
【完全ガイド】白い恋人パークの楽しみ方|工場見学・限定スイーツ・アクセス情報まとめ
北海道・札幌の人気観光スポット「白い恋人パーク(しろいこいびとぱーく)」は、お菓子の世界を丸ごと体験できるテーマパークとして、子どもから大人まで楽しめる魅力が満載! 工場見学やプロジェクションマッピング、限定スイーツのカフェ体験、世界に一つだけのオリジナル缶作りなど、ここにしかない楽しさが盛りだくさんです。この記事では、白い恋人パークの見どころや楽しみ方、有料エリアの魅力、アクセス・予約情報まで、初めて訪れる方にもわかりやすくご紹介します。
Summary
白い恋人パークってどんなところ? 楽しみ方は?
「白い恋人パーク」があるのは札幌中心地から地下鉄+徒歩で約20分。緑豊かな手稲山の麓で、サッカーJリーグ「北海道コンサドーレ札幌」練習場のお隣です。バラやパンジーなど季節の花々が咲く広々とした中庭(ローズガーデン)を持つお城のような建物は無料エリアと有料エリアに分かれ、有料エリアには「白い恋人」の製造ラインの見学やお菓子作り体験、チョコレートに関するさまざまな展示、限定スイーツが楽しめるカフェなどがあります。ガーデンやショップなどは無料エリアとなっていて、国内外から訪れる観光客のほか、日々のおやつを購入し散策を楽しむご近所さんの姿も。
無料エリアだけなら30分~1時間程度でも楽しめますが、有料エリアを含めると2時間~半日は時間を取ってゆっくりと楽しみたいところです。お菓子作り体験やチョコレートテイスティングなど、事前予約が必要なものもあるので注意しましょう。
工場見学にプロジェクションマッピングなど、パークの楽しみ方
有料エリアを見学するには、まずパークの象徴とも言える「からくり時計塔」1階のチケットセンターへ。事前に公式Webサイトでチケットを購入しておけば、混雑時でも並ばずに済みます。階段を上り見学ゾーンへと進んでいくと、そこはまるでお城の中のような別世界…。
プロジェクションマッピングが投影されるショーは見ごたえ十分。映像と音声で、チョコレートの歴史を楽しく学ぶことができます。
順路に従って進み、「白い恋人」とバウムを実際に製造する様子が見られる「チョコトピアファクトリー(工場見学)」へ。おなじみの製品が次々と出来上がっていく様子に時間を忘れて見入ってしまいます。
※「チョコトピアファクトリー」は2026年1~7月に改修を予定しています。それに伴い、一部見学ができない場合があります。
大人気、大きなハートの「白い恋人」にデコレーション!
一番人気は白い恋人のクッキー生地にデコレーションをする「私の白い恋人お絵描きコース」(1500円~/所要約30分)。「チョコレートパイサンドコース」(1800円/約15~30分)のほか、チョコレートをテイスティングしながらチョコレートの楽しい食べ方を学ぶ「スタディベース・カカオポッド」(500円/約20分)などもあります。
予約の開始は体験希望日の2カ月前から。コース・季節によっては早い時期に満席となることもあるので、早めに「白い恋人パーク」公式Webサイトをチェックしてみてください。
限定スイーツ&カフェでひと休み
見学や体験で疲れたら、有料エリア内のカフェ「チョコレートラウンジ・オックスフォード」へどうぞ。美しいガーデンを見下ろしながら、ここでしか味わえない限定スイーツを楽しめます。
おすすめは、ISHIYAの人気商品を一度に味わえるアフタヌーンティーセット「ISHIYA満喫セット」。「白い恋人」をはじめとする人気商品が美しく盛られ、優雅なティータイムが楽しめちゃいます。
北海道産クリームチーズと牛乳のアイスを、たっぷりのオリジナルホワイトチョコソースやクリームでデコレートした「白い恋人パフェ」も人気です。グレープフルーツやレモン風味のカスタードクリームの爽やかさ、サクサクのラング・ド・シャの食感や味の変化を楽しめます。
