ベルギーの海外渡航情報! ビザは必要? 時差は?変換プラグのタイプは?ベルギー旅行の際に知っておきたいことまとめ(2024年10月19日更新)
再び盛り上がりはじめた海外旅行。渡航の前に用意しておくことやもの、最新情報をこの記事で確認してから出かけましょう!
Summary
治安
旅行者をターゲットにしたスリ・置き引き・ひったくりといった窃盗や強盗が多発している。とくに観光の中心で人が多いブリュッセル南駅やルイーズ駅周辺、公共交通機関内、グランプラス広場周辺などで、窃盗犯罪の被害に遭わないよう注意を。話しかけて気を引き、その隙を狙う「話しかけ強盗」も多い。駅、空港、ホテルのロビーやフロント付近、列車の乗降時や移動中にも気をつけたい。
紛失・盗難
パスポート
現地の警察に届け、盗難(紛失)届証明書を発行してもらいます。ホテル内での盗難、紛失の場合はホテルからも証明書を発行してもらいましょう。その後、日本国大使館へ出向き、紛失旅券の失効手続きを行い、パスポートの再発行、または帰国のための渡航書を申請しましょう。
クレジットカード
不正使用を避けるため、まずはカード会社に連絡し、カードを無効にしてもらいます。クレジットカード番号、有効期限が必要となるので、メモ用紙などに書いて別の場所へ保管しておくとよいでしょう。その後、不正使用されたときの証明のため、警察に届け出て、盗難(紛失)届証明書を発行してもらい、カード会社に再度連絡しましょう。
スマートフォン
第三者の不正利用による高額請求被害のケースが発生しています。クレジットカードと同様に、まずは各キャリアへ連絡し、スマホ利用中断の手続きをとりましょう。
荷物
警察に届け出て、盗難(紛失)届証明書を発行してもらいます。ホテル内の盗難、紛失は、ホテルの証明書も必要です。海外旅行傷害保険に加入していて、携行品特約を受けている場合は、帰国後速やかに保険会社へ連絡し手続きを行います。保険の請求に、現地の警察が発行した盗難(紛失)届証明書が必要となります。
現金
手元に戻ることはほとんどないと考えて。対処の方法は警察に届け出て、所定の手続きを行います。万が一に備えて、現金は必要最小限の額しか持ち歩かず、クレジットカードなどとは分けて所持しておきましょう。
病気・けが
ホテルのフロントに連絡し、医師を紹介してもらうか、病状が悪ければ救急車を呼んでもらいましょう。医療費は海外旅行傷害保険に入っていればキャッシュレスで診療を受けられますが、後日請求する場合は、診断書や領収書は忘れずにもらっておくこと。ほとんどの保険会社で日本語アシスタントサービスを行っているので、保険加入の際に渡される保険ガイド冊子で連絡先をあらかじめ確認しておくと安心です。
空港から市内へ
【ブリュッセル(ブリュッセル空港)】
◎鉄道(快速列車インターシティ(I C))
ブリュッセル中央駅まで約15~25分 €11.50(1等席)、€10. 30(2等席)
◎タクシー 約20~30分 €60程度
◎バス(AIRPORT2CITY) 約30分 €7.50程度(券売機購入の場合)
交通
ブリュッセルの交通
ブリュッセルの公共交通機関(仏語でSTIB/蘭語でMIVB)はトラム、プレメトロ、メトロ、バスの4種類。詳しい路線図はグラン・プラスにある観光案内所やメトロの窓口などで入手できるほか、ブリュッセル市交通局のホームページwww.stib-mivb.be/ からもチェックできます。ただし、海外でもネットが使えるなら、地図アプリ「Google Maps」などでルート検索するのが便利。市内の主要観光地は健脚であれば、ほとんど徒歩で回れる範囲にあるので、公共交通手段を上手に組み合わせて、効率的に観光を楽しみましょう。
【切符の種類】
トラム、プレメトロ、メトロ、バスなどの公共交通機関の切符はすべて共通です。メトロ駅構内のキオスクや各種乗り場付近にある自動券売機で紙の切符を購入することができます。1回券は€2.60(改札後1時間有効)。バスやトラムは1回券のみ車内で購入できますが、現金不可でカードのみ利用可能です。1回券のほか、1日券€8(券売機購入の場合)もあり、購入者のみの利用に限られます。最近では、タッチ決済式のクレジットカードをそのまま交通系ICカードとして利用することも可能。
トラム・プレメトロ
