「神在月」で縁結びパワーは最大に?!この秋島根で良縁が授かれる神社5選

「神在月」で縁結びパワーは最大に?!この秋島根で良縁が授かれる神社5選

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アラサー女子の永遠のテーマである縁結び。旧暦10月は日本中の神様が集まると言われているほど強いパワーをもつ島根県には、言わずと知れた出雲大社も含めて、さまざまな縁結びの神社があります。

Summary


恋の行方を占える池がある!/八重垣神社

松江中心部から車で10分ほどのところにある八重垣神社は、大社造の本殿に素盞鳴尊[すさのおのみこと]と、その妻・稲田姫命[いなだひめのみこと]を祭る縁結びの神社。素盞嗚尊が八岐大蛇を退治する有名な神話で、稲田姫命を避難させたのが拝殿裏の佐久佐女(さくさめ)の森でした。大杉を中心に幾重もの垣根(八重垣)を造り、稲田姫命を八岐大蛇からお隠しになったそう。退治後、二柱の神は夫婦となりこの地に宮造りをされたことから、縁結びのご利益で知られています。

境内奥の森の中には稲田姫命が姿を映したと伝わる鏡の池があり、硬貨をのせた占い用紙(100円)の沈む早さで、縁の遅速が占えるんです。占い用紙は鳥居をくぐって右手側で販売しています。購入してから池へ向かいましょう。

佐久佐女の森の奥へ向かうと、静謐な空気に変わり、この池が見えてきます。

池の上に先ほど購入した占い用紙を浮かべて、十円または百円硬貨をのせます。この硬貨が沈むのが早ければ早いほど、良縁も早く訪れるといわれています。15分以内が目安だとか。また、池のふちから近いところで沈めば、運命の相手が身近な人である可能性があるとのこと。さて、結果はいかに…?

水に浮かべるとあらわれるおみくじの言葉を心に留めながら沈むのを待ちます。なかなか沈まないと思いきや、池を泳ぐあめんぼやイモリなどが手助けをして、突然ゆらりと紙の表面に水が入り込み、しゅぽっと池へと沈んでいきました。はかなく沈んでいく様子も素敵…。

また、境内には稲田姫命が植えたという2本の椿が、地上で1本になったことから神聖視される夫婦椿が、現在、境内に3カ所あります。この椿はあの化粧品メーカー「資生堂」のブランドロゴのモチーフにもなったということからも、女性にとって心強い神様であることを象徴していますよね。

占いでよい結果が出なくても落ち込まないで。境内には縁結びのお守りのほか、美のお守り500円などもあります。授与品でさらなる良縁祈願を。

自分で作ったお守りに願いを込める/玉作湯神社

『出雲国風土記』に登場する古社で、玉湯川の上流、玉造温泉街の奥に鎮座しています。祭神は出雲玉作部の祖神で、三種の神器の八坂瓊勾玉等製作の神と伝えられる櫛明玉命[くしあかるたまのみこと]で、上代、出雲国造[いずものくにのみやつこ]は就任時神吉詞[かんよごと]奏上の際、この地の神聖な勾玉等の宝玉を天皇に献上する慣わしがありました。

境内には、願いをかなえる力を持つといわれる「願い石」があります。まずは「叶い石」のセット(叶い石、願い札、お守り袋)600円を境内で購入し、自分だけのお守りを作りましょう。この叶い石もお守り袋もいろいろな種類があるんですよ。どんなセットが巡ってくるかはお楽しみ。

まず、「叶い石」を「願い石」のある場所で洗い清めます。

柄杓で御神水を汲み、石を清めたら、その石を「願い石」に触れさせながら願いを込めます。このとき石から石へとパワーが受け継がれるのだとか。

次に拝殿の横にある机の上で願い札に、お願い事、住所、氏名を記入します。複写紙になっているので、自分が記入した用紙をもってお参りをし、納入箱へ納めましょう。

最後にこの複写されたほうの用紙を、さきほど清めた「叶い石」と一緒にお守り袋に入れて、世界にたった一つの自分だけのお守りが完成!願いが叶うまで大切に保管しておきましょう。

神様を迎える浜でお砂取り/稲佐神社

日本の渚100選にも選ばれているこの稲佐の浜は、出雲地方で毎年旧暦の10月の「神在月」に神迎えの神事が行われる神聖な場所。天照大神と大国主命との神話「国譲り」の場所としても知られています。地元では海の安全を守る「弁天さん」として親しまれています。

ここでは、浜の砂をいただいて、出雲大社摂社である素鵞社へ移し、素鵞社の砂を同量分持ち帰ると地固めになるという信仰もあるのだとか。ここから出雲大社へ向かえば、縁結びパワーもさらに強固なものに!

あらゆる縁を結んでくれる/出雲大社

祭神は縁や運命を司る大国主大神。縁結びの神様として知られ、全国から参拝客の絶えない神社。2018年に60年に一度の平成の大遷宮が完了し、本殿や社殿もさらに美しくなりました。

男女の縁結びだけでなく、仕事などのあらゆる縁を結ぶという「むすびの神様」にマナーをしっかり守って参拝しましょう。

拝殿への参拝は、「二礼四拍手一礼」が作法。白い服や小物を身に着けると新たな気持ちでお参りできます。神楽殿のしめ縄の重さは4.5~5tもあるといわれています。2018年7月に掛けかえられました。

本殿の周囲にも摂社や末社などがあるので、それぞれにもぜひ参拝を。本殿のちょうど裏手側にある摂社の素鵞社の軒下の箱に、稲佐の浜の砂を納め、同量の砂を持ち帰って庭にまくと地固めになるとの信仰もあるのだとか。

縁結びパワー最強の神社!?/須佐神社

須佐之男命[すさのおのみこと]、稲田姫命[いなたひめのみこと]らを祭っている神社。縁結びはもちろん、家内安全や子孫繁栄などご利益は数多く、『出雲國風土記』で、須佐之男命が「我名を石木にはつけず土地につける」と語ったのが「須佐」の名の由来だいわれています。

御魂を祀るのはここのみということもあり、悪い縁を断ち切ったり、魔除けのパワーも強いそう。樹齢1300年以上とも言われる杉の巨木はシンボル的存在で、静かにこの社を守っています。

境内には、塩水が湧き出るという「塩井」など、「須佐の七不思議」と呼ばれる不思議な現象も。そのミステリアスな雰囲気を体で感じることができるはず。



●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。


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