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イギリスの海外渡航情報! PCR検査は? ビザは必要? イギリス旅行の際に知っておきたいことまとめ(2024年1月19日更新)

るるぶ&more.編集部 るるぶ情報版(海外)編集部 旅行準備 イギリス
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再び盛り上がりはじめた海外旅行。渡航の前に用意しておくことやもの、最新情報をこの記事で確認してから出かけましょう!

Summary

イギリス旅行 出入国条件事前準備チェックリスト

旅行様子

日本入国時の水際措置の終了

2023年5月8日から、新型コロナウイルス感染症に係る水際措置が終了となりました。

これまでの水際措置として、有効なワクチンの3回接種証明書または出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書のいずれかの提出が必要でしたが、今後は不要となります。5月8日以降は、新たな感染症の流入を平時においても監視するための「感染症ゲノムサーベイランス(※詳細は以下)」が開始されています。
※主要5空港(成田、羽田、中部、関空、福岡)において、発熱・咳などの有症状者に対し、任意でゲノム解析を実施。ただし、この解析において陽性となったとしても、隔離措置や公共交通機関の使用制限などはなし。
◎今後の水際措置について(外務省)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2023C022.html

PCR検査は必要?

日本出国前のPCR検査は不要です。

イギリス入国に必要なもの

2024年1月19日現在、日本国籍ならワクチン接種の有無に関わらず、イギリス入国時にワクチン接種証明やPCR検査の陰性証明書を提出する必要はなく、入国後のPCR検査や待期期間もありません。

●パスポート
残存有効期間は帰国時まであれば入国は認められますが、万が一に備えて、残り少ない場合はパスポートを更新しておきましょう。日本のパスポート所持者が観光目的で6カ月以内の滞在であれば、ビザの申請は不要です。

●海外旅行保険加入 【推奨】
海外で病気やケガをした場合、原則的に医療費や追加滞在日の宿泊費は自己負担になります。新型コロナウイルスの罹患を保険の補償対象としている海外旅行保険に入っておくと安心です。クレジットカードによっては海外旅行保険が付帯するものもありますが、渡航の決済を該当のカードでするなどの条件がついていることもあるので注意しましょう。また、帰国後に医療費を請求するために、現地での病院で診断書や領収書をもらっておきましょう。

●Visit Japan Webサービスの情報登録 【推奨】
日本帰国手続きに必要な「税関申告」をWeb上で行うことができるサービス。日本出国前にメールアドレスでアカウントを作成し、同伴する家族などの利用者情報や、入国・帰国のスケジュールを登録しておくと、帰国時の手続きがスムーズに行えます。

◎Visit Japan Web(デジタル庁)
https://vjw-lp.digital.go.jp/

●「たびレジ」の登録【推奨】
「たびレジ」とは、外務省からの最新の安全情報を日本語で受信できる海外安全情報無料配信サービスです。出発前から旅先の安全情報が入手できるだけでなく、旅行中も大規模な事件や事故、自然災害など緊急事態が発生した場合、現地の大使館・総領事館からメールで連絡を受け取ることができます。
◎利用者登録はこちら
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

※2025年半ばより、シェンゲン領域国をはじめとするヨーロッパ諸国30カ国へ渡航する際は渡航認証制度ETIAS(エティアス)の手続きが必須になる予定ですが、イギリス渡航には不要です。ただし、ヨーロッパ諸国を周遊する場合や、イギリス経由でシェンゲン領域国へ入る場合は、ETIASが必要になります。

日本帰国時に必要なもの

●パスポート

●税関申告の登録(Visit Japan Webから)【推奨】
空港内の税関検査場にある電子申告端末を操作するときに必要。Visit Japan Webの「日本入国・帰国の手続き画面」の「携帯品・別送品申告」をタップして手続きを済ませると、「携帯品・別送品申告書」の情報を含んだ二次元コードが発行されます。二次元コードを未発行の場合は申告書を書いて税関カウンターへ進みましょう。
※2024年1月25日午前3時にシステム変更があり、入国審査(外国人入国記録)と税関申告(携帯品・別送品申告)の二次元コードが統一されます。システム変更前に発行された二次元コードは利用できなくなります。帰国手続きの際は、変更後に二次元コードを発行して表示してください。

イギリス 渡航情報

入国の流れ

・入国審査
空港に到着したら、Arrivalのサインに従って入国審査のカウンターへ。eゲート利用可能国とそれ以外にレーンが分かれています。日本人はeゲートを利用できるので、eゲートのレーンへ。機械にパスポートの顔写真が載っているページをのせて、カメラを見つめれば入国審査は終了です。

・手荷物受取所
入国審査後、自分の乗ってきたフライトナンバーが表示されているターンテーブルで、搭乗時に預けた荷物をピックアップします。荷物が出てこない場合や破損している場合は、手荷物受取所にある各航空会社のデスクで手荷物引換証(クレーム・タグ)を見せ、対応してもらいましょう。

・税関
所持品が免税範囲内なら緑のランプ、申告なし(Nothing to Declare)のゲートを通過して外へ。免税範囲を超える場合は赤のランプ、申告あり(Goods to Declare)のカウンターでチェックを受け、所定の金額を払いましょう。

