マレーシア

マレーシアの海外渡航情報! PCR検査は? ビザは必要? マレーシア旅行の際に知っておきたいことまとめ(2024年3月13日更新)

るるぶ&more.編集部 るるぶ情報版(海外)編集部 マレーシア 旅行準備
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再び盛り上がりはじめた海外旅行。渡航の前に用意しておくことやもの、最新情報をこの記事で確認してから出かけましょう!

Summary

マレーシア旅行 入国条件・事前準備チェックリスト

旅行様子

日本入国時の水際措置の終了

2024年現在、新型コロナウイルス感染症に係る水際措置は終了しています。

以前の水際措置として、有効なワクチンの3回接種証明書または出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書のいずれかの提出が必要でしたが、現在は不要となります。現在は、新たな感染症の流入を平時においても監視するための「感染症ゲノムサーベイランス(※詳細は以下)」が開始されています。
※主要5空港(成田、羽田、中部、関空、福岡)において、発熱・咳などの有症状者に対し、任意でゲノム解析を実施。ただし、この解析において陽性となったとしても、隔離措置や公共交通機関の使用制限などはなし。
◎今後の水際措置について(外務省)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2023C022.html

PCR検査は必要?

日本出国前のPCR検査は不要です。

マレーシア入国時に必要なもの

2024年3月13日現在、ワクチン接種の有無に関わらず、マレーシア入国時にワクチン接種証明やPCR検査の陰性証明書を提出する必要はなく、入国後のPCR検査や待期期間もありません。

●パスポート
日本国籍で、観光や商用目的での90日以内の滞在についてはビザは不要です。ただし入国時にパスポートの有効期間が6カ月以上残っていることと、帰路(または次の目的地)の航空券の所持が必要です。

●90日以内にマレーシアを出国する航空券

●デジタル入国カード登録
2024年1月1日から、マレーシアの空港に到着する国際線を利用する旅行者に対し、事前にデジタル入国カード(マレーシア・デジタル・アライバル・カード(MDAC))の提出が必須になりました。
MDACカードの登録は専用Webサイトから、旅行者の氏名、生年月日、パスポート情報、メールアドレス、携帯電話番号、到着日出発日等の情報を入力する必要があり、登録は入国の3日前からできます。
◎マレーシア・デジタル・アライバル・カード(MDAC)(マレーシア入管・英語のみ)
https://imigresen-online.imi.gov.my/mdac/main
◎登録方法(マレーシア政府観光局)
https://www.tourismmalaysia.or.jp/news/pdf/news_20231204.pdf

●ホテルの手配

●MySejahtera(マイセジャテラ)アプリ【推奨】
マレーシア国内で使用されている接触追跡とワクチン接種の取り組み促進のための「MySejahteraアプリ」を店舗や施設、ホテル等入店時にまれに提示を求められる場合があります。必須ではなく入国後でも登録できます。
◎MySejahteraアプリ登録方法はこちら
https://www.tourismmalaysia.or.jp/news/pdf/MySejahtera.pdf

●海外旅行保険加入【推奨】
海外で病気やケガをした場合、原則的に医療費や追加滞在日の宿泊費は自己負担になります。万が一に備えて海外旅行保険に入っておきましょう。クレジットカードによっては海外旅行保険が付帯するものもありますが、渡航の決済を該当のカードでするなどの条件が付いていることもあるので注意。また、帰国後に医療費を請求するために、現地の病院にかかった場合は診断書や領収書を忘れずにもらいましょう。

●Visit Japan Webサービスの情報登録 【推奨】
日本入国・帰国手続きに必要な「税関申告」をWeb上で行うことができるサービス。日本出国前にメールアドレスでアカウントを作成し、同伴する家族などの利用者情報や、入国・帰国のスケジュールを登録しておくと、帰国時の手続きがスムーズに行えます。
◎Visit Japan Web(デジタル庁)
https://services.digital.go.jp/visit-japan-web/

●「たびレジ」の登録【推奨】
「たびレジ」とは、外務省からの最新の安全情報を日本語で受信できる海外安全情報無料配信サービスです。出発前から旅先の安全情報が入手できるだけでなく、旅行中も大規模な事件や事故、自然災害など緊急事態が発生した場合、現地の大使館・総領事館からメールで連絡を受け取ることができます。
◎利用者登録はこちら
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

日本帰国時に必要なもの

●パスポート

●税関申告の登録(Visit Japan Webから)【推奨】
空港内の税関検査場にある電子申告端末を操作するときに必要。Visit Japan Webの「日本入国・帰国の手続」画面の「携帯品・別送品申告」をタップして手続きを済ませると、「携帯品・別送品申告」の情報を含んだ二次元コードが発行されます。二次元コードを未発行の場合は申告書を書いて税関カウンターへ進みましょう。

マレーシア 渡航情報

入国の流れ

●入国審査
空港へ到着後、表示に従って入国審査へ向かいましょう。

・有人ゲートの場合
マレーシア国籍と外国籍カウンターがあるので、日本人は外国籍カウンターへ並びましょう。パスポートを提出し、両手人指し指の指紋チェックを受けます。その際に旅行目的や滞在日数などを尋ねられることもありますが、英語ではっきりと答えれば大丈夫です。審査が終了すると、パスポートが返却されます。
ボルネオ島のサバ州、サラワク州はマレー半島から訪れる際にも、同様のパスポートチェックが必要となります。とくにボルネオ島コタキナバル空港を利用する場合、マレーシア国内の移動であってもパスポートに入境管理官から必ず入境のスタンプを押してもらいましょう。

