浅草観光の穴場?絶景でクリームソーダも楽しめる隈研吾設計の観光センター

浅草観光の穴場?絶景でクリームソーダも楽しめる隈研吾設計の観光センター

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東京観光で根強い人気を誇る浅草。雷門前にひときわモダンな建物があるのをご存知ですか?実はこれ、日本を代表する建築家・隈研吾氏による設計の「浅草文化観光センター」という観光案内施設なのです。観光情報を知ることができるだけでなく、カルチャーイベントを行っていたり、仲見世通りを上から見渡せる無料の展望テラスなど魅力が満載。建築好きや国内外からの観光客だけではなく、『浅草が初めて“じゃない”人』こそ利用してほしい、まさに穴場のスポットです♪

Summary

おしゃれだけど和も感じる。設計は世界が注目する隈研吾氏!

2012年に全館リニューアルした「浅草文化観光センター(あさくさぶんかかんこうせんたー)」。

設計を手がけたのは新国立競技場や根津美術館、太宰府天満宮のスターバックスを手がける隈研吾氏です。隈氏と言えば、木材など日本古来の素材を生かし周辺の街並と調和したデザインを得意としています。

雷門の向いに建つ浅草文化観光センター(写真右)は、平屋を七つ重ねた構造と、木材を使用したデザインがモダンながら浅草の街並みにマッチしています。

2012年のグッドデザイン賞を受賞していて、建築好きや海外の方からの注目度も高い施設なんです。

建築好きの彼をデートに連れて行けば、いい反応をしてくれるかも!

『困った』をすぐ解決!快適な浅草観光をサポート

2階には観光スポットを「探せる」コーナーが。タブレットを使ってグルメやイベントなど知りたい情報を検索できます。そのほか無料のWi-Fiや充電スポットもあるので観光客には心強い!

浅草文化観光センターは『探せる・見せる・支える』をコンセプトにした、浅草や上野など台東区を訪れる人のための施設。

1階のカウンターには日本語・英語・中国語・韓国語の4カ国語対応の観光案内スタッフが常駐しています。

1階ロビーにある台東区のジオラマ。眺めながら次のおでかけ計画を立てるのも楽しい。
1階ロビーにある台東区のジオラマ。眺めながら次のおでかけ計画を立てるのも楽しい。

浅草を知り尽くした観光案内スタッフの知識は、国内外のゲストだけでなく、浅草を訪れたことがある人も大いに頼るべき!

おみやげ、グルメ、映えスポットまで台東区の情報はおまかせ!
例えば「小さな子ども連れでも東京名物をゆっくり食べられるお店を知りたい」などという相談にも応じてくれますし、「映える東京の“路地”を教えて」「人混みなく隅田川の花火を見られる場所を知りたい」などのマニアックな相談も過去にはあったんだとか!

地下1階には快適に利用できる化粧室もあり、その利用だけでもOK。観光地は混み合うので知っていると安心です!ベビーカーの無料貸し出しや2階には広めの授乳室も完備され、ファミリーフレンドリー。私たちを『支える』施設です。

今日はどこに行く?リサーチしながらの待ち合わせはいかが?

2階にあるタブレットは全4台
2階にあるタブレットは全4台

2階には観光スポットを「探せる」コーナーが。タブレットを使ってグルメやイベントなど知りたい情報を検索できます。そのほか無料のWi-Fiや充電スポットもあるので観光客には心強い!

コミュニケーションボードという、実際に訪れた人が浅草のおすすめを記入しているコーナーも。
生の声って、とっても参考になりますよね!

定番ガイドブックから浅草に関する書籍も自由に閲覧可能。浅草文化観光センターは駅近で立地もわかりやすいから、待ち合わせはここで涼みながら…というのもアリですね!

普通の観光はもう飽きた。もっと深く知りたい人も大満足!

7階は台東区の歴史や文化を『見せる』展示スペースになっています。

展示物は定期的に変わるとのことですが、過去には隈研吾氏の建築展もあったんだとか。第2、第4水曜日はだれでも参加可能な歌舞伎文字「勘亭流」書道体験も実施しています。(2020年6月現在一時休止中)

タッチパネルには「浅草絵巻」「浅草の伝統工芸」「たいとう百科マップ」の大きく3つのコンテンツが。
タッチパネルには「浅草絵巻」「浅草の伝統工芸」「たいとう百科マップ」の大きく3つのコンテンツが。

また階段付近のタッチパネルではさまざまなコンテンツを閲覧できます。写真は「浅草絵巻」というコンテンツ。

仲見世商店街各店のシャッターはまるで絵巻にみたてられた巨大絵画のように絵柄が繋がっているのですが、そこに描かれている浅草の行事や風物詩をわかりやすく解説しています。

「たいとう百科マップ」には寺社やグルメスポットのほか、歌川広重が描いた風景や、夏目漱石や樋口一葉などの文豪たちが作品に描いた情景を巡るマップも。テーマに沿った観光コースを提案してくれますよ。

6階には、隈氏が“空中の寄席”をイメージして設計したという多目的スペースが。

席は下の階の『屋根』部分の傾斜を利用した造りです。飲食可能なので、仲見世通りなどで買ったフードをゆっくりといただくのもいいかも!
スクリーンでは『浅草四季百景』というムービーが流れていました。サンバカー二バルや隅田川の花火大会などイベントが近づくと関連の映像を放映しているそう。

浅草をもっと知りたくなったら、浅草文化観光センターの公式ホームページ内に掲載されているガイドツアーをチェックしてみて!無料で観光案内サービスを受けられます。
浅草だけでなく、上野や谷中を巡るツアーもあるからより深く東京を知れるはずですよ。(2020年6月現在一時休止中)

訪れない手はない!下町の景色を一望する無料展望テラス

最上階の8階にある展望テラス。ここからは下町の景色を一望することができ、東京のシンボル・スカイツリーもこんなに近く、くっきり…!この景色が無料で楽しめるのなら、寄らないと損!でもここの存在をまだ知らない人も多いんだとか。だからこそ、超穴場のスポットなんです。

隅田川沿いの景色はもちろん、雷門前の立地なので仲見世通りから浅草寺まで見渡せます。

展望テラスの隣で営業している「アサクサ ミハラシカフェ」は最高のチルスポット!

カフェメニューやアルコールを楽しめるお店なのですが、カウンター席からは仲見世通りが眼下に広がる、贅沢な体験ができます。

「クリームソーダ」650円(税抜)
「クリームソーダ」650円(税抜)

人気メニューはクリームソーダ。絶景を眺めながらいただけば気分は天国…!

観光の拠点にぜひ利用したい浅草文化観光センター。東京の新しい魅力に出会えるはずですよ。

Text&Photo:日高沙織(vivace)

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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