浅草橋の古民家カフェ「葉もれ日」で過ごす素敵な時間♪ホッとする和の空間へ
個性的な喫茶店やカフェが多く集まる蔵前・浅草橋エリアにある「葉もれ日」。ものづくりの街としても有名ですが、こちらのカフェはそんな浅草橋らしいものづくりの街の雰囲気を肌で感じることができるんです。築70年の酒屋をリノベーションし、昔と現代を融合させた空間は、カフェ巡り好きにはたまらないはず♪
築70年の酒屋をリノベーションした、心落ち着く空間
JR総武線・浅草橋駅から徒歩7分ほど、風情溢れるカフェ「葉もれ日(はもれび)」。
築70年の酒屋をリノベーションして造られたこちらのお店は、和のテイストを基調としながらモダンな雰囲気が合わさった人気のカフェなんです。
珍しいのが、カフェスペースが土間にあるということ!土間奥には、キッチンと注文スペースがあります。
店主の山口さんは、雑誌や広告などでも活躍するデザイナー・アートディレクター。こちらの物件を一目見て気に入り、リノベーションしてカフェを作ろうと思いついたそう。
元々の建物の良さを生かし、店主自らが空間をデザイン。天井や壁、小上がりの部分など、店内のいたるところに酒屋だった建物の面影が垣間見えます。
店内にある椅子やテーブルの一部は、店主がオリジナルで製作!良いところは残しつつ、新しいものも取り入れて独自の空間を作り上げています。
こだわりのドリンクやフードなど、カフェメニューも充実!
そんな素敵な空間で楽しめるカフェメニューにも店主のこだわりがつまっています。
コーヒーは世界各地から豆を取り寄せ、すべて自家焙煎し、店主がハンドドリップで提供してくれます。
コロナ禍の影響で、現在は取り寄せていないそうですが、普段は日本では珍しい、酸味、苦味のバランスが良いインド産の豆も取り扱っています。
今回はグァテマラ産のコーヒーをいただきました。深く、スモーキーな味わいが特徴で、飲んでみると口当たり柔らかく、まろやかで飲みやすい!
また、コーヒー以外に「江戸蜂蜜」を使ったドリンクも人気です。
「江戸蜂蜜」とは岐阜市木田の河川敷で採れる、国内では0.8%ほどしか流通していない貴重な蜂蜜。
一般的には、糖度を上げるために加熱をして水分を飛ばすのに対し、「江戸蜂蜜」は作る際に熱を加えていないので、本来の風味や栄養が豊富に含まれているそう。
これからの暑くなる季節には、さっぱりと飲める「レモンハニースカッシュ」がおすすめ!
ほどよいレモンの酸味と濃厚な蜂蜜は、言わずとも間違いない組み合わせ。炭酸がおいしさをさらに引き立て、爽やかな気分に。
フードメニューも充実!こちらは一番人気の「チキンカレー」。
スープのようなサラサラとしたルーが特徴で、スパイスが効いた少し辛めのカレー。一口食べると、その辛さがやみつきになります。
そのほか「ホットドッグ」や「ピザトースト」(350円、税込)などの軽食も。メニューはすべてテイクアウトできるので、外で散策したりしながらドリンクやフードを楽しむこともできますよ。
ものづくりの街・浅草橋らしいハンドメイド製品も
楽しめるのは、カフェメニューだけではありません。「葉もれ日」のトレードマークになっている組子欄間の小物も扱っています。
欄間(らんま)とは和室などに見られる、採光や通風、装飾のために設けられる開口部材のこと。
欄間の仕事をしていた親戚の方が辞めることになり、それを知った店主が伝統を絶やさないよう、コースターなどの小物を作り始めたのがきっかけなのだとか。お店でも使用しているコースターなどの小物を販売しています。
他にも色々な作家の作品も扱い、ハンドメイド好きの方にも人気に。ものづくりの街・浅草橋らしさが感じられます。
カフェ空間やハンドメイドの温もりを感じながら、のんびり心癒される時間を過ごしてみてくださいね♪
Text・Photo:谷口翔子(vivace)
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