・自動ゲートの場合
クアラルンプール国際空港(第1&第2ターミナル)で15〜23時の間、日本を含む指定10カ国のパスポートを所持する短期滞在者は、自動ゲートの利用が可能です。出発3日以内にマレーシア・デジタル・アライバル・カード(MDAC)の登録をします。初回は到着後、有人の入国審査カウンターへ行き、デジタル・アライバル・カードを提出し自動ゲート利用の登録をします。
登録が完了したら通常通り入国し、マレーシア出国時から自動ゲートの利用が可能です。ただしパスポートに出入国スタンプの押印を希望する場合は有人カウンターを利用してください。自動ゲートは身長120cm以上の方が対象です。
◎マレーシア・デジタル・アライバル・カード(MDAC)(マレーシア入管・英語のみ)
https://imigresen-online.imi.gov.my/mdac/main

●荷物の受け取り
利用した便名が表示されているターンテーブルで荷物を受け取ります。荷物が出てこなかったり、破損した箇所がある場合は、荷物を預けた際にもらったクレーム・タグを係員に提出しましょう。

●税関
荷物を受け取ったら税関へ進みます。免税範囲内なら必要事項を記載した税関申告書をスタッフに渡して、そのまま到着ロビーへ。申告が必要な場合は課税カウンターで手続きをしましょう。

●マレーシア入国時の制限
<主な免税範囲>
◎アルコール類:1本(1ℓまで)21歳未満の免税はなし ※72時間以上の滞在に限る
◎みやげ品:RM1000相当まで(飛行機で入国する場合)
◎外貨:US$1万相当以上は要申告
※タバコ製品(紙、液体、電子タバコ全て)は持ち込み可能だが課税対象
※帰国時の通貨の持ち出しは、US$1万相当以上はあらかじめ中央銀行の申告が必要

<主な持ち込み禁止、制限品>
◎国家の安全と法規を脅かし、公共利益と伝統道徳に害を与える本、印刷物など
◎貨幣、債券、銀行券または有価証券の偽造品、変造品、模造品
◎銃器、麻薬、ワシントン条約で規定した動植物およびこれらを用いた製品
◎農林畜産物、薬剤は種類によっては制限あり
※ポルノ雑誌、ビデオの所持や持込については旅行者でも厳罰が適用

●滞在中のマスクエチケットなど
2023年7月5日、国内でのマスク着用義務はすべて解除されていますが、感染リスクの高い方(高齢の方、妊婦の方、疾患をお持ちの方等)は混雑した場所でのマスク着用を推奨しています。また、呼吸器に症状がある方は他人への感染を避けるためマスクを着用しましょう。

出国の流れ

●チェックイン
出発の2時間前までには空港に到着しておきましょう。利用航空会社のカウンターで、パスポートと航空券またはeチケットの控えを提示し、荷物を預けたら搭乗券(ボーディングパス)とクレーム・タグを受け取ります。各航空会社では、空港の自動チェックイン機を使ったセルフチェックインや、Webチェックインも利用できます。
※セルフチェックインは休止の場合もあります。

●出国審査
カウンターでパスポートと搭乗券を提示します。パスポートにスタンプが押され、搭乗券と一緒に返されます。入国時、自動ゲート利用の登録をしていれば、出国時に自動ゲートを利用できます。

●手荷物検査
機内持ち込みの荷物はすべてX線に通しセキュリティ・チェックを受けます。パソコンはケースから出してトレイに入れましょう。スマートフォンや携帯電話も同様。日本出国時と同じように、液体物や危険物の持ち込みには制限があるので注意が必要です。

●搭乗ゲート(クアラルンプール国際空港の場合)
ゲートへ向かいます。日本への直行便はサテライトビルから出発の場合もあるので、時間に余裕をもってゲートへ向かいましょう。サテライトビルへはメインターミナルからシャトルバスに乗って移動します。搭乗ゲートが変更になることもあるので、場内アナウンスや搭乗案内モニターで確認しておきましょう。

日本帰国時の注意

<主な免税範囲>
◎酒類:3本 1本760㎖のもの。20歳未満の免税はなし。
◎たばこ類:紙巻たばこ200本、または葉巻たばこ50本。加熱式たばこのみの場合、個装等10個(「アイコス」のみ、または「グロー」のみの場合は200本、「プルームテック」は50個まで)。その他の場合は総量が250gを超えないこと。20歳未満の免税はなし。
◎香水:2オンス 1オンスは約28㎖。オーデコロン、オードトワレは含まない。
◎その他:1品目ごとの海外市価の合計額が1万円以下のもの全量(海外市価の合計額20万円までが免税)。
詳細は税関https://www.customs.go.jp/ を参照

<輸入禁止>
◎麻薬、大麻、覚醒剤、鉄砲弾およびけん銃部品、爆発物や火薬、貨幣・紙幣または有価証券の偽造・変造・模造品、わいせつ物、偽ブランド品など。土、土付きの植物、一部の果実も。

<輸入規制>
◎ワシントン条約に該当する物品。対象物を原料とした漢方薬、毛皮・敷物などの加工品も同様。ワニ、ヘビなどの皮革製品、象牙、剥製、ラン、サボテンなどは特に注意。

<動植物>
◎果実、切花、野菜、ソーセージといった肉類などは検疫が必要になる。乳製品も制限あり。
◎2024年3月13日現在、多くの国で家畜の病気が発生している。また、おみやげや個人消費用の畜産物は検査証明書の取得が難しいため、肉製品や動物由来製品のほとんどは、日本へ持ち込むことができない。
詳細は動物検疫所https://www.maff.go.jp/aqs/ を参照

<医薬品・化粧品など>
◎個人が自ら使用するものでも数量制限がある。医薬品(毒薬、劇薬及び処方せん薬以外)は2カ月分以内。外用剤、化粧品は標準サイズで1品目24個以内。

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