できたてのコーラってどんな味?世界からも大注目の“クラフト”コーラ専門店「伊良コーラ」
世界初のクラフトコーラ専門メーカー「伊良コーラ」。キッチンカーでの移動販売をメインに行ってきましたが、2020年2月に、初の路面店「伊良コーラ総本店下落合」をオープン!和漢方の技術を応用し、15種類のスパイスと柑橘類を混ぜ合わせて作るこだわりのコーラを味わってきました。
調合室を併設した「伊良コーラ総本店下落合」
西武新宿線・下落合駅から徒歩2分のところにある「伊良コーラ総本店下落合(いよしこーらそうほんてんしもおちあい)」。
「伊良コーラ」の代表であるコーラ小林さんは、コーラマニアとして世界中のコーラを飲み歩き、「感動するほどの究極のコーラを作りたい」との思いから、コーラ作りをはじめたそう。
この場所にはもともと、和漢方職人であった代表の祖父の工房「伊良葯工(いよしやっこう)」があり、工房の跡地に総本店をオープンしたそう。
調合室が併設されていて、店内に入るとコーラの甘い香りがふわっと広がります。
コーラ作りをはじめて2年半、工房にある祖父の遺品整理をした際、遺された和漢方の資料や道具をみているうちにこれをコーラ作りに活かせるのでは…とひらめいたことがきっかけで、クラフトコーラの完成まで到達したとのこと!
完成するまでに1週間!100年前のコーラのレシピを再現
完成した「クラフトコーラ」は、100年前のオリジナルコーラのレシピに基づき、生のコーラナッツ、カルダモンやナツメグなど15種類のスパイスと柑橘類を混ぜ合わせ、工房に設置したスパイス粉砕機などを使って作られます。
完成するまでに約1週間もかかり、手間ひまかけて丁寧に作られているんです。
そんな、こだわりの「クラフトコーラ」を実際に味わってきました!
ビニールパウチに、シロップ、ソーダ水の順に入れ、最後にレモンとスパイスをふって完成です。強い炭酸が作れるディスペンサーを使用しているので、しゅわしゅわ感がおいしい!
こちらが一番人気で定番の「ザ・ドリーミー・フレーバー」。コーラの原液と炭酸水のグラデーションがとっても爽やか!ストローで、全体の色が均等になるまで混ぜていただきます。
普段飲んでいるコーラよりも、スパイスの風味が口に広がりコクがあっておいしい…!さっぱりとした程よい甘さは、人工甘味料を一切使わず、素材本来の甘みだけで作られているので、万人受けする優しい味なんですね。
お客さんの声からヒントを得て作ったのが、ミルクとソーダで割った「ミルクコーラ」。
酸味のあるスパイスがミルクによってまろやかになり、不思議な味わいがクセになりそう…。ミルクのまろやかな味わいの中に、ピリッとしたスパイスを感じます!
贈り物にも最適!お家でクラフトコーラを存分に楽しむ
路面店では、商品の販売もされています!写真は、強炭酸で割ればいつでも「伊良コーラ」の味を楽しむことができる「魔法のシロップ」。
これ1本で5~6杯のコーラを作ることができるので、女子会などの手みやげにもおすすめです。お店のロゴが入ったギフトボックス付きもあり、こちらは、贈り物に人気とのこと。
こちらは、「魔法のシロップ」を最適な配合比率の炭酸水で割り、キャップをあけたらすぐに飲める「IYOSHI CRAFT COLA」。
その場で炭酸とシロップを混ぜた時の香りとコクを再現するため、“追いスパイス”などをして、再現性を高める工夫がされています!
お店のロゴである“カワセミ”のワンポイントがさりげなく入った、伊良コーラ「オリジナルキャップ」。 シンプルなデザインなので、コーデを選ばず使えるのがポイント。
“カワセミ”は、鳥にとってアウェーな環境である水中に飛び込んで魚を捕る鳥。コーラにある「手作りできない」、「体に良くない」といったイメージに挑戦していく意味を込めて、このデザインに決めたとのこと。
キャップの他にも、これからTシャツなども販売予定です!
お店は桜並木沿いにあるので、夏は新緑、春はお花見など、四季を楽しみながらコーラを味わうことができます。
世界で「コカ・ペプシ・イヨシ」と呼ばれるような存在になることを目指している「伊良コーラ」。
オーナーの熱意とこだわりが詰まった一杯を、是非味わってみてください!
text・photo:守屋美希(vivace)
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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