【日光・中禅寺湖】本格的なティータイムも♪湖畔ビューの旧英国大使館別荘で優雅に過ごす

湖畔を一望

【日光・中禅寺湖】本格的なティータイムも♪湖畔ビューの旧英国大使館別荘で優雅に過ごす

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かつて英国大使館別荘として使われていた建物が、120年の時を経て「英国大使館別荘記念公園」として復元され、公開されています。開放的な縁側からは、湖の深い青、山の鮮やかな緑、そして空のグラデーション。すべてがパーフェクトな絵画のような景色が見渡せます。そんな景色を眺めながら、優雅にティータイムを楽しむこともできます。

Summary

湖畔ビューの「英国大使館別荘記念公園」へ

「英国大使館別荘記念公園」入口までの道のり
「英国大使館別荘記念公園」入口までの道のり

JR日光駅または東武日光駅からバスで50分、バス停「遊覧船・立木観音」で下車し、入口までは徒歩10分ほど。門までの道のりは、シーズンにはツツジやシロヤシオが花を咲かせ、木々の緑のトンネルとなっている遊歩道。木漏れ日の中を歩くのが心地よく、いつの間にか入口の門に着いているという感覚です。

少し高台になっている場所に立っている
少し高台になっている場所に立っている

門に入るとまず見えるのは、館の土台となっている石積みの三段テラス。中禅寺湖を望む大きな舞台のよう。ここから見る湖も格別です。

引き締まった印象の黒の外壁
引き締まった印象の黒の外壁

「旧英国大使館別荘」は、英国外交官として明治維新に大きな影響を与えたアーネスト・サトウ氏の別荘でした。この地の風景と涼しさがスコットランド地方にとても似ている、と中禅寺湖南岸に明治29年(1896)に山荘を建てたのが始まりです。増改築を繰り返しながら、120年ここに立ち続けていた旧大使館を復元。印象的な黒の外壁は戦後間もない頃からで、その当時から地域のシンボルとなっています。

1階資料室
1階資料室

1階の資料室では、英国文化や、なぜ日光が国際的な避暑地となったのかなど、日光とイギリスの歴史、日光をこよなく愛したアーネスト・サトウ氏の歴史を知る事ができます。

「絵に描いたような風景」で優雅なひと時を

2階からは中禅寺湖を一望できる
2階からは中禅寺湖を一望できる

2階の広縁からは、サトウが愛した中禅寺湖畔の「絵に描いたような風景」を満喫できます。

まるで一幅の絵画のような景色
まるで一幅の絵画のような景色
縁側には長椅子が並べられ自由に座れます
縁側には長椅子が並べられ自由に座れます

2階の縁側から見下ろす中禅寺湖。目を閉じて湖畔からの風を体いっぱいに受けると、新鮮な空気が取り込まれるのを感じます。そして聞こえてくるのは、小鳥たちのさえずり。計算し尽くされたかのような自然のヒーリング空間が、体感できるのです。

本場のレシピで忠実に作ったスコーンが美味!

スコーンセット(1650円)
「スコーンセット」1650円

2階にある「南4番Classic」では、駐日英国大使館シェフの監修を受けたオリジナルスコーンが人気です。オリジナルスコーンに紅茶(ヨークシャーティー、アールグレイ、ダージリン、ミルクティーから選択)が付いた「スコーンセット」1650円を注文。サックサクのスコーンは、一つでも結構なボリュームです。

スコーンにぴったりなジャムとクロテッドクリームを添えて
スコーンにぴったりなジャムとクロテッドクリームを添えて

スコーンにあわせるのは、ジャムとクロテッドクリーム!英国産のクロテッドクリームは、濃厚な牛乳を煮詰めて作ったもの。スコーンを縦に割って、ジャムとクリームを挟んでいただきます。クロテッドクリームは、意外にもあっさりとしていて、口に入れるとさらりと溶けてスコーンとの相性が抜群です。

赤が映えて素敵な器
赤が映えて素敵な器

「南4番Classic」内に飾られたこの絵本に出てきそうな器は、160年もの歴史があるイギリスの老舗バーレイ社のもの。

2階にあるティールーム「南4番Classic」(長椅子の左側のスペース)
2階にあるティールーム「南4番Classic」(長椅子の左側のスペース)

駐日英国大使館から寄贈されたアンティーク家具が優雅な空間を作る店内にも、随所にこだわりが見られます。

建物の外のベンチでも湖畔ビューを楽しめる
建物の外のベンチでも湖畔ビューを楽しめる

ぜひ「英国大使館別荘記念公園」で、イギリスの香りを感じて、癒やされてみては?同じく大使館を復元した「イタリア大使館別荘記念公園」をセットで訪れるのもおすすめですよ。



●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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