イギリスの海外渡航情報! ビザは必要? 時差は? 変換プラグのタイプは? イギリス旅行の際に知っておきたいことまとめ(2026年9月4日更新)
本格的に回復した海外旅行。渡航の前に用意しておくことやもの、最新情報をこの記事で確認してから出かけましょう!

日本出国前に準備しておくこと
●「たびレジ」の登録【推奨】
「たびレジ」とは、外務省からの最新の安全情報を日本語で受信できる海外安全情報無料配信サービスです。出発前から旅先の安全情報が入手できるだけでなく、旅行中も大規模な事件や事故、自然災害など緊急事態が発生した場合、現地の大使館・総領事館からメールで連絡を受け取ることができます。
◎利用者登録はこちら(外務省)
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/
<中東情勢の緊迫化に伴う注意喚起>
2026年9月4日現在、中東情勢を受けてアメリカ本土や他国等でも不測の事態が発生する可能性があります。「外務省海外安全ホームページ」「外務省領事局領事サービスセンター」などで最新情報を収集し、周囲の状況に十分ご注意ください。
◎海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
◎外務省領事局領事サービスセンター
https://www.anzen.mofa.go.jp/about_center/index.html
●海外旅行保険加入 【推奨】
海外で病気やケガをした場合、原則的に医療費や追加滞在日の宿泊費は自己負担になります。万が一に備えて、海外旅行保険に入っておくと安心です。クレジットカードによっては海外旅行保険が付帯するものもありますが、渡航の決済を該当のカードで行うなどの条件や補償額は十分かどうかを確認しましょう。また、帰国後に医療費を請求する場合は必ず、現地での病院で診断書や領収書を忘れずにもらっておきましょう。
●Visit Japan Webサービスの情報登録【推奨】
日本入国・帰国手続きに必要な「税関申告」をWeb上で行うことができるサービス。日本出国前にメールアドレスでアカウントを作成し、同伴する家族などの利用者情報や、帰国のスケジュールを登録しておくと、帰国時の手続きがスムーズに行えます。なお、そのサイトで手数料等料金を要求することはないので、 申請料や手数料といった名目で料金を要求するサイトには注意が必要です。
◎Visit Japan Web(デジタル庁)
https://services.digital.go.jp/visit-japan-web/
●荷物の注意点
詳細は事前に各航空会社の公式サイトなどで確認しておきましょう。 花火やクラッカー、キャンプ用のガスボンベ、加熱式食品(弁当)、スプレー缶、 コードレスヘアアイロンの一部は飛行機に持ち込めません。 一方、リチウムイオン(金属) 電池(リチウム含有量2g以下のもの)を内蔵した携帯型電子機器は機内預け入れ、持ち込みとも可能ですが、ケースや衣類などで保護しましょう。 預け入れの場合は、電源を完全にOFFにし、固いスーツケースなどに入れましょう。
●機内に預け入れる荷物 (機内持ち込み不可)
ナイフ、ハサミ、先の尖ったもの、工具類など。 液体物は機内持ち込みに量的制限(下記)が設けられているため、 これ以外のものは機内に預けましょう。
●機内に持ち込む荷物 (預け入れ不可)
リチウムイオン電池は、 衝撃や損傷などが原因で火災につながるおそれがあるため、 モバイルバッテリーや予備電池は必ず機内持ち込みにします(容量が100~160Wh以下の製品、 1人2個まで)。機内では座席上の収納棚ではなく手元で保管し、予備の電池は絶縁テープや袋を使い個々に保護すること。
※2026年4月から機内および座席電源での充電禁止、他の電子機器への充電も禁止されています。
※製品によってはワット時定格量の表示がない場合があるため、 事前にメーカーに確認しておけば安心です。
※航空会社によっては、モバイルバッテリーなどの取扱い方が異なる場合があるので、事前に確認しておきましょう。
そのほか電子たばこ、喫煙用ライター(1人1個まで。オイルライターは不可)なども機内持ち込みに。詳細は事前に国交省のWebサイトで確認しましょう。
◎国土交通省
https://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr2_000007.html
