【那須ランチ】茶屋 卯三郎|和食ランチが楽しめる囲炉裏のある古民家レストラン|栃木
栃木県那須町にある「茶屋 卯三郎(ちゃや うさぶろう)」は、おこわやお餅が主役の田舎料理が味わえる人気店です。建物は古民家を改装し、まるでおばあちゃん家に帰ってきたかのような雰囲気。ノスタルジックなひとときが過ごせます。実際に訪れて感じたお店の魅力をはじめ、おすすめのメニューや利用シーンなども詳しく紹介します。
「茶屋 卯三郎」とは? お餅とおこわが自慢の郷土料理店

「茶屋 卯三郎」は、炊きたてのおこわやつきたてのお餅がおいしいと評判の和食店です。お店は交通量の多い那須グリーンライン(県道68号)に面していて、アクセスも便利。
お店の入口も粋な造りになっていて、エントランスまでは飛び石が並ぶ小道が延びています。歩みを進めると、徐々に喧騒から遠ざかっていく感覚に包まれます。

アプローチの先に現れたのは、腰をかがめないと通れない小さな入口。かつて寒冷地の民家では風の吹き込みを減らすため玄関を狭くすることがあったそうです。

玄関を入り、土間から上がったところに大きな囲炉裏がありました。今は火を入れることはないそうですが、こうした設えがあるだけでも、田舎へ来たような気分がぐっと高まります。壁にかかる古時計も郷愁を誘います。
「茶屋 卯三郎」の行列が絶えない3つの理由

「茶屋 卯三郎」は行列必至の超人気店です。この店が多くの人に愛される理由は大きく3つ挙げられます。
・田舎のおばあちゃん家を訪れたような非日常空間
・素材に徹底的にこだわったおこわとお餅
・地元のお母さんたちの丁寧な下ごしらえ
「茶屋 卯三郎」の建物は昭和初期の古民家を県内から移築したもの。床の間やむき出しの梁など、内装はほぼ昔のままです。客席も畳や板の間に座布団を敷いて座るスタイルなので、より「田舎のおばあちゃん家」でくつろいでいるかのような気分が高まるのです。

自慢のおこわやお餅には栃木産のもち米を使用。自家製のあんこなどに使う小豆は北海道産です。おこわもお餅も、その日の天候などに応じて水加減を微妙に調整しながら、素材の持ち味が最大限に引き出されるよう工夫しています。

「茶屋 卯三郎」の調理場で主力として働いているのは地元のお母さんたちです。それぞれが長年の経験を生かして丁寧に味を見ながら、一から手作りでこしらえています。これぞ「リアルおふくろの味」です。
「茶屋 卯三郎」で絶対に食べたいおすすめメニュー
ランチ営業のみの「茶屋 卯三郎」ですが、人気メニューベスト3は以下です。
・ぽこぺん膳(人気No.1)
・卯三郎膳(人気No.2)
・おなご膳(人気No.3)
今回は、一番人気の「ぽこぺん膳」をいただきました。全7品からなり、けんちんうどんハーフ・おこわ・あんころもち・煮物・小鉢・漬物・デザートというラインナップです。

「けんちんうどん」はハーフサイズながらかなりのボリューム。里芋、ダイコン、ニンジン、ゴボウなど具だくさんです。こうした具材を朝から大鍋でぐつぐつ煮込んで作るので野菜の旨みが存分に引き出されているのです。

栃木県産のもち米を使った「茶屋 卯三郎」自慢の「おこわ」。蒸かしたてはお米の一粒一粒につやと弾力があり、もち米特有のもちっとした歯ごたえが楽しめました。この日は黍(きび)のおこわでしたが、季節によっては栗や竹の子などのおこわに変わるそうです。

「茶屋 卯三郎」の二枚看板のもう一つ、お餅は「あんころもち」でいただきます。北海道産の小豆を使った自家製あんこは小豆の粒々がほどよく残っていて、小豆本来の風味がしっかり感じられました。

なんといってもつきたてのお餅ならではのこの柔らかさともちもち感! 直前に蒸かしてからつくので、お米そのものの甘みも堪能できます。

そして、想像を超えるおいしさだったのが「煮物」。具はどれもゴロっとした大きめサイズですが、中まで味がしっかり染みていて、食べると野菜の旨みとお出汁の風味がぶわっと口の中に広がります。熟練の技が生かされた「茶屋 卯三郎」ならではの味と言えるでしょう…!
「ぽこぺん膳」に付くデザートのわらび餅もおいしかったのですが、それだけでは足りないという甘党の方には、こちらの「卯三郎まんじゅう」(黒糖・三温糖)がおすすめ。粒あんを厚めの皮で包んでいて、1個でもかなりの食べ応えがあります。
こんなシーンにぴったり! おすすめの利用シチュエーション

利用シーンとして特におすすめなのが家族旅行。紹介した「ぽこぺん膳」以外にも、「少しずついろいろ食べたい」という女性の要望で誕生した「おなご膳」1300円や「おぼこ膳」1300円、お腹いっぱい食べたい方向けにおこわが2種類も付く「卯三郎膳」1500円、その他お餅やけんちん汁の単品などもあり、幅広い層のニーズに応えるメニューが揃っています。

100年近く前に建てられた古民家で過ごす時間も貴重な体験になるはずです。とりわけ子供にとっては、狭い玄関をくぐり、梁がむき出しの高い天井の下でつきたてのお餅を食べるという経験は、普段なかなか体験できません。思い出作りとしてもおすすめです。
待ち時間や混雑を徹底リサーチ

「茶屋 卯三郎」は平日であっても1時間以上待つことがざらという超人気店。たいてい開店前から行列ができていて、オープンと同時に60席ほどの店内はすぐ埋まってしまいます。
満席の場合はウェイティングボードが用意されているので、名前と人数を書き込んで呼び出されるのを待ちましょう。

数は限られていますが、呼び出しブザーをもらっておけば駐車場に停めた車の中で待つことも可能です。ただし、県道を挟んだ反対側にある第2駐車場では利用できないのでご注意を。受け付け自体がお昼頃に終了してしまうこともあるので、とにかく早めに訪れることをおすすめします。
「茶屋 卯三郎」へのおすすめアクセス方法は?

公共交通機関を利用する場合は、JR那須塩原駅から関東自動車バスで29分、広谷地バス停で降りて徒歩約7分です。ただし本数は1時間に約1便。訪れるなら車がもっとも便利です。
駐車場は第1駐車場が26台、第2駐車場が32台収容可能で、いずれも無料。店は那須グリーンライン(県道68号)に面しているのでアクセスしやすいですが、建物は道路から奥まったところにあるので看板を見逃さないようにしましょう。
まとめ
「茶屋 卯三郎」はおこわやお餅がメインの古民家ランチが楽しめる和食店です。栃木県産のもち米を使った炊きたてのおこわや、つきたてのお餅が絶品なだけでなく、古民家で過ごす非日常の時間が魅力です。
おばあちゃん家のような座敷でくつろぎ、素朴な田舎料理にほっこりすれば、リフレッシュできること間違いなしです。
■茶屋 卯三郎(ちゃや うさぶろう)
住所:栃木県那須郡那須町高久乙湯道東2727-344
TEL:0287-78-7322
営業時間:11~14時LO(土・日曜、祝日は~14時30分LO)※季節により変動あり
定休日:火曜(祝日の場合は営業)
Text&Photo:森本勝哉
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