食・グルメ 2020.03.25

今が見頃！京都・嵐山のお花見できるカフェで、和のアフタヌーンティー

アフタヌーンティーカフェカフェ巡りリバービューのカフェ和スイーツ・和菓子絶景

春、まさに見頃を迎えるにつれ、検索されるのが「京都桜の見えるカフェ」。なかでも、嵐山の絶景とともに、素敵な和のアフタヌーンティーを味わえる “窓からお花見ができる”カフェが、『茶寮八翠』です。ラグジュアリーホテルの敷地内にあるリバーサイドの景観、フレンチの経験もあるホテルシェフの料理、老舗和菓子店の誂え菓子、アメリカオーガニックブランドの紅茶など、どこを切り取っても最高にオススメのお店です。

Summary

桜から新緑へ、これ以上ない絶景に出会えるラグジュアリーカフェ
フランスの香りがする和食と美しい和菓子が詰まった和のアフタヌーンティー
香りを嗅いで選ぶ、お替わり自由のフレーバーティー

桜から新緑へ、これ以上ない絶景に出会えるラグジュアリーカフェ

やってきました。京都有数の観光地、嵐山のラグジュアリーホテル「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」。

世界131の国と地域に7000を超えるホテルリゾートを有する「マリオット・インターナショナル」の“ラグジュアリーホテルブランド”として日本に初めてできたホテルで、いまもこのカテゴリーのホテルは、日本中に3軒しかありません。

木々が芽吹き出す3月の上旬。雨に濡れた石畳の途中にある茅葺き屋根の廬が『茶寮八翠』です。

築100年を超える歴史的建造物、旧「八賞軒」を丁寧に手入れしながら保全・活用されていて、景色が映り込むほど磨き込まれた床に年代を感じさせるしつらい、和の花が飾られた上品で優雅な空間が広がります。靴は脱がずにそのまま席へ。

外観から想像するよりもずっと広い店内。歴史を遡れば、保津川を望むこのあたりは鎌倉・室町時代には天皇の離宮があり、皇族方が舟遊びや歌会を楽しんだ場所。

明治32 年に男爵の別荘、明治43 年には歌人が集まる「八賞軒」となるなど、風雅を愛する人たちの社交場としての歴史が刻まれています。

紅葉に染まる嵐山も素敵ですが、眺めのよいテラス席を楽しむなら春先から初夏は最高。本数こそ多くはありませんが、庭には名木として有名な桜の木があり、テラス席からお花見ができますよ。

フランスの香りがする和食と美しい和菓子が詰まった和のアフタヌーンティー

さて、ここからは一番人気の「和のアフタヌーンティー」の内容をご紹介。
二段のお重と三段のアフタヌーン・ティープレートスタンド、そしてフリーフローのドリンクがセットになっています。

二段のお重の中身はいずれもセイボリー。どちらかというと料理の比重高めのアフタヌーン・ティーなので、ランチ兼用としても使えそう。

嵐山の春を表現したような「桜の薫るちらし寿司」。
小皿には海老のカクテル紫蘇風味と香の物が添えられて、雅やかです。
これらのお料理は、ホテル総料理長を務める松勢良夫さんの手仕事。

フランスの3つ星レストランで約10年研鑽を積んだ松勢シェフ。
キッシュといえばほうれん草といった固定概念を少しずらして水菜を使ってみたり、サンドイッチには京風の出し巻きを合わせてみたりと、フレンチの調理技法と和の食材を合わせることで生まれる新しい味覚を楽しんで創作されているとのこと。
一口食べるごとに、うれしい驚きがあります。