イギリス入国時に必要なもの
●パスポート
残存有効期間は帰国時まであれば入国は認められますが、万が一に備えて、残り少ない場合はパスポートを更新しておきましょう。
●電子渡航認証(ETA)
イギリスに入国する場合、観光などの目的で、滞在が6カ月以内であれば、ビザ(査証)は不要ですが、事前に電子渡航認証(ETA)の申請が必要です。また、イギリス国内で乗り継ぐ場合も必要なので、注意しましょう。申請はオンラインで行い、パスポートナンバーやEメールアドレス、顔写真データが必要で、料金は£20かかります。申請後、通常3営業日以内にETAを取得したことを確認するメールが届きます。有効期間は2年、またはパスポートの有効期限までです。年齢にかかわらず、1人1申請が必要です。
◎ETA公式サイト
https://www.gov.uk/eta
※シェンゲン領域国をはじめとするヨーロッパ諸国30カ国へ渡航する際は渡航認証制度ETIAS(エティアス)の手続きが必須になる予定ですが、2026年9月4日現在、運用は開始されておらず、イギリス渡航には不要です。ただし、ヨーロッパ諸国を周遊する場合や、イギリス経由でシェンゲン領域国へ入る場合は、ETIASが必要になります。
<シェンゲン協定とは>
ヨーロッパの一部の国家間で締結する検問廃止協定のこと。シェンゲン領域国間の移動は、国境の通行が自由化されています。これにより日本など領域国以外から入国する場合は、最初に到着した領域国の空港でのみ入国手続きを行います。出国の際は最後に出国する領域国で出国手続きをします。
シェンゲン領域国
イタリア、フランス、ノルウェー、ギリシア、ルクセンブルク、スウェーデン、ドイツ、オランダ、フィンランド、オーストリア、ポルトガル、スロヴァキア、ベルギー、チェコ、マルタ、ポーランド、スロベニア、リトアニア、ハンガリー、ラトビア、スイス、エストニア、デンマーク、スペイン、アイスランド、リヒテンシュタイン、クロアチア、ルーマニア、ブルガリア
※2026年9月時点
日本帰国時に必要なもの
●パスポート
●税関申告の登録(Visit Japan Webから)【推奨】
税関申告の登録は、空港内の税関検査場にある電子申告端末を操作するときに必要です。Visit Japan Webの「日本入国・帰国の手続」画面の「携帯品・別送品申告」をタップして手続きを済ませると、「携帯品・別送品申告」の情報を含んだ二次元コードが発行されます。二次元コードは入国審査と税関申告の両方の手続きが可能です。二次元コードを未発行の場合は申告書を書いて税関カウンターへ進みます。
イギリス入国の流れ
①入国審査
空港に到着したら、Arrivalのサインに従って入国審査のカウンターへ。eゲート利用可能国とそれ以外にレーンが分かれています。日本人はeゲートを利用できるので、eゲートのレーンへ。機械にパスポートの顔写真が載っているページをのせて、カメラを見つめれば入国審査は終了です(8歳以上で身長が120cm以上が利用可能。8~17歳は要保護者同伴)
②手荷物受取所
入国審査後、自分の乗ってきたフライトナンバーが表示されているターンテーブルで、搭乗時に預けた荷物をピックアップします。荷物が出てこない場合や破損している場合は、手荷物受取所にある各航空会社のデスクで手荷物引換証(クレーム・タグ)を見せ、対応してもらいましょう。
③税関
所持品が免税範囲内なら緑のランプ、申告なし(Nothing to Declare)のゲートを通過して外へ。免税範囲を超える場合は赤のランプ、申告あり(Goods to Declare)のカウンターでチェックを受け、所定の金額を払いましょう。
イギリス入国時の注意
<主な免税範囲 ※北アイルランド以外のイギリスに入国する場合>
◎酒類…ビール42L、ワイン(発泡していないもの)18Lのほか、アルコール分22%超の酒類4Lまたは22%以下の酒類(スパークリングワイン、酒精強化ワイン、りんご酒)9L※アルコール分22%超の酒類と22%以下の酒類は2つの種目で制限量の半分ずつなどの調整が可能。
◎たばこ…紙巻たばこ200本、または細い葉巻100本、または普通サイズの葉巻50本、または刻みたばこ250g、または電子加熱式たばこ機器用たばこ200本。2つの種目で制限量の半分ずつなどの調整が可能。
