
ハワイの海外渡航情報!ビザは必要?時差は? 変換プラグのタイプは?ハワイ旅行の際に知っておきたいことまとめ(2025年3月7日更新)
再び盛り上がりはじめた海外旅行。渡航の前に用意しておくことやもの、最新情報をこの記事で確認してから出かけましょう!
Summary
日本入国時の水際措置の終了
2025年現在、新型コロナウイルス感染症に係る水際措置は終了しています。
以前の水際措置として、有効なワクチンの3回接種証明書または出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書のいずれかの提出が必要でしたが、現在は不要となります。現在は、新たな感染症の流入を平時においても監視するための「感染症ゲノムサーベイランス(※詳細は以下)」が開始されています。 ※主要5空港(成田、羽田、中部、関空、福岡)において、発熱・咳などの有症状者に対し、任意でゲノム解析を実施。ただし、この解析において陽性となったとしても、隔離措置や公共交通機関の使用制限などはありません。◎今後の水際措置について(外務省)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2023C022.html
日本出国前に準備しておくこと
●海外旅行保険加入 【推奨】海外で病気やケガをした場合、原則的に医療費や追加滞在日の宿泊費は自己負担になります。万が一に備えて、海外旅行保険に入っておくと安心です。クレジットカードによっては海外旅行保険が付帯するものもありますが、渡航の決済を該当のカードでするなどの条件がついていることもあるので注意しましょう。また、帰国後に医療費を請求する場合は必ず、現地での病院で診断書や領収書をもらっておきましょう。
●「たびレジ」の登録【推奨】
「たびレジ」とは、海外渡航先の安全情報を出発前からメールやLINEで受け取れる外務省の無料配信サービスです。旅行中も大規模自然災害など緊急事態が発生した場合、安否確認の連絡を含め、すばやく支援が受けられます。
◎利用者登録はこちら(外務省)
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/
●Visit Japan Webサービスの情報登録【推奨】
日本入国・帰国手続きに必要な「税関申告」をWeb上で行うことができるサービス。日本出国前にメールアドレスでアカウントを作成し、同伴する家族などの利用者情報や、入国・帰国のスケジュールを登録しておくと、帰国時の手続きがスムーズ。
◎Visit Japan Web(デジタル庁)
https://services.digital.go.jp/visit-japan-web/
ハワイ入国時に必要なもの
2025年3月現在、ハワイを含むアメリカ入国時にワクチン接種完了証明やCDC指定の宣誓書などを提出する必要はなく、入国後のPCR検査や待期期間もありません。
●パスポート
残存有効期間は米国入国日から90日以上あることが望ましい。
●往復の航空券・乗船券またはハワイから第三国へ向かうための航空券・乗船券
●ESTA(電子渡航認証システム)
ビザ免除プログラム(VWP)を利用した、90日以下の短期商用・観光目的のハワイへの旅行には、年齢を問わずESTA(電子渡航認証システム)の申請が必要です。申請料は一人$21(2年間有効。ただし、ESTA申請時に使用したパスポートの有効期限が2年以内に失効する場合は、パスポートの有効期限日をもってESTAも失効となる)。出発72時間以上前までに申請を済ませることが推奨されています。なお、2011年3月1日以降にソマリアまたはイエメン、シリア、リビア、イラク、イラン、スーダン、北朝鮮、および2021年1月12日以降にキューバに渡航または滞在したことがある方は、原則としてESTAによる米国渡航は認められないので、ビザの申請が必要になります。
ESTA申請公式サイト: https://esta.cbp.dhs.gov/(日本語選択可能)
※ESTA申請をスマホやタブレットから行える公式アプリ「ESTA Mobile」も運用されています(日本語にも対応)。取得済みのESTAの検索、新規申請のどちらも可能です。
日本帰国時に必要なもの
●パスポート
●税関申告の登録(Visit Japan Webから)【推奨】
空港内の税関検査場にある電子申告端末を操作するときに必要。Visit Japan Webの「日本入国・帰国の手続」画面の「携帯品・別送品申告」をタップして手続きを済ませると、「携帯品・別送品申告」の情報を含んだ二次元コードが発行されます。二次元コードを未発行の場合は申告書を書いて税関カウンターへ進みます。
ハワイ入国の流れ
①到着
飛行機を降りたら、到着(Arrival)の表示に従って入国審査へ進みます。
②入国審査
カウンターでパスポートを提示し、審査を受けます。なお、ESTA申請者でもスキャン端末による指紋の採取と顔写真の撮影は必須です。入国審査官が滞在目的や予定滞在期間、滞在先(ホテル名)やハワイへの渡航回数などについて簡単に質問するほか、復路の航空券の提示を求められる場合もあります。eチケット控えや旅程表などを手元に用意しておきましょう。また、入国の際に通常の観光目的など以外の質問を受けることになったら、通訳を依頼しましょう。
※2025年3月現在、入国スタンプの押印が段階的に廃止されています。
③荷物受け取り
フライト便名が表示されたターンテーブルで荷物を待ちます。出てこなかった場合は荷物引換証(クレーム・タグ)を航空会社の係員に提示し、その旨を伝えましょう。
④税関申告
申告がない場合は緑のサインのカウンターへ。税関申告書は不要です。申告がある場合は赤のサインのカウンターへ進み、パスポートと税関申告書(1家族につき1枚)を提出します。
