寒い冬にぴったり!オニオンベーコンブレッド&マンハッタンクラムチャウダーレシピ~ABCクッキングスタジオ500円体験レッスンに潜入!
お料理スキルは一生モノ!基礎からしっかり学べるお料理教室・ABCクッキングスタジオは、仕事帰りや休日に気軽に通えて「るるぶ&more.」世代にぴったり。人気の「体験レッスン」は、ABCに初めて来店の方に限り、通常4000円相当のものが500円のワンコインで参加できるというお得なもの!実際どんなレッスンなのか、毎月編集部員が潜入レポートします。今回は、寒い冬にぴったりなお料理のレシピとテクニックを学んできました!
Summary
ABCクッキングスタジオ、うわさの500円体験レッスンとは?
全国125カ所以上に展開するABCクッキングスタジオで開催しており、公式サイトから簡単に予約できます。普段のレッスンで習えるレシピは季節限定メニューから定番メニューまで幅広いので、包丁の持ち方やカットの仕方など基礎から学びたい初心者から、ホームパーティーで素敵な料理を披露したい料理好きまで、いろんな方のニーズに応えてくれます。さまざまな職業の生徒さんが通っているので、料理を一緒に頑張る友達も見つかるかも!?
編集部が実際に体験してみた! 1月・2月限定メニュー「オニオンベーコン&マンハッタンクラムチャウダー」
ベーコンや玉ねぎなどがたっぷりと入ったハード系のパンと、トマトベースの赤いクラムチャウダー。おいしく、食べ応えがあるだけでなく、ルックスもおしゃれです。素敵にスタイリングすれば、冬の食卓があたたかく、かつ華やかな印象に。
編集部員みさりー「赤いクラムチャウダーがあるとは、初めて知りました!」
寺田先生「マンハッタンクラムチャウダーの存在は、あまり知られていないようですね。でも、ご心配なく。パンを発酵させている時間を使って、簡単に作れますよ!」
全粒粉で、ハードな食感と香ばしさが楽しめるパンに
まずは、パンの生地を作ります。使う材料は、強力粉と全粒粉、インスタントドライイースト、砂糖、オリーブオイルなど。
寺田先生「今回のパンには、バターの代わりにオリーブオイルを使います。オリーブオイルを使うことで、比較的あっさりとした味わいになりますよ。ベーコンやチーズといった具材の味わいも邪魔しません」
材料をボウルに入れたら、木べらを使って混ぜ合わせます。
寺田先生「混ぜ方のコツは特にありませんが、全体の質感が硬くなるまで、頑張って混ぜましょう」
編集部員みさりー「パンは、前回( vol.1〜クリスマスの人気者に!ビーフシチューグラタン編 )でも作ったので、だんだんと教わった内容を思い出してきました!」
寺田先生「ある程度、硬くなったら台の上に生地を出しましょう……。そうそう!スキッパーの使い方も、上手になってきましたね!」
寺田先生「生地がまだ粉っぽく、まとまりも悪いので、まずは台の上にゴシゴシとこすりつけるようにこねます」
編集部員みさりー「あれ?思ったより、生地が伸びない気がするのですが…?」
寺田先生「今回のパン生地には全粒粉が入っているので、ちょっと伸びづらいかもしれません。でも、香ばしさと歯切れの良さを演出するのが、全粒粉の特長です。前回よりも硬めで、香り高いパンに仕上がりますよ」
編集部員みさりー「へぇ!そうなんですね。焼き上がりがとっても楽しみです!」
寺田先生「生地にまとまりが出てきたら、『V字ごね』をしましょう。ちょっと体重をかけながら、右、左へコロコロと……。前回よりも成長していますね、素晴らしい!」
編集部員みさりー「うれしいです!先生が褒めてくれるので、格段にやる気がアップします」
生地を“とじる”ようにして丸め、表面を滑らかに整えます。寺田先生によると、この作業は「丸め直し」というのだとか。
寺田先生「『丸め直し』をしたら、ボールに生地を入れ、ラップをして発酵させます。この時、生地の大きさがこぶし程度になっているのが理想です」
