世界遺産にも登録される石見銀山の一角にあり、かつては銀の積出し港として栄えた温泉津。湯量豊富な温泉は、銀鉱山の鉱夫たちの疲れを癒していた。温泉の主要な源泉は2カ所。1つは1300年以上の歴史を誇る山陰屈指の古湯で、傷を負ったタヌキが湯浴みして傷を治したとの伝説が残る「元湯」。もう一つは明治初期の浜田地震で突然噴出した「薬師湯」。古い建物が立ち並ぶ温泉街に、効能が微妙に異なる2つの公衆浴場が向かい合う。古くから薬効高い湯治温泉として、全国から湯治客が訪れる人気の温泉だ。石州瓦の屋根が連なる重要伝統的建造物保存地区に指定された温泉街や温泉津焼の登り窯など、見どころも多い。温泉街には「旅館 のがわや」をはじめ、小規模な宿が軒を連ね、日本海の新鮮な海の幸も温泉とあわせて堪能できるのがうれしい。
住所 | 島根県大田市温泉津町温泉津 |
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TEL |
0855-65-2065 ((一社)大田市観光協会 温泉津観光案内所) |
アクセス |
公共交通:JR温泉津駅から大田市営バス温泉津温泉行きで5分、フリー乗降区間 車:山陰道江津ICから国道9号経由20km |
温泉固有情報 |
泉温:45.8~49.9℃ 源泉:2 泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉など 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、冷え性、打ち身、慢性消化器病、高血圧、切り傷、糖尿病、呼吸器疾患、慢性皮ふ病、慢性婦人病、痔疾など 宿泊施設数:19 日帰り温泉施設数:3 湯量:不明 飲用:不可 |
※店舗・施設の定休日は原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
※情報は変更になる場合があります。おでかけ前に必ず現地・施設へご確認ください。
※温泉の泉質・効能等は、各施設からの回答をもとに原稿を作成しています。
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島根県大田市温泉津町温泉津ロ202-1
島根県大田市温泉津町温泉津ロ32