シンガポールの海外渡航情報! ビザは必要? 時差は? 変換プラグのタイプは? シンガポール旅行の際に知っておきたいことまとめ(2024年8月30日更新)
再び盛り上がりはじめた海外旅行。渡航の前に用意しておくことやもの、最新情報をこの記事で確認してから出かけましょう!
Summary
時差
日本との時差は-1時間。日本が正午ならシンガポールは午前11時。サマータイムは導入していません。
言語
公用語は英語、中国語、マレー語、タミール語。英語と自分のルーツの母語の、2言語以上を話せる人が多いので、会話は英語で問題ありません。英語の語尾に「ラ」を付けるなど、独特なアクセントがあり、「シングリッシュ(シンガポール・イングリッシュの意)」ともいわれています。
通貨
通貨単位はシンガポール・ドル(S$)
S$1= 約112円(2024年8月30日現在)
補助単位はシンガポール・セント(S¢)でS$1=100S¢
紙幣・硬貨の種類
一般的に流通している紙幣はS$2、5、10、50、100の5種類。硬貨は5、10、20、50¢、S$1。1¢もありますが、ほとんど流通していません。
チップ
シンガポールでは、基本的にチップは不要です。ほとんどのホテルやレストランでは、料金にGST(消費税)とは別に10%のサービス料が加算されています。空港ではチップは禁止されていて、タクシーでも不要。
クレジットカードとATM
屋台などを除きほとんどの店でクレジットカードが利用できます。シンガポールはキャッシュレスが急速に進んでおり、クレジットカードやデビットカード払いが基本。Visa、Mastercardなどの国際ブランドでタッチ(非接触)決済ができるものを最低1枚は用意しておくと便利です。ICチップの付いた差し込むタイプの場合は、必ず暗証番号(PIN)の確認を。支払いはカードを優先し、現金の両替は最小限に留めておきましょう。
ATMでのキャッシングは一部を除き24時間利用できます。暗証番号(PIN)が必要なので、事前に確認しておきましょう。
シンガポール国内通話
シンガポールは市外局番がないので、電話番号をそのままダイヤルすればOK。公衆電話はコイン式のほかにクレジットカード式があります。
国際電話
日本からシンガポールへ
010(国際電話識別番号)→65(シンガポールの国番号)→相手先の電話番号(最初の0はとります)
シンガポールから日本へ
ホテルの客室からかけると、通話料のほかに手数料がかかる場合があります。
◎直通ダイヤル
「+」(スマートフォン・携帯電話からは*や0の長押し。機種により異なる)、または001(国際電話識別番号)→81(日本の国番号)→市外局番(最初の0はとります)→相手先の電話番号
※携帯電話へかける場合も、「080または090」の最初の「0」はとります
◎IP電話
インターネットに接続された状態で、LINEやWhatsAppなどの通話アプリを利用すれば、同じアプリ間であれば無料で国際電話ができます。
Wi-Fi事情
空港やホテル、観光施設や飲食店などでは無料Wi-Fiを提供しています。ただ、スマホの使用頻度が増えていますので、どこででも繋げられるよう、出発前に海外用Wi-Fiルーターを借りる、eSIMを購入するなど準備をしたほうがいいでしょう。
スマホの設定
自分のスマホを持っていく場合は「機内モード」をON、「モバイルデータ通信」と「データローミング」をOFFに設定すれば回線との接続をシャットダウンできます。これを忘れると、海外用の定額プランなどに加入していない場合、高額請求になる場合があるので注意が必要です。
電圧
電圧は220~240V、周波数は50Hz。プラグは3つ穴式(BF・B3タイプ)が主流だが、2つ穴式(B・Cタイプ)もあります。海外に対応していない日本の電化製品を使用する場合は、変圧器と変換プラグが必要になります。
郵便
日本への航空便は、ハガキがS$0.85、封書が20gまでS$1.55。切手は郵便局のほか、ホテルのフロントや売店、書店などで購入できる場合もあります。書き方は表に「JAPAN」と「AIR MAIL」を記入すれば、宛名や住所などは日本語で問題ありません。4~9日で日本に到着します。
ビジネスアワー
銀行は9時頃~15時頃で土曜は〜12時頃。日曜、祝日は休みが一般的。ショップは10~21時が多いようです。旧正月は多くの店が休業するので、旅行を計画する際は注意しましょう。
飲料水
水道水は飲料可能ですが、不安な人はミネラルウォーターの方が望ましいでしょう。スーパーやコンビニエンスストアで手軽に購入できます。
アルコール
ワインやウイスキーなどアルコール度数の高い酒類には高い関税がかけられているので、日本と比べるとかなり割高。公共の場所(駅、道路、公園など)においては、22時30分~翌7時(休日は20時〜)までの飲酒が法律で禁止されていて、スーパーやコンビニ、商店などでも購入できません。違反した場合は罰金が科せられるので注意。
タバコ
ホテル、レストラン、美術館、デパートなど公共施設の屋内は全面禁煙。喫煙可能な場所以外で喫煙した場合、最高S$1000の罰金が科せられます。
トイレ
街なかに公衆トイレはほとんどないので、ショッピングセンターやホテルのトイレを利用しよう。ホーカーズには有料(10¢~)のトイレもあります。水の流し忘れは罰金の対象となるので注意しましょう。
マナー
モスクやヒンドゥー教寺院へ参拝する場合は露出が多い服装は厳禁。高級レストランではビーチサンダルやタンクトップ、短パンなどでの入店は断られる場合もあります。