札幌市の観光がますます進化! 夜景や温泉、〆パフェ…わざわざ泊まりたい札幌の人気観光スポットをおさらい
全国的にも人気の高い観光地である、札幌市。一度は訪れたことがある人が多いのでは? 今回の記事では、市内に泊まるからこそ楽しめるおすすめのスポットを3つご紹介します。ゆっくりとくつろげる温泉や美しい夜景、そして札幌市を訪れたら絶対に食べたい有名スイーツも登場! さらに、2026年4月から導入される「宿泊税」についてもわかりやすく解説します。本記事を次の旅行の参考にしてみてくださいね♪
コンパクトな女子旅にもぴったり! 観光スポットが盛りだくさんの札幌市
石狩平野の南西部にある札幌市は、国の重要文化財である時計台や、全長1.5kmの緑地帯である大通公園、歓楽街のススキノなどがある、賑やかで活気のある街です。
冬には北海道を代表するイベント「さっぽろ雪まつり」が行われ、全国から多くの人が訪れます。
味噌ラーメンや〆パフェなどグルメも盛りだくさん。
近年は新しい店舗や商業施設が続々と誕生しており、街歩きがさらに楽しめる街となりました。
札幌中心部から車で1時間ほどのところには、歴史ある温泉地「定山渓温泉」も。紅葉や新緑など、その季節ならではの風景のなかで、ゆっくりと温泉につかることができます。

また札幌市はアクセス面が便利な点もうれしいポイント。
空港からJR快速エアポートを使って約40分で行けるほか、街中には市電やバスが走っているため、大通公園やすすきのといった主要な観光地を効率的に回ることもできます。
そして夜に楽しめるコンテンツが充実しているのも、札幌の大きな魅力のひとつ。すすきのエリアでディナーを堪能したり、日本新三大夜景にも選ばれた藻岩山からの夜景を楽しんだりと、夜も多彩な過ごし方ができます。
札幌市を訪問するなら1泊以上して、その魅力をゆっくりと満喫するのがおすすめです。
今回は、宿泊するからこそ楽しめる札幌市の観光スポットと、2026年から導入される予定の札幌市宿泊税について、詳しくご紹介します。
日本屈指の感動夜景へ!「札幌もいわ山ロープウェイ」

多くの観光客が訪れる、札幌を代表する絶景スポット。札幌もいわ山ロープウェイとミニケーブルカーを乗り継いで山頂へアクセスすると、そこには札幌の街を一望できる展望台があり、日中は高層ビル群とまわりの自然が織りなす絶景を360度のパノラマで楽しめます。
そして夜になると景観の趣ががらりと変わり、まるで宝石をちりばめたような美しい夜景が広がります。「日本新三大夜景」にも選ばれたことがある、とびきりの夜景です。
山頂駅にある建物内には、“札幌で一番高い場所にあるレストラン”の「ザ ジュエルズ」もあり、きらめく夜景をゆったりと眺めながら食事を楽しむこともできます。
北海道三大温泉郷でほっこり「定山渓温泉」
北海道の南西部には、火山活動による地形や現象が観察できる「支笏洞爺国立公園」があります。
また園内には、北海道三大温泉郷である「定山渓温泉」も。公園内を流れる豊平川に沿うようにして、大型の旅館やホテルを中心とする宿泊施設が立ち並ぶほか、誰もが気軽に利用できる足湯や手湯が設けられています。
このエリアで湧き出ている温泉は、無色透明でまろやかな塩辛さが特徴のナトリウム塩化物泉(中性低張性高温泉)。入浴すると肌に塩分が付着して汗が蒸発しづらくなるため、体の芯から温まる感覚が楽しめます。
今や定番! すすきのエリアで夜の「〆パフェ」を堪能
“北海道グルメ”として、すっかり定着した「〆パフェ」。飲食店が多く集まるすすきのエリアでは、おしゃれで個性豊かなパフェが勢ぞろい!
なかでも注目なのが、〆パフェブームの“火付け役”ともいわれる「夜パフェ専門店 Parfaiteria PaL」です。
ジェラートやソルベ、コンフィチュールなどで美しく構成された、創意工夫あふれる一品。すべてのパーツは、専属パティシエが手作りしています。
コーヒーや紅茶のほか、ワインやウイスキーといったお酒もラインナップされているので、パフェと好みのお酒のマリアージュを楽しむこともできます。
■夜パフェ専門店 Parfaiteria PaL(よるぱふぇせんもんてん ぱふぇてりあ ぱる)
住所:北海道札幌市中央区南四条西2-10-1 南4西2ビル6F
TEL:011-200-0559
時間:18時~翌0時(23時30分LO)、金・土曜、祝前日は~翌2時(翌1時30分LO)
定休日:不定休
2026年、宿泊税導入で札幌市の観光がさらにパワーアップ!
グルメ、温泉、夜景など多彩な楽しみがあり、観光地として全国的に人気を集める札幌市。札幌市では、さらに魅力ある観光都市に発展することを目的として、2026年4月より宿泊税が導入されます。
宿泊税を使って以下の取り組みを実施予定なのだとか。
【受入環境の整備】
札幌市を訪れた人がより快適に過ごせるよう、受入環境を整備するほか、おもてなしの向上につながる設備やサービスを支援するそう。
具体的には、二次交通の課題解決や、観光施設における多言語対応の促進、キャッシュレス化の推進などがあります。
【観光資源の磨き上げと付加価値の向上】
札幌市を訪れた人にとって、さらに魅力的な観光都市になるための取り組みも。
多様なツーリズムの促進や、スキー場の魅力向上をはじめとする冬季コンテンツの充実化、定山渓地区におけるアクティビティの拡充などで、今ある観光資源がさらにブラッシュアップされます!
【持続可能な観光地経営の推進】
人気のある観光地では、過度に観光客が集まったことが原因となり、地域社会や環境に悪影響が及ぶことも。
こうした状況を防ぎ、札幌市の観光地としての価値を高めていくため、オーバーツーリズム対策や、観光・宿泊業界の人材育成・確保などが進められます。

札幌市内で宿泊する際は、宿泊料金が5万円未満の場合は200円、宿泊料金が5万円以上の場合は500円を宿泊施設に支払うというのが、札幌市宿泊税のおおよその概要です。
また、札幌市宿泊税が導入されるのと同時に、北海道宿泊税の制度もスタート。宿泊料金が2万円未満の場合は100円、2万円以上5万円未満の場合は200円、5万円以上の場合は500円が課税されます。宿泊者は、札幌市宿泊税と北海道宿泊税を合算した料金を宿泊施設に支払います。
宿泊税は、さらに素敵な観光地へと成長するために導入されます。
今後もますます魅力的になる札幌市にぜひ遊びに行ってみてくださいね!
Text:緒方よしこ
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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