ゼリーの海で泳いでる!桃の季節の限定スイーツ「桃の上のポニョ」
ジブリ作品「崖の上のポニョ」に登場するポニョをモチーフにした、夏限定スイーツがあるという噂をキャッチ!ふるふるの白桃ゼリーにポニョが浮かんだ、卒倒しそうになるほどキュートな商品を目当てに足を運んだのは、世田谷代田にある「白髭のシュークリーム工房」です。
Summary
白桃の季節限定!土日と祝日に1日40個だけ販売するゼリー
そのスイーツの名は「桃の上のポニョ」(600円)。以前、トトロのシュークリームの記事で紹介した「白髭のシュークリーム工房」で、2017年夏に販売したところ大好評!作るのにとても手間がかかるため、販売するのは土・日曜と祝日に1日40個が限界。1人2個まで店頭でのみ買うことができます(予約は不可)。
フレッシュな白桃を使っているので白桃が出回る6~9月中旬だけの販売です。
ゼリーにのったポニョは本当に水に浮いているみたい!バケツに入ったポニョが宗介を見上げる映画のワンシーンを彷彿とさせます。とぼけた表情もとっても愛くるしくてキュン!
店頭にパティシエの“白髭さん”が描いたゼリーの解説図を発見!すもも(プラム)ゼリー、白桃ゼリー、ミルクプリン、白桃の自家製コンポートとレモンゼリーの4層にもなっていて、とても手が込んでいます。
まずはポニョをお皿に取り出して、桃のゼリーを堪能するのがおすすめ!
いざ実食!ポニョを先に食べるか後に食べるか悩みますが、すぐに食べるのは寂しいのでいったんお皿に取り出します。スプーンにそっとポニョをのせると目が合います。「このポニョ、本物!?」と映画の疑似体験みたいで、思わずうふふと笑ってしまいます。
「おっと危ない!」ポニョがツルンっと滑ってお皿にあお向けに着地すると、おなかに丸くて白い模様を発見!これってポニョのちょうちんパンツでは…。映画そのままに再現されていて芸が細かい。ポニョがスプーンから落ちなければ気づきませんでした!
ポニョに見守られながら、まずは白桃がゴロゴロと入ったレモンゼリーを口に入れると、甘くてとってもさわやか!
白髭さんが「4層のゼリーは一緒に食べすすむのがおすすめ」というので、底までスプーンを入れて食べてみます。ふるふる、ふわふわ、ぷるぷる、とろとろの絶妙に食感を変えた4種のゼリーが見事に共演。いちばん底の甘酸っぱいあんずゼリーがいい仕事をしています!
最後にポニョを戻し入れ、別れを惜しみつつゼリーと一緒にいただきます!むにむに弾力があっておいしいです。ポニョ、ありがとう!
本邦初公開!パティシエの繊細な技が光る“白玉で作るポニョ”
今回、白髭さんのご好意でポニョを作っている様子を見学させてもらいました。練った白玉粉を顔、髪、体、目玉の色に着色してから成形していきます。小さな目玉も白玉で作っているとは驚き!
この細かな作業は、誕生日ケーキにのったバラや動物などのお菓子(マジパン細工)を作る技術をもったパティシエが担当しているんだそう。
白玉でできたポニョは崩れやすいので、紙のシートにのせたままお湯の中にそっと入れて、浮かんでくるまでしっかりゆでます。お湯に入ったポニョ、かわいすぎます!
ゆで上がって氷水で冷やしたポニョがズラリと並ぶ様子は壮観!色が濃くなってつやつやしています。白髭さん曰く「ゆで上がったポニョは、プニプニしてたまらなく愛おしいんですよ!」とニヤけ顔。
実際に作っている様子を見ると、ポニョだけでも相当手間がかかっているのがわかります。さらにゼリーを4種類も作るのですから、1日40個の限定というのも納得。
桃が出まわる短い期間だけのお楽しみ「桃の上のポニョ」。みんなが集まる場所に手土産に持っていったら、絶賛されることウケあいです。ぜひ行ってみてください!
◼︎白髭のシュークリーム工房
住所:東京都世田谷区代田5-3-1-1階
TEL:03-5787-6221
営業時間 :10時30分~19時
定休日 :火曜(火曜が祝日の場合は翌日)
Text:松本いく子
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。