パンづくりの合間に、ささっとできる!マンハッタンクラムチャウダー
パン生地を一次発酵させている間に、マンハッタンクラムチャウダーとパンの具材を作ります。マンハッタンクラムチャウダーの材料は、あさり、玉ねぎ、ベーコンなど。また、パンの具材は、ピザ用チーズ、ベーコン、玉ねぎなどです。
寺田先生「パンの具材になる玉ねぎは、薄くカットするのがポイントです。大きくカットしてしまうと、パンの成形が難しくなってしまいます」
編集部員みさりー「玉ねぎを押さえている手に、包丁がだんだん近づいてくるのが怖いです……」
寺田先生「切る部分がなくなってきたら、くるりと玉ねぎを回転させ、面積が多い方を上に向けましょう。多少、切りやすくなりますよ」
編集部員みさりー「なるほど!先生がそばにいてくれると、切る際のポイントも身につくのがうれしいです」
切った玉ねぎとベーコン、じゃが芋、そしてあさりを炒めます。
その後、おろしニンニクを加えてさらに炒めます。ニンニクの香りがたってきたら、トマトジュースとコンソメ、オレガノ、そしてアサリ缶の汁を入れます。実はアサリ缶の汁は旨味たっぷりなので、加えることで、クラムチャウダーの味わいに深みが出るのだそうです。
クラムチャウダーをグツグツ煮込んでいる間、寺田先生がこんな豆知識を披露してくれました。
寺田先生「クラムチャウダーと聞いて、白いスープを連想する人が多いと思います。でも、米国などでは、赤いクラムチャウダーも広く親しまれているんですよ。ちなみに、白いクラムチャウダーは“ボストン系”、赤いクラムチャウダーは“マンハッタン系”と呼ばれています。赤いクラムチャウダーは、都会的なクラムチャウダーです」
いよいよパンづくりは佳境!たっぷりの具材を包み込む
こちらは、パンの具材となる材料。ボールに入れ、ざっくりと合わせます。
生地は発酵が進むにつれて、内部に空気を蓄えます。
寺田先生「内部に蓄えられた空気を抜いてあげると、より発酵が進みます。ある程度の力をかけ、生地を押してみてください」
編集部員みさりー「おお!『プシュッ』と、空気が抜ける音がしました!」
そしていよいよ、パンづくりは佳境へ。再度気合いを入れる、寺田先生と編集部員みさりー。
先生のきめ細やかな指導のもと、パンを適切な形に成形し、先ほど合わせた具材を乗せます。
編集部員みさりー「けっこう、具材がたっぷり入るんですね……。具材を生地でとじる作業は初挑戦なので、少し苦戦しています(笑)」
寺田先生「大丈夫、きちんとできていますよ。とじめを指でぎゅっとつまんで、生地が開いてこないようにしましょう」
編集部員みさりー「先生が適宜手助けしてくれるので、安心です。余裕をもって、お料理が楽しめますね♪」
スケッパーで生地をカットし、全粒粉をまぶした後、二次発酵させます。その後、オーブンで焼くこと十数分。
楽しい試食で締めくくる、クッキングレッスン
オーブンを開くと、こんがりと焼けたパンが。また、焼きたてパンならではの、芳しい香りが漂います。
編集部員みさりー「とってもいい香り♪こんなにもおいしそうなパンを自分でも作れるなんて、感動しちゃいました!」
作ったオニオンベーコン&マンハッタンクラムチャウダーは、キッチンスタジオ内にあるラウンジで食べることができます。また、もしもその場で食べきれなくてもご安心を。オニオンベーコンは、ボックスに入れて持ち帰ることができます。
香ばしさが際立つオニオンベーコンと、あさりの旨味がしっかりと感じられるマンハッタンクラムチャウダーは、お互いを引き立てる名カップル。「シンプルながら、満足度が高いメニューですね♪」と、編集部員みさりーもにっこり。
食べ飽きない日常的なメニューを作りながら、基本的な技術をしっかり学べるABCクッキングスタジオで、お料理スキルを底上げしませんか?
次回は●●●に挑戦!お楽しみに。