奈良の町全体がアートフェスティバル!「奈良県みんなでたのしむ大芸術祭」注目イベントレポート!!

奈良の町全体がアートフェスティバル!「奈良県みんなでたのしむ大芸術祭」注目イベントレポート!!

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2024年で通算4回目の開催を終えた「奈良県みんなでたのしむ大芸術祭」、通称”みん芸” 。奈良の秋の恒例となったアートフェスティバルで、「障がいのあるなしや年齢、性別にかかわらず〈みんな〉が参加し、〈たのしむ〉ことができる芸術祭」をテーマに9月1日~11月30日の3カ月にわたって開催され、大盛況のうちにフィナーレを迎えました。音楽、演劇、芸能、ダンス、美術、総合と多彩なテーマのなかから、特に注目度の高かったイベントをピックアップしてご紹介します! 次回2025年秋に開催予定の「みん芸」の参考にしてみて!

Summary

アーティストと観客が一体となった「みん芸アート・ライブ」 

10月27日に開催された「みん芸」最大のイベントがこちら。プロアーティストと地元中学・高校の吹奏楽部によるブラスコンサートなど、 “聴いて楽しい”、“観て楽しい”ステージが繰り広げられました。
奈良県と縁の深い音楽ユニット「アルケミスト」の楽曲は感動必至!美しいピアノの音色と澄んだ歌声のハーモニーに会場中が酔いしれました。

第72回全日本吹奏楽コンクールで金賞を受賞した「生駒市立生駒中学校吹奏楽部」、県内有数の伝統を誇る「奈良県立郡山高等学校吹奏楽部」によるブラス演奏も圧巻のひとこと。ラストはステージ&観客が一体となって『風になりたい』を大合唱。秋の大空に音楽が響き渡るすばらしいステージとなりました。

「プライベート美術館」で個性豊かな感性を体感! 

公募によって集まった、県内の障がいのある人たちのアート作品を、カフェやショップ、社寺に町家など、さまざまなスポットで展示するプロジェクト。10月19日~11月10日に県内各地で行われた企画で、心に残る独創的な作品たちは、ほっこりするものからダイナミックなものまで個性豊か。

オリジナルの散策マップを片手に街歩きを満喫しつつ、各スポットをはしごしながらお茶を飲んだり、買い物をしたり……。みん芸ならではの芸術の秋の楽しみ方に、たくさんの人が足を運びました。

世界遺産のお寺にはためく、巨大な「幡(ばん)」アート

11月2~10日に開催された「ビッグ幡in東大寺」。大仏殿の前に掲げられた8基の巨大でカラフルな「幡」にみんなの視線は釘付け! 幡には全国の障がいのある人から公募で集まった絵画作品がプリントされており、大空と大仏殿を背景に幡がはためくさまは、まるで1枚の絵画のよう。まさに会場全体がひとつのアート作品!

幡には仏をたたえ、人々の平和を祈るとともに魔よけの意味もあるのだとか。2024年は東大寺総合文化センター金鐘ホールで特別コンサートも開催。同様に薬師寺でも9月7~30日に「ビッグ幡in薬師寺」が開催されました。世界遺産のお寺とアートの融合、ぜひ次回もお見逃しなく!

笑顔が満開! まほろばあいのわコンサート‘24

“「笑顔」を見せて!”をテーマに11月30日に開催された、「まほろばあいのわコンサート’24」。0歳の赤ちゃんから、おとうさん・おかあさん、おじいちゃん・おばあちゃんまで参加できるファミリー向けのビッグイベントで、2024年で8回目の開催。

音楽監督にマリンバ奏者の松本真理子さんを迎え、この日のために結成された「まほろばあいのわ」合唱団によるステージや、スペシャルゲストのパフォーマンスも披露され、テーマのとおり会場が一体となった「笑顔」がはじける大盛り上がりを見せました。

パワフル&ソウルフルなみん芸恒例のコンサート

11月2日に開催された「秋のゴスペル&ビッグバンドコンサート」では、“奇跡の声”と称される世界的ゴスペルグループ「THE SOULMATICS」と、大阪スクールオブミュージック専門学校の学生でつくる「OSMゴスペルアンサンブル」が“魂の歌声”を披露しました。

「The Symphony Hall Super Blass」、「OSM BIG BAND OSAKA」による大迫力のブラスサウンドと相まって、会場は大興奮!

広い会場の隅々にまで響き渡る美しい歌声と圧倒的なサウンドは、ぜひ次回は会場で体験してみて!

次々登場するパフォーマーたちに目が離せない!

奈良県内で芸術文化活動をしている人たちが、ショッピングモールのステージに大集合! 9月7・8日にイオンモール大和郡山、9月21~23日にならファミリー専門店街zoroで行われた「県民きらめきステージ2024」。

音楽やダンス、ジャグリングなど、多彩なパフォーマンスが30分ごとに入れ替わりで繰り広げられました。個性あふれるステージに加え、プロのスペシャルゲストも迎えて、会場は大盛況!

ショッピングモール内のステージなので、買い物を楽しみながら舞台に見入る観客たちで賑わいました。

「みん芸」がますますパワーアップ!次回開催もお楽しみに!

最後に2024年から初の試みとなった2つのトピックスをご紹介。「みん芸ゆい結いマーケット」では、奈良県内の障がい者就労施設で作られた製品を、一部のイベント会場で販売しました。こだわり素材で作ったお菓子や、オリジナル雑貨など、ここだけの商品は大人気!

「東大寺で大きな『幡』になった!原画作品巡回展」は、「ビッグ幡in東大寺」の幡デザインに採用された絵画作品を展示。緻密に描かれた原画が間近で鑑賞でき、感動もひとしお。

今回紹介した注目イベントの参加者には、アンケート回答でグッズが当たるお楽しみ企画もあり、イベント終了後も満足できる、最後まですてきな「みん芸」でした!

次回は2025年秋に開催予定。秋のおでかけは、ぜひ奈良の「みん芸」に足を運んでみて! どこに行っても感動的なアートに出合える、特別な体験になるはず!

Photo:奈良県みんなでたのしむ大芸術祭実行委員会/JTBパブリッシング


●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

Sponsored:奈良県みんなでたのしむ大芸術祭実行委員会

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