すっきりとした甘さのミルクチョコレートドリンクもおすすめ。中世ヨーロッパのお姫様気分が味わえる器は販売もしています(5500円)。サッポロクラシックやオリジナルのクラフトビール、ワインといったアルコールの用意もあります。
ラウンジから見えるからくり時計塔では、パークのオリジナルキャラクターたちがパレードを繰り広げます。せっかくならスイーツとあわせて楽しみたいですね。(からくり時計塔が動くのは10〜17時の毎正時から約10分)
ラウンジの奥にもまだまだ有料エリアのみどころは続きます。「白い恋人」をモチーフにしたオブジェや名画などとの写真撮影が楽しめるフォトスポット「マジカルマルシェ」では、ユニークな写真撮影にチャレンジを。
世界に一つだけ、自分だけの「オリジナル缶」作り
順路に従ってさらに進むと、有料エリアは終了し、無料エリアへと戻ります。
無料エリアで見逃せないのが売店「ショップ・ピカデリー」。店舗奥の「フォトショップ・メメント」では、自分の写真を使って白い恋人オリジナル缶のオーダーメイドができちゃいます。旅のお気に入り写真や結婚式など思い出の写真を使った世界に一つだけの「白い恋人」だなんて、素敵だと思いませんか!?
申し込みから1缶約30分で完成し、受け取りができるので、パーク見学前に申し込んでおくのもよいかもしれませんね。
ほかにも、「白い恋人」をはじめ北海道みやげにも最適なISHIYAのお菓子、パーク限定品、オリジナルグッズ、季節限定品も種類豊富に揃っています。
一年を通じて楽しさいっぱいの白い恋人パーク
建物前に広がる美しい中庭(ローズガーデン)も無料エリアです。レンガが敷き詰められた英国風の庭で、約100種類のバラは6月下旬〜7月上旬がシーズン。バラだけでなく、チューリップやパンジーなど季節を通じて花がガーデンを彩ります。中庭にもソフトクリームやドリンクを販売するスタンドがあって、花に囲まれた寛ぎタイムが過ごせます。
夏祭りやハロウィンなど季節感のあるイベントも随時開催されるほか、冬には中庭を煌びやかに彩るロマンティックなイルミネーションも♪
アクセスは? 予約は必要?
●アクセスは?
地下鉄:新さっぽろ、大通などから地下鉄東西線に乗り、終点の「宮の沢駅」へ(新さっぽろ~宮の沢は所要約35分、大通~宮の沢は所要約16分)。宮の沢駅からは徒歩約7分の国道5号線沿いにあります。
バス:札幌から小樽へ向かう「高速おたる号円山経由」の「西町北20丁目」から徒歩約7分。
車:車の場合は札幌中心部から20~30分程度。駐車場完備。
●予約は必要?
無料エリア、有料エリアともに予約不要。有料エリアは事前にWebでチケットを購入しておけばスムーズな入場ができます。お菓子作り体験などは事前予約が必要です(一部当日受付可能なものもあります)。
■白い恋人パーク(しろいこいびとぱーく)
住所:北海道札幌市西区宮の沢2条2丁目11-36
TEL:011-666-1481
営業時間:10~18時(有料エリアの最終受付は16時30分。施設・エリアによって異なるため、来園前に公式Webサイトでご確認ください。年末年始は変更になる場合があります)
定休日:無休
料金:有料エリア入場は高校生以上800円、中学生以下400円、3歳以下無料。体験等は別途
駐車場:最初の30分無料。その後は60分ごとに300円(有料エリア利用者は3時間300円)
URL:https://www.shiroikoibitopark.jp/
Text:下西由紀子(3jags)、石渡裕美
Photo:本田光、一部「白い恋人パーク」提供

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●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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●この記事は「るるぶ北海道’26」に掲載の記事を元に作成しています。