東京近郊の日帰り自然スポット3選|穴場のご利益スポットへ冒険に行ってみよう♪
東京から近いのに、自然がいっぱい!冒険家気分が味わえる観光地で、リフレッシュしてみては?今回ご紹介するのは、神奈川県、千葉県にある渓谷や無人島、洞窟など、まるでトトロにも出会えそうな穴場スポット。SNSで話題の映えスポットや、デートにもおすすめな隠れた恋愛成就スポットもあります。思いっきり出かけられるようになったら、深呼吸して、自然を堪能してみて。
Summary
【千葉県】SNSで話題!自然いっぱいの「濃溝の滝」でリフレッシュ
まるでジブリ映画のような神秘的なスポットとしてSNSで話題になった「濃溝の滝(のうみぞのたき)」は、千葉県君津市の「清水渓流広場」の駐車場から心地のよい緑の森を抜けて500mほど歩いた場所にあります。
途中、どんぐりを拾っていたら蛇とも出会う…話題になるまでは、まさに秘境?!とも言える場所だったのだそう。
目の前に広がるのは、絵画のような世界!美しい緑と、透明度の高い滝が流れ落ちる、こちらが「濃溝の滝」です。もともとはっきりとした名前はなくて、地元の人から「亀岩の洞窟」とも「川廻しのトンネル」とも呼ばれていて、実は江戸時代に人工的に掘られたものなのだとか。
ひょっこりトトロが現れてもおかしくない神秘的な雰囲気です!
今や恋愛成就のご利益スポットとしても注目されるのがこちら。 頭を右に傾けて見てみると…洞窟の奥から差し込む光が水面に反射して、ハート型をしています!
このうっとりするほど綺麗なハート型の光が見られるのは、3月と9月のお彼岸時期。早朝6時30分~7時30分の1時間程度とのこと。早起きしてでも見に行きたいフォトジェニックな光景ですよね。
もちろんレアな光が撮影できなくても大丈夫。「濃溝の滝」周辺は、春は新緑、夏はホタル、秋は紅葉、そして冬は雪景色も綺麗な一年を通して風光明媚な場所です。滝の近くはぬかるんだ場所があるので、ぜひ歩きやすい靴でおでかけください。週末は、トトロに会いに冒険してみてはいかが?
■濃溝の滝
住所:千葉県君津市笹地先
TEL:0439-56-2115(君津市観光協会)
営業時間:見学自由
定休日:見学自由
料金:見学自由
アクセス:JR上総亀山駅→車で10分
【神奈川県】東京湾に浮かぶ唯一の無人島「猿島」で要塞探検!
都心から1時間ほどで行ける周囲約1.6kmの無人島「猿島(さるしま)」はかつて旧陸・海軍の要塞でした。
長年立ち入りが制限されていたため、手つかずの自然や砲台跡などの歴史遺産が、今もほぼそのままの姿で残っています。
現在も砲台跡やレンガで造られた兵舎・弾薬庫などが、数多く残されています。
島の奥へと進むと見えてくるのが切通し(要塞跡)です。向かって右側にあるレンガ造りの部分は、当時実際に使われていた兵舎で、明治初期に西洋築城の技術を元にして造られたものなんだそう!
このレンガ造りのトンネルは、道路用としては日本で最古級なのだとか!中には、旧軍の司令部跡や弾薬庫がほぼそのままの状態で保存されています。
実はこのトンネル、“愛のトンネル”と呼ばれる話題の必訪スポットなのです!カップルで通ると自然と手を握ってしまうため、そう呼ばれるようになったそう。これは勇気を出して、そっと手を握るチャンスです!
広場から海へ向かう階段を下りると、そこには磯が広がっていました。岩場の隙間や窪みをよく見るとカニや小魚が!吹き渡る潮風がとても心地よい場所です。
猿島はBBQできる場所としても大人気!夏はまるでスペインのイビサ島みたいにイベントや海水浴でにぎわうそう。レンタルBBQの営業は、3~11月の毎日と12~2月は土・日曜、祝日です。必要な機材はすべてレンタル可能なので、好きな食材を持ってくるだけで気軽に楽しめます。BBQを満喫したあとは、自然あふれる無人島で歴史遺産を巡りましょう。
※ 猿島BBQは3~11月の毎日、12~2月は土・日曜、祝日営業。バーベキューサイト利用は無料。BBQの機材をレンタルする場合は、HPであらかじめ予約を。機材の空きがあれば当日現地でレンタル可能。レンタル保証金2000円。
※ 売店は7~9月の毎日、2~6・10・11月の土・日曜、祝日営業
※ 猿島オーシャンズキッチンは7月上旬~8月下旬の毎日、5月中旬~7月上旬の土・日曜、祝日、9~10月の土・日曜、祝日営業
≪猿島航路≫
時間:3~11月は三笠発9時30分~15時30分毎日1時間おき、12~2月は三笠発9時30分~15時30分土・日曜、祝日の1時間おき ※猿島からの最終便は3~11月は17時発、12~2月は16時発
定休日:強風・悪天候時、12~2月の平日
料金:往復1300円、猿島公園入園料200円
■参考記事:BBQのあとは、幻想的な世界を散策!ジブリの世界が広がる猿島へ(配信日:2018.05.29)
【神奈川県】富士山とも繋がってる!? “龍神”の待つ「江の島岩屋」へ!
江の島観光でちょっぴり冒険気分を味わいたいならば「江の島岩屋」がイチ押しです。ひんやりと神秘的な雰囲気が漂う洞窟をローソク片手に進んでいくと、洞窟の奥には…!?
「稚児ヶ淵(ちごがふち)」を進み全長128mの岩屋橋の先に「江の島岩屋」はあります。岩屋橋からは相模湾やその向こうに広がる富士・箱根・伊豆方面の絶景が広がり、行き交う人の目を楽しませてくれます。
料金所で入洞料を支払ったら、いざ冒険スタート。長い時を経て、波の浸食によってできた「江の島岩屋」。神秘的で壮大な空間に圧倒されます。
奥に辿り着くとどこまでも続いているような大きな穴に辿り着きます。この穴はなんと「富士へ通ずる」という言い伝えも残されているそう!
続いては奥行56mの第二岩屋へ。頭上スレスレに迫るごつごつとした壁面はスリル満点!
少し進むと「ゴーゴー」と低い鳴き声が聞こえてきます。恐る恐る進んでいくと、“龍神”を発見!
江の島は古くから龍神信仰の地として栄えた地。その歴史を今に伝えようと、洞窟の奥で訪れる人を待っているのです。
約20分の気軽なプチ冒険気分を楽しめる「江の島岩屋」。江の島観光で神秘的な空間を探検したいなら、ぜひ訪れてみて。
■参考記事:江の島で洞窟探検!?奥に待つ“龍神”を目指して冒険気分デートはいかが?(配信日:2019.03.25)
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●この記事は、『るるぶ&more.』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。