500円でおみやげ付き!ふんわり優しい「八天堂」のくりーむパンができるまで
広島空港の近くにある「八天堂」の広島みはら臨空工場。全国でも人気を集める「八天堂」の「くりーむパン」のほとんどをこちらで製造しています。そんな「くりーむパン」が作られる様子を見学できるツアーは、子どもから大人まで大人気!見学の最後にはおいしいおみやげも...…。
まるで空の上!「八天堂」の広島みはら臨空工場
広島・三原市にある「八天堂広島みはら臨空工場」。
近くには広島空港があり、空港を見渡せる高台にある工場は、まるで空の上に浮かんでいるような最高のロケーション。広大な敷地には小さな牧場があったり、遊具があったりと、特別な景色を楽しむことができます。
そんな「八天堂」のパン工場では、パンができる過程を見学できる工場見学ツアーが人気です。
「八天堂」の「くりーむパン」ができるまでを見学!
「八天堂」の工場見学は、実際に「くりーむパン」をはじめとするさまざまなパンを作っている部屋に入っていくため、見学者も菌や汚れを持ち込まないように完全防備。エプロンやマスクを付けて、工場で働く方々と同じように準備をします。
こうすることで、実際に工場で行われている衛生管理についても学ぶことができるのです。最後にはエアシャワーを浴びて完了。ここが意外にも参加者からの人気ポイントなんだとか!
「くりーむパン」の製造は4つの部屋で行われています。
成型ラインでは、専用の機械で形が整えられたパン生地が、徐々に発酵していく様子を見学します。
発酵させた生地はそのままオーブンに入れられ、焼き上げていきます。
こちらのオーブンではなんと1時間で5,000個ものくりーむパンを焼くことができるのだとか!
また、「くりーむパン」に欠かせないクリーム作りの部屋も。
なんと「八天堂」の「くりーむパン」に入っているクリームはすべて手作り!人の手で丁寧に作られている様子を見学できます。
部屋の中央にはボウルがたくさん並んでいて、牛乳が温められています。
1つのボウルでくりーむパン約200個分のクリームを作ることができるそうです。
そして、焼きあがったパンにクリームを注入して包装する部屋も。慣れた手つきでクリームを注入していく様子や、包装してラベルを貼っていく様子を間近で見ることができます。
工場で働く方々はみなさん明るく、見学中にも優しく挨拶をしてくれました。
ここまででわかるように、「八天堂の」「くりーむパン」は製造から包装まで手作業。ひとつひとつ丁寧に作られた「くりーむパン」は、ここから日本全国、そして海外へと旅立っていきます。
「こうやって八天堂のくりーむパンができあがっていくんだな」と、普段見ることのできない製造工程に感心ばかりな見学ツアーでした。
最後には美味しいおみやげ付き
パンやクリームのいい香りが充満する工場を後にする頃には、お腹も空いているはず。そんな工場見学ツアーの最後には「くりーむパンの包装体験」が。
さきほど見学した包装を実際に体験!さらに完成した「くりーむパン」はおみやげに持ち帰ることができます。
また、工場に併設されたカフェ「八天堂カフェリエ」では、さまざまなスイーツやドリンクを楽しむことも。「くりーむパン」にも使われているクリームと一緒にいただく「カフェリエこだわりパンケーキ ドリンク付き」(1300円)がおすすめです。
広島で生まれた「八天堂」の「くりーむパン」。その製造工程を見学することで、より「くりーむパン」を好きになるはず。広島空港に立ち寄った際は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
text:三國ユリ
photo:あがのとも
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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