絶景の尾瀬でウォーキングを楽しんだら…汗を流したい立ち寄り温泉3選
福島県、栃木県、群馬県、新潟県にわたり、3万7200ヘクタールもの面積を誇る尾瀬国立公園。昭和9年(1934)に日光国立公園の一部として指定され、2007年には尾瀬地域が分割されて会津駒ヶ岳、田代山、帝釈山などの周辺地域を編入し、29番目の国立公園として指定された場所です。広がる湿原に咲く花々をはじめ、紅葉などの美しい景観を求めてトレッキングに出かけた後は、地元でも人気の立ち寄り温泉に行くのが“ツウ”なのです。
ステキな風景を尾瀬で見つけてみましょう
7月から8月中旬にはニッコウキスゲの咲く、湿原の広がる尾瀬ヶ原。
尾瀬の入山口として最も多く人が集まる鳩待峠のバス停からスタート。尾瀬山の鼻ビジターセンターを経由し、牛首分岐とヨッピ川に架かるヨッピ吊橋までの間が群生のみどころです。
標高約1662mの沼尻休憩所から眺める尾瀬沼。テラスに設置されたパラソルの下から下界を眺めることができます。
檜枝岐の自然を望む源泉かけ流しの露天風呂
尾瀬トレッキングの登山口の1つ、駒ヶ岳滝沢登山口に近い檜枝岐村にある、尾瀬檜枝岐温泉を引くこの施設。舟岐川に面した高台に立っています。
男女別に内湯のほかに露天風呂があり、山々や木々、眼下に渓流を眺めながら、山を渡る風を頬に感じながら源泉かけ流しの温泉を楽しむことができます。
早朝6時から営業しているので、朝風呂に訪れる人も多いのだとか。
コンパクトながら自慢は源泉かけ流し
2018年4月に国道352号沿いに移転してオープン。小豆温泉にあります。
男女別に「陽明の湯」と「月明の湯」の趣の異なる浴室を備え、湯船には弱アルカリ性の単純温泉を源泉かけ流ししています。
尾瀬の南方に位置する標高約2065mの三岩岳や、その北側にある標高約1842mの窓明山への登山の帰りに立ち寄る人も多いそう。
自然の中に立つ施設はハイカーに人気
町役場の近くにある日帰り温泉施設。男女交替で利用する檜造りと石造りの内湯には、それぞれ檜枝岐川に面した露天風呂を併設しています。
こちらも尾瀬檜枝岐温泉。会津駒ヶ岳登山口に近いので、ハイキングの拠点にも便利です。
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●この記事は『るるぶ尾瀬』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。