ハワイ入国時の注意
<主な免税範囲>
◎たばこ類▶紙巻たばこ200本、葉巻100本まで
◎アルコール類▶1Lまで
◎現地通貨・外貨▶1人$1万以上の現金および相当額の現地通貨・外貨等を持ち込む場合は要申告
◎みやげ品▶$100相当まで
※たばこ・アルコール類は21歳以上の成人に限り持ち込み可能
<主な持ち込み禁止、制限品>
肉製品(エキス、即席めんなどを含む)、動植物、果物、土壌など。
ハワイ出国の流れ
①チェックイン
空港へは出発の2時間以上前には到着しましょう。航空会社のカウンターでパスポートと航空券(eチケット控えなど)を見せ、荷物を預けたら、搭乗券と荷物引換証(クレーム・タグ)をもらいます。なお、オンラインでのチェックイン、あるいは空港内のセルフチェックイン機を活用すると待ち時間が短縮されて便利です。
また、預け入れ荷物は鍵を壊して中を確認される場合もあり、鍵をかけないことを推奨されています。ただし、TSロック式のスーツケースなら、保安官は特殊ツールで開けられるので、鍵をかけたまま預けられます。
②セキュリティチェック
ゲート前までには最低1回の手荷物検査及びボディ・チェックがあり、パスポートと搭乗券の提示が求められます。時間がかかることも多いので注意。テロ対策のため、ベルト、時計、アクセサリーなどの金属類を外し、上着と靴を脱いで金属探知機を通るように指示されます。
③搭乗ゲートへ
搭乗時間に余裕をもってゲートに向かいましょう。搭乗時にもパスポートと搭乗券の提示が求められます。
日本帰国時の注意
<主な免税範囲>
◎酒類:3本(1本760㎖のもの)。20歳未満の免税はなし。
◎たばこ類:「紙巻たばこ」のみの場合200本、「葉巻たばこ」のみの場合50本。加熱式たばこのみの場合、個装等10個(「アイコス」のみ、または「グロー」のみの場合は200本、「プルーム・テック」は50個まで)。その他の場合は総量が250gを超えないこと。20歳未満の免税はなし。
◎香水:2オンス(1オンスは約28㎖。オーデコロン、オードトワレは含まない)
◎その他:1品目ごとの海外市価の合計額が1万円以下のもの全量(そのほかは海外市価の合計額20万円までが免税)
※詳細は税関https://www.customs.go.jp/ を参照
<輸入禁止>
◎麻薬、大麻、覚醒剤、指定薬物、銃砲類、爆発物や火薬類、通貨または証券の偽造・変造・模造品、わいせつ物、偽ブランド品など
<輸入規制>
◎ワシントン条約に該当する物品。ラン、サボテンなど生きている動植物のほか、対象物を原料とした漢方薬、毛皮・敷物などの加工品も同様。ワニ、ヘビなどの皮革製品、象牙、剥製などは特に注意
<そのほか注意するもの(一例)>
◎果実、切花、野菜、ソーセージといった肉類などは検疫が必要になる。乳製品も制限あり。
◎アメリカ(ハワイ、グアム、サイパンを含む)で販売されているビーフジャーキーなどの牛肉加工製品は、牛肉の輸入再開後も引き続き持ち込み停止。免税店で購入したものでも持ち込めないので注意。
※詳細は動物検疫所https://www.maff.go.jp/aqs/ を参照
<医薬品・化粧品など>
◎個人が自ら使用するものでも数量制限がある。医薬品(毒薬、劇薬及び処方せん薬以外)は2カ月分以内。外用剤や化粧品は標準サイズで1品目24個以内
出発前に知っておきたいことをまとめて発信!今のハワイの状況をQ&A式でしっかり確認して渡航前のモヤモヤを解決しよう。
Q.観光目的でもビザは必要?
A.90日以内の滞在ならビザは不要、ESTAは必要
90日以内の短期商用・観光目的の滞在においては、ビザの取得は不要ですが、ESTA(電子渡航認証システム)での渡航申請が必要です。
Q.マスクは必要?
A.屋内外問わず、マスク着用義務は解除
2025年3月現在、マスク着用義務はなく、体調がすぐれないときはマスク着用を推奨しています。
Q.急な発熱など、具合が悪くなったら?
A.ホテルのフロントに連絡し、指示に従いましょう
まずは滞在しているホテルのフロントに連絡を。症状(発熱の有無など)を伝え、スタッフの指示を仰ぐのがよいでしょう。緊急を要する場合は、救急(911)に電話して日本語を話せるオペレーターを呼ぶか、日本語が通じるクリニック(ストラウブ・ドクター・オン・コール)へ連絡しましょう。
海外旅行保険に加入している場合は保険契約証に記載されている緊急連絡先に問い合わせを。かかった費用は保険会社から病院へ直接支払われるのがほとんどですが、帰国後に医療費を請求する必要がある場合は、必ず診断書や領収書をもらいましょう。
Q.陽性と診断されたら?
A.自己隔離期間はなし
2024年3月より、5日間の隔離推奨が撤廃されました。症状が改善し、投薬なしで24時間以上発熱がなかった場合は通常の行動が再開できます。ただし通常行動再開から5日間は、他者との距離をとる、マスクをするなど感染予防の対策をしましょう。
Q.観光地の状況は?
A.ハワイの自然や文化を大切にする「マラマハワイ」を提唱
コロナ禍の観光客が減少している時期から、ハワイの自然や文化を大切にする「マラマハワイ」という考え方が改めて注目されました。環境保護と安全のためダイヤモンドヘッドの入山がオンラインでの予約制となり入山料が必要になったり、ハナウマ湾が1日の入場人数を制限したり、ゼロ・ウエイスト(ごみをゼロにしよう)という考え方のエコなショップがオープンするなどの動きがみられます。美しいハワイの自然と文化を守るために旅行者にできることはさまざまなので、「マラマなハワイ旅」を楽しんでみましょう。
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