【台湾現地レポ】松山文創園區内の最新リノベカフェ「CAMA COFFEE ROASTERS 豆留文青」で優雅なひとときを

【台湾現地レポ】松山文創園區内の最新リノベカフェ「CAMA COFFEE ROASTERS 豆留文青」で優雅なひとときを

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「CAMA COFFEE ROASTERS 豆留文青(カマ コーヒーロースターズ ドウリョウ ウェンチン)」は、日本統治時代のたばこ工場の建物をリノベしたカフェで、昨年オープンしたばかり。歴史を感じられる、レトロモダンな店舗は世界最大級のデザイン賞「レッドドットデザイン賞」も受賞しています。特別な空間でこだわりのスペシャルティーコーヒーや食事を楽しめると、今人気沸騰中のカフェです。

Summary

歴史とモダンが融合する、落ち着ける店内

お店は、1937年に建設されたたばこ工場の跡地を改修した「松山文創園區(ソンサンウェンチュアンユェンチュー)」の中にあります。

園内にはおしゃれなカフェやレストラン、雑貨店、展示会などがあり、週末にはマーケットも開かれています。「CAMA COFFEE ROASTERS 豆留文青」の建物は元はボイラー室で、当時の煙突も残されています。

店内中央には立派なカフェカウンターが!実はお店は、街なかにたくさんの店舗があるコーヒーチェーン「cama café」の2つめの旗艦店です。旗艦店1号店「CAMA COFFEE ROASTERS 豆留森林(カマ コーヒーロースターズ ドウリョウ センリン)」は陽明山にあり台北中心部からは少し遠いのですが、ここは市内でアクセスも便利です!

落ち着いた店内には、100に近い席がありますが、天井が高く広々としているので圧迫感はありません。注文はまずQRコード注文し、食べ終わったらカウンターで支払いをします。席につくと渡される紙のメニューには英語表記もあるので安心!

「cama café」といえば店内で焙煎される新鮮な豆が特徴ですが、ここでも毎日、バリスタが手作業で豆の選別、焙煎している姿が見られます。また、焙煎機の近くには、ボイラー室時代の煙突の排気口も残されているので要チェック!ボイラー室がたばこ製造の原動力だったように、一杯のコーヒーもお客さんの原動力になる!という意味を込めて、この場所で日々焙煎しているそうです。

(画像提供:CAMA COFFEE ROASTERS 豆留文青)
(画像提供:CAMA COFFEE ROASTERS 豆留文青)

夜18時から閉店の20時までは幻想的な光の投影もあり、すごくきれいでおすすめです!お酒も提供していることもあり、夜の店内はバーのような雰囲気になるそう。

コーヒーを使った創作ドリンクやカクテルが充実♪

それでは人気のメニューをご紹介!「煙囪拿鐵(イェンツォンナーティエ)」NT$200は、煙突をイメージしたドリンクで、ごま風味のラテです。エスプレッソを上からかけると、ミルクフォームがもわもわと浮き上がってくるのが面白い!エスプレッソの苦みと、ごまペーストの甘みが絶妙です。

写真左の「鹿港麵茶拿鐵(ルーガンミェンチャーナーティエ)」NT$180は、麵茶の粉が入ったラテ。麵茶とは日本でいうはったい粉のようなもので、小麦粉や大麦に、挽いたごま、ピーナッツ、くるみなどを混ぜて炒ったもの。きな粉のような甘みとコクがあり、どこか懐かしい味にほっこりします。

コーヒーを使ったカクテルもお店の看板メニュー。アジアの人気トップ50店に入ったこともあるバーとコラボして開発したオリジナルカクテルも。「阿里山咖啡烏龍茶酒(アーリーサンカーフェーウーロンチャージョウ)」NT$300は、阿里山コーヒーとウーロン茶のお酒を炭酸水で割り、パッションフルーツやレモンの香りがアクセント。

「松菸招牌雪茄(ソンイェンジャオパイシュエジャー)」NT$250は、葉巻をイメージした大人の味のティラミスで、数量限定メニュー!手作りの葉巻部分には凍ったクリームが入っていてアイスのような食感。エスプレッソをかけて召し上がれ。

サラダやパスタなどのしっかりごはんもあって、食事利用もOK!

「哥倫深焙水煮雞胸凱薩沙拉(ガールンシェンバイスェイズージーションカイサーサーラー)」NT$290は、コロンビアのコーヒーでマリネしてから低温調理した鶏むね肉をのせたサラダ。コーヒーの苦みが感じられるむね肉とサラダの相性が抜群で、やみつきになるおいしさです!

ボリューム満点のステーキがのったパスタは「蒜香辣味牛排義大利麵(スァンシャンラーウェイニョウパイイーターリーミェン)」NT$390。スパイシーなしっかり味で、パスタのなかで一番人気だそう!

寒い季節にぴったり!なのが、「白花椰鷹嘴豆濃湯(バイファイェインズェイドウノンタン)」NT$180。濃厚なカリフラワーのスープに、炒ったひよこ豆が添えられています。盛り付けもフォトジェニック。

おみやげにもぴったりな、おしゃれコーヒー豆もあります

お店では色々なコーヒー豆をおみやげに買うことができますが、特におしゃれなのがこの「ART ZINE」シリーズ。まるで雑誌のようなパッケージのイラストは台湾の現代美術家によるもので、それぞれの豆の風味を視覚的に表現しているそう。全て台湾産で、全6種類、各NT$880。

テントをイメージした三角形が可愛い「野營山系(イエインサンシー)」各NT$320は、ドリップバッグタイプ。サイドからこちらをのぞいているのは、「cama café」のイメージキャラクター・ビーノ君です。お店にはビーノ君デザインのマステやマグカップも売っていますよ。

ミニマムチャージはNT$250/人(別途サービス料10%)、食事時間は平日120分・休日90分です。電話かオンライン予約サイトから予約が可能。特に週末は混むので予約が必要です。

台北の真ん中にいながら歴史を感じられ、街の喧騒を忘れさせてくれるカフェ「CAMA COFFEE ROASTERS 豆留文青」。くつろぎの空間でこだわりのコーヒーを味わえば、きっと心が満たされますよ。

■CAMA COFFEE ROASTERS 豆留文青(カマ コーヒーロースターズ ドウリョウ ウェンチン)
住所:光復南路133號
TEL:02-2765-1008
営業時間:11時30分~20時(土・日曜は10時~)
定休日:無休

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Text/Photo:栗原怜里(台北ナビ)

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。


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