・イギリス入国時の制限
<主な免税範囲 ※北アイルランド以外のイギリスに入国する場合>
◎酒類…ビール42ℓ、ワイン(発泡していないもの)18ℓのほか、アルコール分22%超の酒類4ℓまたは22%以下の酒類9ℓ ※アルコール分22%超の酒類と22%以下の酒類は2つの種目で制限量の半分ずつなどの調整が可能。
◎たばこ…紙巻たばこ200本、または細い葉巻100本、または普通サイズの葉巻50本、または刻みたばこ250g、または電子加熱式たばこ機器用たばこ200本。2つの種目で制限量の半分ずつなどの調整が可能。
◎その他の品物… 合計£390(プライベートジェットや航路での入国の場合は£270)まで。
※酒類、たばこは17歳未満の免税はなし

<申告対象品目>
◎現金…£1万相当額以上の場合は申請が必要。また、北アイルランドに€1万相当額以上を持ち込む場合も申請が必要。
◎販売目的の物品

<主な持ち込み禁止、制限品>
◎違法薬物、武器(ナイフ、防犯スプレーなど)、絶滅危惧種の動植物、ダイヤモンドの原石、わいせつ物、EU加盟国以外で生産された肉製品・乳製品、知的財産権を侵害しているもの(海賊版CD・DVD、偽ブランド品など)など。

出国の流れ

・チェックイン
出発時刻の3時間前までには空港に到着しておきましょう。航空会社によっては利用するターミナルが異なる空港もあるので、間違えないように。空港に着いたら、利用する航空会社のカウンターでパスポートと航空券(eチケット控え)を提示し、搭乗券(ボーディングパス)を受け取ります。そこで荷物も預け、航空券に手荷物引換証を貼ってもらいます。チェックインを自動チェックイン機で行う場合や、事前にオンライン・チェックインを行う場合は、発行されるバーコード付搭乗券を手もとにもっておけば、空港では荷物を預けるだけでOK。

・出国審査
出国カウンターでパスポートを確認してもらえば手続き完了。カウンターに係員がいなければ出国審査は行われないので、そのまま通過。

・手荷物検査
出国ゲートの前後でセキュリティチェックが行われます。ゲートを通り、手荷物検査が終了すれば出国手続きは完了。

・搭乗
搭乗口を搭乗券や案内画面で確認しましょう。搭乗口の待合室を利用したり、時間に余裕があれば免税店で買物もできます。免税店の買物にはパスポートと搭乗券の提示が必要です。余った現地の紙幣やコインを使いきりたければ、多めに購入し、残額をクレジットカードで支払うとよいでしょう。搭乗口には、出発時刻の30分前には着いているようにしましょう。

免税手続きについて

付加価値税(VAT)免税ショッピング制度は、イギリスの欧州連合(EU)離脱に合わせて廃止されています。免税で買物ができるのは空港の免税店のみなので注意しましょう。

日本帰国時の注意

海外旅行者の免税範囲が設けられており、「Visit Japan Web」による電子申告が推奨されています。これを利用しない場合は、紙の申告書を提出しましょう。

<主な免税範囲>
◎酒類:3本 1本760㎖のもの。20歳未満の免税はなし。
◎たばこ類:紙巻たばこ200本、または葉巻たばこ50本。加熱式たばこの場合、個装等10個(「アイコス」のみ、または「グロー」のみの場合は200本、「プルームテック」は50個まで)。その他の場合は総量が250gを超えないこと。20歳未満の免税はなし。
◎香水:2オンス 1オンスは約28㎖。オーデコロン、オードトワレは含まない。
◎その他:1品目ごとの海外市価の合計額が1万円以下のもの全量(海外市価の合計額20万円までが免税)。
詳細は税関https://www.customs.go.jp/ を参照

<輸入禁止>
◎麻薬、大麻、覚醒剤、鉄砲弾およびけん銃部品、爆発物や火薬、貨幣・紙幣または有価証券の偽造・変造・模造品、わいせつ物、偽ブランド品など。土、土付きの植物、一部の果実も。

<輸入規制>
◎ワシントン条約に該当する物品。対象物を原料とした漢方薬、毛皮・敷物などの加工品も同様。ワニ、ヘビなどの皮革製品、象牙、剥製、ラン、サボテンなどは特に注意。

<動植物>
◎果実、切花、野菜、ソーセージといった肉類などは検疫が必要になる。乳製品も制限あり。
※2024年1月現在、多くの国で家畜の病気が発生しています。また、おみやげや個人消費用の畜産物は検査証明書の取得が難しいため、肉製品や動物由来製品のほとんどは、日本へ持ち込むことができません。詳細は動物検疫所https://www.maff.go.jp/aqs/ を参照。

<医薬品・化粧品など>
◎個人が自ら使用するものでも数量制限がある。外用剤、毒薬、劇薬及び処方せん薬以外の医薬品は2カ月分以内(外用剤は1品目24個以内。)化粧品は1品目24個以内。

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