室堂平の西端、雄山を望む岩場に口を開けて並ぶ2つの洞窟。玉殿岩屋は立山開山伝説の聖地で、熊と白鷹を追って来た佐伯有頼[さえきありより]に、熊が阿弥陀如来に、白鷹が不動明王となって現れ立山の開山を命じた場所とされている。立山室堂が建設される前は、立山修験道の行者の宿泊に使用されたともいわれる。洞窟の天井は低く、奥行きも4m程度と狭く、小さな石仏が数体安置されている。すぐ隣にある虚空蔵窟と呼ばれる洞窟も同じように使用されたものといい、内部には石地蔵や十六羅漢が十数体祭られている。この2つの洞窟へは、滑りやすい登山道の下りなので足元に注意を。
住所 | 富山県中新川郡立山町芦峅寺字ブナ坂外11国有林内室堂平 |
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TEL |
076-462-1001 (立山町観光協会) |
営業時間 |
見学自由 |
定休日 |
見学自由。11~5月は積雪のため見学不可 |
料金 |
見学自由 |
アクセス |
公共交通:TKルート室堂駅→徒歩20分 車:北陸道立山ICから県道6号経由24km40分(立山駅まで)。または長野道安曇野ICから北アルプスパノラマロード・県道45号または国道147号経由扇沢駅まで41km1時間。立山黒部アルペンルート内はマイカー乗り入れ不可。扇沢~立山(千寿ケ原)間を通り抜ける場合は車の回送を |
駐車場 |
なし/扇沢駅駐車場・立山駅駐車場利用 |
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富山県中新川郡立山町室堂平