おむすび7種と紅茶のペアリング!前菜からデザートまで味わえるコースが新しい
料理と相性のいいドリンクを合わせて楽しむ“ペアリング”。チーズとワイン、つまみとビール、和食と日本酒などはよくありますが、想像しなかった組み合わせを発見!人気の料理研究家が腕をふるう「はらじゅく畑」では、1口おむすび7種類と紅茶のペアリングがコースで楽しめるんです。
Summary
アンテナショップ「はらじゅく畑」が予約制レストランにリニューアル
「はらじゅく畑」は千駄ヶ谷と原宿を結ぶ“ダガヤサンドウ”にあります。都会と地方の畑を結ぶアンテナショップとして、長年、日本各地の野菜やお米を紹介してきました。
2016年に店主の“きみママ”が手作りする、ランチやお惣菜が食べられるレストランとしてリニューアル。カウンター6席なので、すべて予約制となっています。
野菜をたっぷり使った家庭料理やおむすびは、シンプルなのに真似ができないおいしさだと大好評。なかでもきみママが作るおむすびは有名で、おむすび弁当のレシピ本の出版や、小学校からはおむすび講習会を依頼されるほどの腕前なんです!
お米と紅茶のペアリングで魅力が広がる!「究極のおむすびコース」
こちらが今回のお目当て「究極のおむすびコース」(2916円・予約制)。1口サイズのキュートなおむすびは、玄米、五分づき&赤米、五分づき&黒米、五分づき、白米、玄米&黒米、もち米&黒米の7種類。おむすびの奥深さを宇宙に見立てて、北斗七星の形に並べているそうです!
このおむすび1つ1つに合わせるのは、「はらじゅく畑」に併設している紅茶専門店「Tea Stand...7(ティースタンド ナナ)」(https://rurubu.jp/andmore/article/2462)の紅茶。“紅茶王子”と呼ばれるオーナーが、独自にブレンドしているフレーバーティー「乙女の紅茶」やロイヤルミルクティーがSNSでも話題になっているお店です。
初体験のおいしさ!上質な茶葉を使った紅茶はごはんと合う
「究極のおむすびコース」は前菜、焼きもの、スープ、魚、お口直し、肉、デザートのコース仕立てになっています。カウンター越しにきみママが立ち、1つ1つ説明しながら紅茶をいれてくれ、食べ進んでいくスタイルです。
写真はコースのスープに位置づけられている黒豆入りの梅のおむすびで、おしゃれなお茶漬け仕立てにしていただきます。なんとそのお茶がマスカット、パイナップル、マンゴー、白桃などフルーティな香りの温かい紅茶!意外にも梅の爽やかさと相性抜群です。
こちらはコースのメインとなるローストビーフのおむすび。玄米と黒米を混ぜたプチプチした楽しい食感です。
ワイングラスで提供される紅茶は、ぶわっと広がるベリーの香りがものすごいインパクト。思わず「何これ!」と叫んでしまいました。上質な茶葉をたっぷりと使って水出しすることで、うまみがしっかり抽出できるのだそう。
こちらはコース最後のデザートで、もち米&黒米であんこを包んだおはぎ風の1品。合わせるのは「ティースタンド ナナ」の看板ドリンクともいえるロイヤルミルクティー。フレッシュでスキッとした香りは、品格さえ感じるプレミアムなおいしさです。
デザートのあとに本当のシメとして登場するのは、目の前できみママが握ってくれる温かい塩むすび。やっぱり握りたては最高においしい!と実感したところで終了です。
一度にこんなにたくさんの種類のおにぎりを食べるのは初めてなうえに、今まで感じたことがないお米の香りや食感も再発見。紅茶のフレッシュで豊かな香りもすごかった!
ひと口食べるとリピーターになってしまうという今回の「究極のおむすびコース」。開催日はきみママのブログでも紹介していますが、席数が少ないので電話してみるのがおすすめです!
ブログURL:https://ameblo.jp/harajyukubatake/
Text&Photo:松本いく子
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