カトリック牢屋の窄殉教記念教会 かとりっくろうやのさこじゅんきょうきねんきょうかい スポット

長崎県 社寺・教会
ちょっと立ち寄り

久賀島の久賀湾最奥部の大開地区に立つ教会。「窄」とは「地形」のこと。禁教下の明治元年(1868)、久賀島の潜伏キリシタンたちがキリスト教の信仰を表明したことから、この地の信徒たちが捕らえられた。「五島崩れ」と呼ばれる五島におけるキリシタン弾圧はこの事件がきっかけという。捕えられた200余名の信徒は、わずか12畳の牢屋に押し込められ、8カ月の間、排泄もその場で、死体も放置されるという状況を耐え忍んだ。飢えや病、拷問のため42名が殉教。約100年後の昭和44年(1969)に、殉教者を顕彰する記念聖堂を建立。昭和59年(1984)に、実際に牢屋があった場所に現在の教会が建てられた。堂内では当時の牢の広さがわかるように床が色分けされており、殉教者の苦しみが想像できる。堂そばには、殉教者の年齢と名を刻んだ「信仰之碑」があり、毎年秋に牢屋の窄殉教祭が行われている。

基本情報(営業時間・アクセス等について)

住所 長崎県五島市久賀町大開
TEL 095-893-8763 (長崎巡礼センター)
営業時間 9~17時
定休日 無休
料金 拝観無料
アクセス 公共交通:福江港→木口汽船シーガルで20分、フェリーひさかで34分、田ノ浦港下船、車で15分
駐車場 なし

※店舗・施設の定休日は原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。

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カトリック牢屋の窄殉教記念教会

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