イタリアの海外渡航情報! ビザは必要? 時差は? 変換プラグのタイプは? イタリア旅行の際に知っておきたいことまとめ(2024年11月13日更新)
再び盛り上がりはじめた海外旅行。渡航の前に用意しておくことやもの、最新情報をこの記事で確認してから出かけましょう!
Summary
治安
旅行者を狙った犯罪は、スリをはじめ、バイクなどを利用したひったくり、ホテルでの置き引きなどさまざまな手口があります。また、車内で睡眠薬入りの飲み物を飲ませての盗難など、悪質な被害例も報告されています。親しげに話しかけてくる人物は子どもでも油断は禁物。夜間のひとり歩きを避けるほか、昼間でも貴重品や手荷物の管理はしっかりとしましょう。
紛失・盗難
パスポート
最寄りの警察に出向き、盗難・紛失届証明書を発行してもらいます。盗難(紛失) 届出証明書を受け取り、大使館(領事館)に連絡します。 その後出向いて、現地の日本国大使館で失効手続き後、「 帰国のための渡航書」の発給を申請します。在イタリア日本国大使館での必要書類は(1)渡航書発給申請書1通、(2)紛失一般旅券等届出書1通、(3)写真(縦45mm×横35mm)2枚 (4)警察発行の警察発行の盗難・紛失届証明書、(5)本人確認ができる書類※日本の運転免許証等写真付き身分証明書、保険証等、(6)6か月以内に発行された戸籍謄本(原本)、(7)航空券または帰国便の予約が確認できる書類です。 加えて所定の手数料がかかります。原則として午前申請分は同日午後交付となっています。なお、紛焼失による新規発給もできますが、原則として申請後2日間かかります。
※2025年3月24日からは偽変造対策を強化した「2025年 旅券(パスポート)」となるため、新規発給には申請後2週間以上かかります。そのため、パスポート紛失時には「 帰国のための渡航書」を申請するのがよいでしょう。
クレジットカード
不正使用を防ぐためクレジットカード会社へ連絡し、カードを無効にしてもらいましょう。届け出の際はカード番号と有効期限が必要です。
病気・けが
添乗員(団体ツアーの場合)や現地デスク(サービスがある場合)、ホテルフロントに頼んで病院を紹介してもらうか、医師を呼んでもらいましょう。海外旅行傷害保険に加入している場合は、冊子に掲載されている相談サービス番号に連絡しましょう。
コロナウイルスに罹患したら
PCR検査陽性者の隔離措置は撤廃されました。ただし、症状がある陽性者の自宅待機や、他の人と接触する場合の呼吸用保護具(サージカルマスクまたは FFP2)の着用が推奨されています。
医療機関等
イタリアの医療事情(外務省)
空港から市内へ
【ローマ(フィウミチーノ空港)】
◎空港からテルミ二駅
レオナルド・エキスプレス(列車)約32分 €14~
◎空港からローマ市内
シャトルバス 約50分〜 €6~(バス会社により異なる)
タクシー 約40分~1時間 €55(ローマ市内まで一律)
【ミラノ(マルペンサ空港)】
◎空港からミラノ中央駅
マルペンサ・エキスプレス(列車)約55分 €13~
シャトルバス 約1時間 €10前後(バス会社により異なる)
◎空港からミラノカドルナ駅
マルペンサ・エキスプレス(列車)約40分 €13~
◎空港からミラノ市内
タクシー 約40~50分 €110(一律)
都市間交通
鉄道
イタリアは鉄道が発達していて都市間移動も便利です。
【列車の種類】
◎トレニタリア(Trenitaria)
イタリア国内を走る高速鉄道レ・フレッチェ(Le Frecce)、西ヨーロッパの主要都市間を結ぶ国際急行列車ユーロシティ(Eurocity)、イタリア各地を結ぶ国内長距離特急列車インテルシティ(IC)、ローカル列車(R)などの種類があります。旅行者にとって最も有用なのがレ・フレッチェで、料金は変動制です。ローカル列車以外は全席指定で、事前にチケットを購入できます。
◎イタロ(Italo)
民間の鉄道会社が運営する高速列車。ローマ、フィレンツェ、ミラノ、ナポリなどを結んでいます。座席指定制で、チケットは事前購入が必要です。
【乗り方】
①チケットの購入
自動券売機か、係員のいるチケットセンターで購入します。チケットセンターはトレニタリアとイタロでそれぞれ異なります。
※窓口は混雑しているので、当日切符を購入する場合はなるべく早めに駅に到着を。行き先や希望時間などを書いたメモを渡すとスムーズ
※事前にオンライン購入も可能
トレニタリア
http://www.trenitalia.com/tcom-en
イタロ
https://www.italotreno.it/en
②乗車する
電光掲示板に電車が到着するプラットホーム番号が表示されます。出発時間ギリギリに表示されることも。ホームへの改札がある駅とない駅があり、ある場合は係員にチケットを見せて中へ。ない場合はそのままホームへ向かいます。
※ホームに設置されている刻印機で乗車前に必ず切符に刻印を。忘れると不正乗車とみなされ罰金が課せられます(オンライン切符は不要)
※高速列車は車内で検札があるので、切符はなくさないように注意
バス
交通費を抑えるならバスがおすすめです。エリアによっては鉄道より路線が多く、降車場がほぼ街の中心部にあるため、利便性も高いです。チケットは、バスターミナルの売り場のほかに、タバッキなどでも購入できることが多いです。
飛行機
ITAエアウェイズなどが国内線を運航しています。主な空港は、ローマのフィウミチーノ空港、ミラノのマルペンサ空港や、リナーテ空港、ヴェネツィアのマルコ・ポーロ空港などがあります。
日本国内
●大使館・査証・情報収集
◎在日イタリア大使館
https://ambtokyo.esteri.it/ja/
◎在大阪イタリア総領事館
https://consosaka.esteri.it/consolato_osaka/ja/
◎イタリア観光省 ※日本語なし
https://www.italia.it/en
●主要空港
◎成田国際空港インフォメーション
https://www.narita-airport.jp/jp/inquiry
◎羽田空港(東京国際空港ターミナルインフォメーション)
https://tokyo-haneda.com/contact/
◎関西国際空港案内センター
https://www.kansai-airport.or.jp/contact
◎セントレアテレホンセンター(中部国際空港)
https://www.centrair.jp/help/contact/
◎福岡空港お問合せフォーム
https://www.fukuoka-airport.jp/contact/
イタリア
●在イタリア日本国大使館(ローマ)
住所:Via Quintino Sella 60
https://www.it.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/
●在ミラノ日本国総領事館
住所:Via Privata Cesare Mangili 2/4
https://www.milano.it.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/
●緊急時・現地情報
◎緊急通報
TEL:112
◎警察
TEL:113
◎救急
TEL:118
◎消防
TEL:115
●クレジットカード会社 緊急連絡先
◎Visa®(クレジットカード紛失時のお手続き)
https://www.visa.co.jp/support/consumer/lost-stolen-card.html
◎JCB®(JCB紛失・盗難海外サポート)
https://www.jcb.jp/services/emergency_support.html
◎Mastercard®(お手持ちのMastercard®に関するお問い合わせ)
https://www.mastercard.co.jp/ja-jp/personal/get-support/issuer-contact-information.html
◎アメリカン・エキスプレス®(カードの紛失・盗難時に)
https://www.americanexpress.com/jp/support/contact/lost-stolen.html?intlink-hp-cs-top-trouble
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
Text:るるぶ編集部