前方に島原湾が広がり、島原・天草一揆に関わる湯島(談合島)を望む丘陵地にある史跡公園。園内には十字架が建てられ、キリシタン墓碑21基が集められた「桜馬場墓碑群」がある。島原半島にはキリシタン墓碑が数多くがあるが、特に南島原市内には100基を超える墓碑が確認されている。うち有家町内の道路端や石垣、畑の中などに点在していた墓碑を集めたものが「桜馬場墓碑群」。県指定史跡の2基は、「類子銘入り扁平蓋石型」と「花十字紋入り扁平蓋石型」の箱形の墓石。「類子」は「ルイス」と読み、男性に用いたクリスチャン・ネームだ。天正年間(1573~1592)、この地にはキリスト教布教第二管轄区が置かれ、約70年間にわたって布教活動が行われていた。それ以前は仏教が栄えていた地でもあり、仏教とキリシタンの遺跡が混在する歴史的に興味深い地でもある。
住所 | 長崎県南島原市有家町尾上5632 |
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TEL |
0957-73-6632 (南島原市観光振興課) |
営業時間 |
入園自由 |
定休日 |
入園自由 |
料金 |
入園自由 |
アクセス |
公共交通:島原鉄道島原駅→島鉄バス須川港行き(藤原線)で56分、バス停:桜馬場下車、徒歩8分 車:長崎道諫早ICから国道57・251号、県道30号経由54km1時間25分 |
駐車場 |
あり/2台 |
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