◎その他の品物… 合計£390(プライベートジェットや航路での入国の場合は£270)まで。
※酒類、たばこは17歳未満の免税はなし
<申告対象品目>
◎現金…£1万相当額以上の持ち込み・持ち出しは申請が必要。また、北アイルランドにおいても€1万相当額以上の持ち込み・持ち出しは申請が必要。
◎販売目的の物品
<主な持ち込み禁止、制限品>
◎違法薬物、武器(ナイフ、防犯スプレーなど)、絶滅危惧種の動植物、ダイヤモンドの原石、わいせつ物、肉および肉製品・乳製品、知的財産権を侵害しているもの(海賊版CD・DVD、偽ブランド品など)など。
イギリス出国の流れ
①チェックイン
出発時刻の3時間前までには空港に到着しておきましょう。航空会社によっては利用するターミナルが異なる空港もあるので、間違えないように。空港に着いたら、利用する航空会社のカウンターでパスポートと航空券(eチケット控え)を提示し、搭乗券(ボーディングパス)を受け取ります。そこで荷物も預け、航空券に手荷物引換証を発行してもらいます。チェックインを自動チェックイン機で行う場合や、事前にオンライン・チェックインを行う場合は、発行されるバーコード付き搭乗券を手もとにもっておけば、空港では荷物を預けるだけでOK。
②出国審査
出国カウンターでパスポートを確認してもらえば手続き完了。カウンターに係員がいなければ出国審査は行われないので、そのまま通過。
③手荷物検査
出国ゲートの前後でセキュリティチェックが行われます。ゲートを通り、手荷物検査が終了すれば出国手続きは完了。
④搭乗
搭乗口を搭乗券や案内画面で確認しましょう。搭乗口の待合室を利用したり、時間に余裕があれば免税店で買物もできます。免税店の買物にはパスポートと搭乗券の提示が必要です。余った現地の紙幣やコインを使いきりたければ、多めに購入し、残額をクレジットカードで支払うとよいでしょう。搭乗口には、出発時刻の30分前には着いているようにしましょう。
免税手続きについて
付加価値税(VAT)免税ショッピング制度は、イギリスの欧州連合(EU)離脱に合わせて廃止されています。免税で買物ができるのは空港の免税店のみなので注意しましょう。
日本帰国時の注意
海外旅行者の免税範囲が設けられており、「Visit Japan Web」による電子申告が推奨されています。これを利用しない場合は、紙の申告書を提出しましょう。
<主な免税範囲>
◎酒類:3本(1本760mlのもの)。20歳未満の免税はなし。
◎たばこ類:「紙巻たばこ」のみの場合200本、「葉巻たばこ」のみの場合50本。加熱式たばこのみの場合、個装等10個(「アイコス」のみ、または「グロー」のみの場合は200本、「ウィズ」は50個まで)。その他の場合は総量が250gを超えないこと。20歳未満の免税はなし。
◎香水:2オンス(1オンスは約28ml。オーデコロン、オードトワレは含まない)
◎その他:1品目ごとの海外市価の合計額が1万円以下のもの全量(そのほかは海外市価の合計額20万円までが免税)
詳細は税関https://www.customs.go.jp/ を参照
<輸入禁止>
◎麻薬、大麻、覚醒剤、指定薬物、銃砲類、爆発物や火薬類、紙幣または有価証券の偽造・変造・模造品、わいせつ物、偽ブランド品など
<輸入規制>
◎ワシントン条約に該当する物品。対象物を原料とした漢方薬、毛皮・敷物などの加工品も同様。ワニ、ヘビなどの皮革製品、象牙、剥製、ラン、サボテンなどは特に注意
<そのほか注意するもの(一例)>
◎果物、切花、野菜は持ち込み禁止または要検疫。土付きの植物は持ち込み禁止。
◎ハム・ソーセージ、ベーコンなどの肉製品は持ち込み禁止。乳製品は制限あり。
◎2026年9月現在、多くの国で家畜の病気が発生している。また、おみやげや個人消費用の畜産物は検査証明書の取得が難しいため、肉製品や動物由来製品のほとんどは、日本へ持ち込むことができない。違反した場合は、3年以下の拘禁刑または、300万円以下の罰金が科せられる場合があり。
※詳細は動物検疫所https://www.maff.go.jp/aqs/ を参照。
<医薬品・化粧品など>
◎個人が自ら使用するものでも数量制限がある。医薬品および医薬部外品(毒薬、劇薬及び処方せん薬以外)は2カ月分以内。外用剤や化粧品は標準サイズで1品目24個以内
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