアザラシや、「いおワールド かごしま水族館」が日本で初めて常設展示という、飼育が難しいウミウシ類、錦江湾(鹿児島湾)をはじめ、鹿児島の近海に生息するものを中心に多種多様なクラゲなど、かわいくて癒やし効果も抜群の海の生き物がたくさん。デートはもちろん、女子同士でわいわいしながら楽しむのもおすすめですよ。
■参考記事:ジンベエザメに会いたい!想像以上の癒しの1日を過ごせる「いおワールド」へ(配信日:2019.06.14)
Spot.5
【鹿児島県立吉野公園】色鮮やかなツツジと雄々しい桜島の対比が美しい!
鹿児島市中心部の北東の高台に位置する自然豊かな「鹿児島県立吉野公園(かごしまけんりつよしのこうえん)」。「日本の都市公園100選」にも選ばれるこの公園内には、ツツジや桜をはじめ、季節ごとにさまざまな花が咲き誇ります。錦江湾(きんこうわん)を挟み、園内からは桜島を望むこともできますよ。
※ツツジの見頃は、4月下旬~5月下旬。(開花状況は年によって異なります)
■鹿児島県立吉野公園(かごしまけんりつよしのこうえん)
住所:鹿児島県鹿児島市吉野町7955
TEL:099-243-0155
営業時間:4~6・9月は6~19時、7・8月は6時~19時30分、10月は6~18時、11~2月は7~17時、3は月7~18時
定休日:無休
料金:入園無料
■参考記事:【鹿児島県】南国風景と神秘の世界に感動!心潤す鹿児島の絶景9選(配信日:2023.03.22)
Spot.6
【八重の棚田】標高400mの棚田から勇壮な桜島を望む
明治から昭和初期に造られた240枚の石積みの棚田。この美しい景観を守りたいという想いから「棚田オーナー制度」という制度が設けられ、保全活動も行われています。
秋の刈入れ前は黄金色に実った稲穂が美しく煌めきます。遠景の桜島を背景に、ぜひ写真に収めてみて♪
■八重の棚田(やえのたなだ)
住所:鹿児島県鹿児島市郡山町
TEL:099-216-1371(世界遺産・ジオ・ツーリズム推進課)
営業時間・定休日:見学自由
料金:無料
■参考記事:【鹿児島県】南国風景と神秘の世界に感動!心潤す鹿児島の絶景9選(配信日:2023.03.22)
Spot.1
【霧島神宮】神聖な雰囲気に癒される! 鹿児島有数のパワースポット
神が降り立つ神話で知られる「霧島神宮(きりしまじんぐう)」は、スピリチュアルな空気あふれる鹿児島有数のパワースポット。広々とした境内には御神木や亀石、風穴など不思議なスポットや見どころがたくさんあります。あちこち歩いているだけで、まるで体中にパワーがみなぎってくるかのよう。
しっかり参拝したあとは、人気の恋みくじにチャレンジしましょう。霧島神宮の恋みくじは、表情と着物の柄がそれぞれ違う人形が付いているのでいい記念になりますよ。
■参考記事:霧島観光のおすすめスポット!アートからパワースポットまで網羅!満喫ドライププラン(配信日:2020.06.18)
Spot.2
【霧島温泉市場】温泉まんじゅうを食べながら足湯でひと休み
霧島の特産品をそろえる物産館や食事処、足湯などが集まった複合スポット「霧島温泉市場(きりしまおんせんいちば)」。鹿児島名物の飲むお酢や霧島茶などのおみやげを買うのはもちろん、温泉を利用して1時間かけて蒸し上げた温泉玉子や温泉まんじゅうも忘れずにテイクアウト。そのあとは足湯に浸かって、ドライブの疲れを解消しましょう。
■参考記事:霧島観光のおすすめスポット!アートからパワースポットまで網羅!満喫ドライププラン(配信日:2020.06.18)
Spot.3
【鹿児島県霧島アートの森】草間彌生氏のパワフルな作品は必見!
「鹿児島県霧島アートの森(かごしまけんきりしまあーとのもり)」は、標高約700mの高原にあるアートスポット。屋内展示と野外展示があり、草間彌生氏の作品をはじめとした多彩な現代美術作品を鑑賞することができます。なかでも見どころは野外展示作品。青々とした芝生や茂る木々の中に展示され、自然と融合した作品は、どれもダイナミックでフォトジェニック。見ても触れてもOKなので、間近でアートを鑑賞しながら森の散策を楽しめます。
■参考記事:霧島観光のおすすめスポット!アートからパワースポットまで網羅!満喫ドライププラン(配信日:2020.06.18)
Spot.4
【金山橋】万華鏡をのぞいたかのようなリング越しの三連の滝
明治12~13年(1879~80)ごろに架けられた石橋「金山橋(きんざんばし)」。美しいアーチ型の橋と近くを流れる「板井手の滝」の姿が、ある角度から見ると「まるで万華鏡をのぞいているかのよう」とSNSでも話題に。
無風になると、水面に橋が鮮明に写りきれいな円を描きます。写真は、条件が整ったときに撮れる奇跡の一枚です!
■金山橋(きんざんばし)
住所:鹿児島県姶良市加治木町小山田34-1
TEL:0995-67-6052(姶良市観光協会)
営業時間・定休日:見学自由
料金:無料
■参考記事:【鹿児島県】南国風景と神秘の世界に感動!心潤す鹿児島の絶景9選(配信日:2023.03.22)
Spot.5
【丸池湧水】水底から湧き出る名水をたたえる青い池
霧島山麓に湧く『日本名水百選』の一つに選ばれている「丸池湧水(まるいけゆうすい)」。一日約6万tの水量を誇り、町の生活用水にも使用されています。周辺には石畳の散策路や水汲み場もあり、池の周りを散策するのもおすすめ。春はソメイヨシノの名所、夏には池に集まるホタルの観賞スポットとして賑わいます。
■丸池湧水(まるいけゆうすい)
住所:鹿児島県湧水町木場589
TEL:0995-74-3111(湧水町商工観光PR課)
営業時間・定休日:見学自由
料金:無料
■参考記事:【鹿児島県】南国風景と神秘の世界に感動!心潤す鹿児島の絶景9選(配信日:2023.03.22)