和鋼生産が行われた菅谷たたら山内に立つ豪壮な入母屋造の建物。高殿とは砂鉄から製鉄する精錬場のこと。菅谷高殿は江戸時代の宝暦元年(1751)に建てられ大正10年(1921)まで使われた、完全な形で残る高殿としては国内に唯一の遺構。屋内中央には、両側に風を送り込む吹子[ふいご]をもつ粘土造りのたたら炉(製鉄炉)が設えられ、炉の奥には砂鉄を置く小鉄町[こがねまち]、燃料の炭を置く炭町などの材料置場や職人控所の炭坂座などが往時のまま残っている。
住所 | 島根県雲南市吉田町吉田4210-2 菅谷たたら山内内 |
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TEL |
0854-74-0350 (山内生活伝承館) |
営業時間 |
9~17時(入館は~16時) |
定休日 |
月曜(祝日の場合は翌日) |
料金 |
入館300円(鉄の歴史博物館・鉄の未来科学館との共通券1020円) |
アクセス |
公共交通:JR出雲市駅北口→高速バス広島駅行きで45分、バス停:たたらば壱番地下車、車15分 車:松江道雲南吉田ICから15分 |
駐車場 |
あり/5台 |
※店舗・施設の定休日は原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
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島根県雲南市吉田町川手161-4