世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産「大野集落」にある教会堂。明治26年(1893)、ド・ロ神父が設計・施工し、大野集落の26戸の信者のために建設した教会で、民家風の建物は間口約6.1m、奥行約11.8m。内部は1室のみで、奥に司祭室が別に造られている。和瓦葺きの屋根上や鬼瓦にはクルスが描かれ、石を積み上げた外壁にはレンガで半円アーチを造った窓がある。ド・ロ壁と呼ばれる外壁は、地元の玄武岩の割り石を使い、赤土に石灰を混ぜ合わせた泥漆喰で固めていることから大野独特の風合いを醸し出している。内部見学はできないが、木骨トラスを用いた小屋組など、ド・ロ神父の洋式建築技法が典型的に表れており、国の重要文化財に指定されている。
住所 | 長崎県長崎市下大野町2619 |
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TEL |
095-823-7650 (長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター) |
営業時間 |
外観見学自由 |
定休日 |
外観見学自由 |
料金 |
外観見学自由 |
アクセス |
公共交通:JR長崎駅→長崎バス桜の里ターミナル行きで50分、終点下車、さいかい交通バス大瀬戸・板の浦行きに乗り換え30分、バス停:大野下車、徒歩15分 車:長崎道長崎多良見ICから長崎バイパス、国道202号経由37km50分(教会堂へ徒歩5分の大野町駐車場まで) |
駐車場 |
あり/10台/大野教会堂まで徒歩3分 |
文化財情報(観光) |
世界遺産(構成資産含む)・重要文化財(建造物) |
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長崎県長崎市四杖町2671-1
長崎県長崎市琴海戸根原町字割尾171