観光客がブリュッセルの街を移動する場合、一番便利なのがトラムです。市内のほとんどの場所を網羅しており、中心部から少し離れた場所に行きたいときも頼りになります。プレメトロとは一部のエリアで地下を走るトラムのことで、13・4号線の2路線あります。運行時間は5~24時ごろで、10~20分間隔で運行しています。なお、プレメトロは車内では切符を買えないので、必ず駅の券売機かキオスクなどであらかじめ購入しておきましょう。検札機は改札口や車内にあります。
メトロ
メトロは1・2・5・6 号線の4路線あります。観光客が訪れる主要なエリアでは1・5号線、2・6 号線がそれぞれ同じ場所を並行して走っているので、2つのうちのどちらに乗ってもよい。メトロは車内では切符購入できないので事前に購入しておきましょう。ホームでは方向を間違えないよう終点駅名のチェックを忘れずに。
タクシー
基本的に流しのタクシーは走っていないので、中央駅や南駅、北駅などの駅前か、広場などの市内にあるタクシー乗り場から乗りましょう。レストランでは、店のスタッフに電話で呼んでもらうことになります。また、ホテルで客待ちしているタクシーも乗ることができます。ドアは自動ではないので自分で開閉しましょう。Uberもありますが、あまり一般的ではありません。
バス
バスは細かい路線網が整備されており、使いこなせればとても便利です。ただし、ルートによっては運行本数が少ない場合もあるので、事前に時間をよく確認しておくことが大切です。路線図はメトロ駅構内のキオスクで入手するか、ブリュッセル市交通局のホームページで検索しましょう。バスに乗るときは、停留所に目的のバスが近づいてきたら手を挙げて合図します。
日本国内
●大使館・情報収集
◎在日ベルギー王国大使館
https://japan.diplomatie.belgium.be/en
◎ベルギー・フランダース政府観光局
https://www.visitflanders.com/en
●主要空港
◎成田国際空港インフォメーション
https://www.narita-airport.jp/jp/inquiry
◎羽田空港(東京国際空港ターミナルインフォメーション)
https://tokyo-haneda.com/contact/
◎関西国際空港案内センター
https://www.kansai-airport.or.jp/contact
◎セントレアテレホンセンター(中部国際空港)
https://www.centrair.jp/help/contact/
◎福岡空港お問合せフォーム
https://www.fukuoka-airport.jp/contact/
ベルギー
●在ベルギー日本国大使館領事部(ブリュッセル)
住所:Rue Van Maerlant/ Van Maerlantstraat 1
https://www.be.emb-japan.go.jp/itpr_ja/consular.html
●緊急時・現地情報
◎警察
TEL:101
◎警察・救急・消防(EU諸国共通)
TEL:112
●クレジットカード会社 緊急連絡先
◎Visa®(クレジットカード紛失時のお手続き)
https://www.visa.co.jp/support/consumer/lost-stolen-card.html
◎JCB®(JCB紛失・盗難海外サポート)
https://www.jcb.jp/services/emergency_support.html
◎Mastercard®(お手持ちのMastercard®に関するお問い合わせ)
https://www.mastercard.co.jp/ja-jp/personal/get-support/issuer-contact-information.html
◎アメリカン・エキスプレス®(カードの紛失・盗難時に)
https://www.americanexpress.com/jp/support/contact/lost-stolen.html?intlink-hp-cs-top-trouble
●2024年10月17日時点の資料を基に執筆しています。内容は新型コロナウイルスの感染拡大状況等により変更となる場合がありますので、最新の情報はご自身で各所公式Webサイトにてご確認ください。
●本情報は、各所公式Webサイトの情報を中心に掲載していますが、新型コロナウイルスをめぐる各国の対応策は流動的ですので、本情報の内容から更に変更されている可能性もあります。これらの国への渡航を検討される際には、各国当局や各国在京大使館のWebサイトを参照するなど、最新の情報を十分に確認してください。
Text:るるぶ編集部