スイスの海外渡航情報! ビザは必要? 時差は? 変換プラグのタイプは? スイス旅行の際に知っておきたいことまとめ(2024年10月23日更新)
再び盛り上がりはじめた海外旅行。渡航の前に用意しておくことやもの、最新情報をこの記事で確認してから出かけましょう!
Summary
治安
スイスは治安がよく、ヨーロッパのなかでも安全な国といえますが、スリや置き引きなどには注意が必要です。また夜遅くの一人歩きも避けましょう。どうしても外出をする場合には、往復にタクシーを使うなどするようにしましょう。ホテルの客室にいるときには必ず内側から鍵をかけ、相手が確認できるまではドアを開けないこと。外出時はホテルの客室でもセーフティボックスを利用するか、フロントに預けるようにしましょう。また、登山をする場合は単独行動を慎み、必要に応じて専門のガイドを頼むようにしましょう。
紛失・盗難
パスポート
まず大使館に連絡を入れ、その後最寄りの警察に出向き、盗難(紛失)届出証明書を発行してもらいます。盗難(紛失)届出証明書を受け取り、戸籍謄本を取り寄せてから大使館(領事館)に出向いて、失効手続きと新規旅券または帰国用の渡航書の申請をしましょう。通常、再発行には7開館日かかりますが、帰国のための渡航書は帰国日程に合わせて発給されます。
旅券の盗難・紛失時の手続き(在スイス日本国大使館)
クレジットカード
不正使用を防ぐためクレジットカード会社へ連絡し、カードを無効にしてもらいましょう。届け出の際はカード番号と有効期限が必要です。
病気・けが
添乗員(団体ツアーの場合)や現地デスク(サービスがある場合)、ホテルフロントに頼んで病院を紹介してもらうか、医師を呼んでもらいましょう。海外旅行保険に加入している場合は保険契約証に記載されている緊急連絡先に問い合わせを。かかった費用は保険会社から病院へ直接支払われるのがほとんどですが、帰国後に医療費を請求する必要がある場合は、必ず診断書や領収書をもらいましょう。
スイスの国際空港
チューリヒ空港
ふたつの主要ターミナルと日本やアメリカなど長距離用の別棟(Eターミナル)に分かれています。チューリヒ市内へ行くには、空港の地下に乗り入れているスイス国鉄を利用するのが便利。チューリヒ中央駅まで所要約10分。早朝から深夜まで、ほぼ5〜15分間隔で運行しています。スイストラベルパスやユーレイルグローバルパスも有効です。タクシーは市内まで約10㎞で、所要約20分。料金はCHF.70程度。
ジュネーブ空港
ターミナルは3階建てで、到着ロビーは1階にあります。ジュネーヴ市内へは、ターミナルの隣(北側)にあるジュネーヴ空港Genève Aéroport駅からスイス国鉄でコルナヴァンCornavin駅まで所要約10分。早朝から深夜まで、ほぼ20分間隔で運行しています。バス利用なら、5番と10番の市バスがコルナヴァン駅まで運行しています。タクシーは市内まで約5㎞で、所要約15分。料金はCHF50〜60程度。
国内交通
鉄道
スイスは鉄道が発達していて都市間移動も便利です。スイスの鉄道網は、総延長約5200㎞にも及びます。その半分はスイス連邦鉄道Swiss Federal Railways(スイス国鉄)で、SBB(独語)、CFF(仏語)、FFS(伊語)の3カ国語の略称をもち、主に都市を結ぶ主要幹線に鉄道をめぐらせています。国鉄、私鉄とも、ほとんどの列車に1等と2等があり、すべて禁煙席です。
●おもな列車の種類
・IC(InterCity/インターシティ)…主要都市を結ぶ特急。旅行者の利用する機会が多め。
・IR(InterRegio/インターレギオ)…急行に相当。ICと比べて停車駅が多く、走行区間も短いのが特徴。
・RE(RegioExpress/レギオエクスプレス)…Rより速く、IRより遅い準急に相当。
・R(Regio/レギオ)…すべての駅に停車する普通列車。
●観光列車
氷河特急、ベル二ナ特急、ゴールデンパス・エクスプレスといった風光明媚な絶景ルートを走る列車は、観光客に絶大な人気を誇ります。
トラム・バス
チューリヒやジュネーヴなど、主要都市の市内交通は、トラム、バス、トロリーバスなどが整備されています。路線図はアプリや現地の観光局などで手に入ります。チケットは、乗車前に停留所の自動券売機で購入します。無賃乗車が見つかると高額の罰金が課せられるので、しないように。主要駅などで1日乗車券などを発売する都市もあります。
登山鉄道・ロープウェイ
スイスで最も魅力的な乗り物の一つが、アルプスの山の斜面を走る登山鉄道や、空中を行くロープウェイ。3000mを超える地点にある展望台まで運んでくれ、アルプスのパノラマを見せてくれます。ハイキングなども、これらを上手に利用するのがコツです。なお、登山鉄道やロープウェイの料金はやや高めになっています。スイストラベルパスなどもそのままでは通用せず、割引区間になっていることが多いです。切符を買うときに提示しましょう。
日本国内
●大使館・査証・情報収集
◎在日スイス大使館
https://www.eda.admin.ch/countries/japan/ja/home/representations/embassy.html
◎スイス政府観光局
https://www.myswitzerland.com/ja/
●主要空港
◎成田国際空港インフォメーション
https://www.narita-airport.jp/jp/inquiry
◎羽田空港(東京国際空港ターミナルインフォメーション)
https://tokyo-haneda.com/contact/
◎関西国際空港案内センター
https://www.kansai-airport.or.jp/contact
◎セントレアテレホンセンター(中部国際空港)
https://www.centrair.jp/help/contact/
◎福岡空港お問合せフォーム
https://www.fukuoka-airport.jp/contact/
スイス
●在スイス日本国大使館(ベルン)
https://www.ch.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
●在ジュネーブ領事事務所
https://www.geneve.ch.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
●緊急時・現地情報
◎警察
TEL:117
◎救急
TEL:144
◎消防
TEL:118
●クレジットカード会社 緊急連絡先
◎Visa®(クレジットカード紛失時のお手続き)
https://www.visa.co.jp/support/consumer/lost-stolen-card.html
◎JCB®(JCB紛失・盗難海外サポート)
https://www.jcb.jp/services/emergency_support.html
◎Mastercard®(お手持ちのMastercard®に関するお問い合わせ)
https://www.mastercard.co.jp/ja-jp/personal/get-support/issuer-contact-information.html
◎アメリカン・エキスプレス®(カードの紛失・盗難時に)
https://www.americanexpress.com/jp/support/contact/lost-stolen.html?intlink-hp-cs-top-trouble
●2024年10月17日時点の資料を基に執筆しています。内容は新型コロナウイルスの感染拡大状況等により変更となる場合がありますので、最新の情報はご自身で各所公式Webサイトにてご確認ください。
●本情報は、各所公式Webサイトの情報を中心に掲載していますが、新型コロナウイルスをめぐる各国の対応策は流動的ですので、本情報の内容から更に変更されている可能性もあります。これらの国への渡航を検討される際には、各国当局や各国在京大使館のWebサイトを参照するなど、最新の情報を十分に確認してください。
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